キーファー・サザーランド、「“24”のストーリーは、まだ未解決だと思っている。続投は、脚本の出来次第。」と前向きな発言。

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24 -Twenty Four- 」がFOXで2001年に放映開始されて以降、一気に人気を獲得し、全世界でアイコニックなキャラクターとなったジャック・バウアーを演じる、キーファー・サザーランドですが、「24」を象徴するジャック・バウアーから離れて随分経ちます。

キーファーはその間に、「サバイバー:宿命の大統領」で、アメリカ大統領になっていました。そんなキーファーが果たして今になってジャック・バウアーに復帰するのでしょうか?

キーファーは2014年に12話の限定シリーズ「24: Live Another Day」で、ジャック・バウアー役に復帰しましたが、それ以降は音沙汰なし。。

ところが、キーファー・サザーランドは最近のGQ MagazineのYOUTUBEインタビューで、様々な作品を振返りつつ、「24」についても続投など様々な事を語っています。髭を蓄えてちょっとふっくらした?印象ですw

キーファーサザーランドは「24」の続編の可能性について、

「ジャック・バウアーのストーリーがまだ “未解決 “のままだと感じているので、さらなる「24」の可能性については、常に扉を開けて待っているよ。」

と前向きに語っています。

ジャック・バウアーは、「24」のシーズン9「Live Another Day」で、最後クロエを救うために自らロシアとの身柄引き換えに応じ、ロシアに拘束されヘリに乗って連行される場面で終わっています。

キーファーの言うとおり、明らかに「24」のドラマとしては“未解決”のままなのは確かです。逆にシーズン8の方が、ジャックの置かれた状況からも一区切りついた状態でストーリーは終わっています。

“懐かしいね。24は、本当に途方もない経験だった。何かをやるかやらないか、その答えを断定しないほうがいい。ということを学んだんだ。とにかく、あのキャラクターを演じるのが好きなんだ。“

と述べ、24のジャック・バウアー役には今でも愛着を感じているようです。

“24のストーリーはまだ未解決だと信じている。もし、自分にとって意味のある、そして24に貢献出来ると思われるストーリーが用意されれば、たとえ自分の参加が限定されたとしても、作品には関わりたいと思う。”

キーファーは、とにかく脚本の出来次第と述べ、後は「24」を生み出したハワード・ゴードン(プロデューサー、製作、監督)のやる気次第、とも述べています。

「24」は、2001年から2010年まで9シーズンに渡り、なんと合計で192話も製作、放送されました。2006年にはエミー賞の優秀ドラマシリーズ賞を受賞しています。

2017年には、スピンオフシリーズ「24:レガシー」で復活し、コリー・ホーキンスが演じる新たな主人公が登場しました。キーファー・サザーランドはこの番組の製作総指揮を務めていましたが、ジャック・バウアーで登場するのではないか?とうファンの期待に応えることはありませんでした。

「24」の米国での初放送は2001年11月で、これは同時多発テロから僅か2カ月後だったのです。キーファーは、当時を振り返り、9.11テロの影響で撮影中断された時に、もうやりたくないと感じていたようです。

「9.11テロのあの恐ろしい日の後、「24」でアメリカの歴史における大惨劇(テロ)を模倣しているのでは、私たち全員が強く感じていた事もあって、もうやりたくないと何週間も思ったことを覚えているよ。(あの状況下では)おそらく、番組関係者の全員が同じ気持ちだったと思う。私たちが今見ているこの恐ろしい出来事に近い事を番組で表現することに、誰も近づきたくなかったんだ。」

と述べ、9.11テロという史上最悪のテロ事件の直後だけに、テロリストが登場しテロを引き起こそうとする「24」という番組が、当時は微妙な状況下に置かれていた事が分かります。しかし、視聴者はそうではなかったようです。

“しかし、この国の人々の気持ちはまったく違っていた。たとえそれが単なるテレビ番組で、男が反撃するもの内容であったとしても、それが彼らの望みだったのです。だから、私たちはそうしたのです。”

と述べ、9.11テロで沈んでショックに打ちのめされていた当時、逆にテロリストに敢然と立ち向かうジャック・バウアーの姿に視聴者は勇気づけられ、それを望んだ。という事のようです。

さらにキーファーは、「ジャックが行き着いた地獄(中国、ロシア?)から新キャストが連れ戻そうとするストーリーなら筋が通っていると思う。」と述べています。これに関しては、“ハワード・ゴードンにも話してある。”との事。

この発言からも、水面下では本格的とは言わないまでも、キーファーとハワード・ゴードンは話し合ってはいるようですね。しかも「常でドアは開けている」「ジャック・バウアーを演じるのが好きだ」と述べている事からも、状況次第では「24」復活はかなり可能性としてあるかもしれません。

前述したように、シーズン9(Live Another Day)で、ジャックはロシア当局に捕まったクロエを助けるために、自らロシアと身柄交換に応じ、ロシアのヘリに乗り連れ去られる所で終わっているので、その後の展開が描かれ、ストーリー上でキッチリと一区切りをつけて欲しい気もしますね。

「24」は、ディズニーがFOXを買収した事もあり、ディズニープラスでシーズン1〜7まで観る事が出来ます。

GQのYOUTUBEインタビューでは、キーファーが出演した様々な作品、そしてバンパイア映画として今もカルト的な人気がある『ロストボーイ』についても語っていますので、ご興味のある方は必見のインタビューです。

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via GQ Magazine YOUTUBE

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