現在ラスベガスのシーザース・パレスで開催されている映画館オーナーらの年次集会「シネマコン」で、ジェームズ・キャメロン監督待望の最新作『アバター2』の映像とタイトルが、お披露目されたようです。
キャメロン監督は、現在『アバター2』の作品最終仕上げのため、まだニュージーランドに滞在中だそうで、事前に収録されたビデオ映像で本作について、以下のように語ったそうです。
“アバター2は、最も大きなスクリーンと、最も没入感のある3Dのためにデザインされた作品。映画でできることの限界を試そうと思ったのです。”
シネコン来場者には3Dメガネが配られ、ほとんどセリフがない数分間の予告編映像が披露されたようです。クリスタルブルーの海や湖の映像が広がり、まばゆいばかりのパンドラ世界のさまざまなエリアが紹介され、ナヴィ族がクジラやペリカンなど様々な生物と触れ合う映像もあったようで、中には最新3D技術によってスクリーンから立体的に飛び交い、中には観客の顔面に飛び込んでくるような錯覚を感じるほどのものもあったようです。
この特別予告編は、5月6日に米で公開されるマーベル映画「ドクター・ストレンジ in the Multiverse of Madness」の上映劇場限定で公開されるようです。
『アバター2』では、1作目から10年以上経過した世界が舞台となり、正式タイトル名は
「アバター:ザ・ウェイ・オブ・ウォーター」。
ジェイク、ネイティリとその子供たちのサリーファミリーの物語で、彼らに付きまとうトラブルや互いの安全を守るため、生き続ける戦い、そして彼らを襲う悲劇などが主に描かれるようです。
プロデューサーのジョン・ランドウは、
「観客が他では得られないような体験をする必要があり、それは映画館だけでなければならないのです。」
とランドウは述べています。これは劇場オーナーに向けてのメッセージではありますが、ホームシアターなど家庭で楽しめるエンターテインメント・システムも進歩している中、やはり映画館こそが家庭では味わえない最高の映画体験空間でなければならないのです。
2億5千万ドルの予算で製作された「アバター2」は、ジェームズ・キャメロン、サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、ジョバンニ・リビシ、シガーニー・ウィーバー、CCHパウンダー、スティーブン・ラングの前作の顔ぶれに加えて、2では新たにケイト・ウィンスレット、ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ヨー、イーディ・ファルコ、クリフ・カーティス、ジェマイン・クレメントといった新キャストが登場するようです。
「アバター」が2009年12月に公開され、結果的に全世界で28億200万ドルの超大ヒットしました。それから既に10年以上が経過していますが、ディズニーは「アバター2:The Way of Water」の公開に先駆けて9月23日に「アバター」の劇場再公開を予定しているようです。
「アバター2」は12月16日に公開され、3作目となる続編は2024年12月20日、その後2026年12月18日、2028年12月22日に公開される予定との事。🔚
via Variety
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