『Hellblade 2』がプレイステーション5で発売に値する理由

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海外ゲームメディアのGameRant「Hellblade 2をプレイステーション5で発売すべき理由」という記事を掲載しています。

Game Awards 2021で事前の噂通り披露された「Senua’s Saga: Hellblade 2」のゲームプレイ映像ですが、トレイラーを見る限り、目を見張るグラフィック、世界観など、素晴らしいゲームになることは間違いなさそうですが、開発スタジオのニンジャセオリーは、約3年前にマイクロソフトに買収され、現在はXbox Game Studioに属していますので、本作はマイクロソフト独占タイトルになります。

1作目の「Hellblade: Senua’s Sacrifice」は、精神病の世界を芸術的に描写し、そのリアルな映像とサウンドでゲーム界、プレイヤーに衝撃を与えました。ゲームに関しては完璧とは言い難い出来ではないかもしれませんが、精神病を患った事のある経験者から幻視、幻聴体験で見た世界を徹底的にリサーチし、経験者と精神科医の監修の元で再現された世界は、非常に興味深くプレイすべき価値のあるタイトルだと思います。

公開されたゲームプレイトレイラーを見る限りでは、アンリアルエンジン5で開発されている事もあって、驚異的な岩肌の質感、主人公セヌアの表現、ライティングなど非常にインパクトあるタイトルとなっています。

前作はプレイステーションで先行発売されましたが、最終的にマルチプラットフォームで発売されたにもかかわらず、『Hellblade 2』はXbox Series X|SとPC向けにのみ開発されています。

その結果、SwitchとPlayStationのプレイヤーは本作をプレイする事が出来ません。GameRantは、

「Hellblade 2は、すべてのプレイヤーが体験する価値のあるゲームであり、これは間違いなく悪い判断だ。」

としています。

ニンジャセオリーは、カプコンの『デビル メイ クライ』で有名なイギリスのスタジオですが、「Hellblade」で素晴らしい成果をあげた事で、2018年にマイクロソフトに買収されました。この買収によってニンジャセオリーは、さらなるアイデアを探求するための資金を得て更にスタジオ規模を拡大しています。

『Hellblade 2』は、Xbox Series X|Sの“コンソール独占“タイトルとなります。つまり、プレイステーションで「Hellblade」のファンになったプレイヤーは、XboxやゲーミングPCでしか続編をプレイするしかありません。

「Hellblade 2」はアンリアルエンジン5で開発されているので、最新トレイラーを見れば、このゲームが今までのゲームグラフィックスのレベルを超えて進化しており、本作は真の意味での“次世代体験“となることがわかります。これによってSwitchで発売されないことは理解出来ますが、プレイステーション版がないのは残念かもしれません。

GameRantは、

「プレイステーションは、『Hellblade 2』に最適なプラットフォームだと思います。『Hellblade』は、五感を刺激し、精神世界を探索するために、斬新な方法に大きく依存しているゲームです。本作のサウンドデザインは非常に重要な要素になっています。セヌアは頭の中で響く声を頼りに探索し、暗闇の中では音を頼りに行き先を探します。

PS5に搭載された「テンペスト3Dオーディオ」機能により、没入感のあるオーディオ体験を提供することで、サウンドデザインを大きく向上させることが出来るでしょう。PS5に搭載された新たなサウンドテクノロジーによって、プレイヤーは、主人公「セヌア」の頭の中にいるような感覚を味わうことが出来ます。」

としていますが、3Dオーディオに関しては、XBOXもDolbyと密接に提携し、DolbyAtmosや空間オーディオにも対応しているので、このあたりのサウンド面に関しては同等かな?と思います。

そして、XBOXのコントローラーは確かに絶妙なデザインで本当に素晴らしいコントローラーですが、PS5のデュアルセンスコントローラーは、“触覚フィードバック“や“アダプティブトリガー“などの機能により、個人的な感覚ではXBOXのコントローラーより、より細かな微妙な感覚、感触、強力な反発力を備えているので、PS5のデュアルセンスコントローラーの機能を上手く利用することで、ゲームの世界への没入感を高めてくれるかもというのはあるかもしれませんね。

「Hellblade 2は、ゲームの世界における“独占権“の問題を浮き彫りにしています。企業にとっては経済的な意味があるかもしれませんが、ゲーマーにとってはフランチャイズを最後まで追うことができないという不利益があります。プレイステーションユーザーの何人かは、セヌアの悲しみや自信喪失、壊れた精神との戦いに共鳴していました。その一部のファンが続編を体験できないのは残念なことです。」

としていますが、こういった囲い込みは昔から常にある事で、マイクロソフトの場合は「ゲームパスの標準恒久リストを充実させて、より多くの加入者を獲得する。」という狙いもあっての買収です。独占、時限独占はプレイステーションも行っていますし、この独占云々の問題を言い出すと水掛論になってしまうかなと。

現状、『Hellblade 2』をプレイしたいのであれば、XboxSeriesX|S かPCでプレイするしかない。」としか言いようがありません。自分もプレイステーション独占タイトルがプレイしたいので、PS4Pro、PS5を買ったわけで、プレイしたければハードウェアを買いましょうという事ですね。

記事の最後では

「Hellblade 2はプレイステーションでは発売されませんが、いずれPS5で発売されることを願っています。」

と結んでいます。

プレイステーション5ユーザーの気持ちを代弁したかのような記事ですが、前述のように既にニンジャセオリーは、マイクロソフトのファーストパーティスタジオになっているので、PS5でリリースする可能性は低いのではないでしょうか?ソニーが買収したスタジオのタイトルを、XBOXでも出すべきだと言うようなものなので、難しいでしょうね。。これは「スターフィールド」についても同様かもしれません。🔚

2 件のコメント

  • GameRantはなんて馬鹿馬鹿しい記事を書くんだろ。
    こういう事ずっと言い続けるんだろ呆

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