先週発売されたファン待望のDiablo Ⅱのフルリメイク「Diablo II: Resurrected」は、残念ながら相次ぐ不具合で混乱した発売となってしまったようです。
プレイヤーは、オンライン接続の問題、ゲームからのロックアウト、キャラクターのセーブデータ消失など、様々な問題に悩まされ、ゲームをほとんどプレイできない状態に陥りました。
週末、Blizzardは事態を収拾すべく、最初のアップデートを配信し、キャラクターのロックアウト問題を解決するために数時間にわたってサーバーを停止しました。このパッチでは、ゲームのミニマップに関する厄介な問題を修正し、安定性とパフォーマンスをさらに向上させることを約束しています。パッチの概要は以下の通りです。
- ミニマップが以前のセッションのミニマップと重なってしまう問題を修正。
- ユーザークライアントがクラッシュする原因となっていた関連する多くのバグを修正。
Blizzardは、Advanced Vector Extensions (AVX)をサポートしていないCPUでプレイしているユーザーの為に、修正を約束しています。これはかなり古いプロセッサの場合に限られますが、D2 Resurrectedのベータ版では問題なく動作していたようなので、製品版で動作しなくなったことに多くの人ががっかりしているようです。Blizzardによると、この問題は比較的簡単なエラーによるもので、近いうちに修正が行われるとのこと。
先週末に発生したAdvanced Vector Extension (AVX)に関する問題について、開発チームからの最新情報をお伝えします。開発チームは、修正の可能性があると考えていますが、これはAVXに限ったことではありません。この修正は、AVXをサポートしていないユーザーも含め、すべてのユーザーに影響を与える可能性があるため、適切なテストを実施したいと考えています。
AVXを搭載していないCPUは最低スペックを下回っていますが、できるだけ多くの方にプレイしていただけるようにしたいと考えています。ベータ版では、AVXを使用しない設定でも動作していました。ゲームを最適化する際に、誤って発売時にAVXの必要性を盛り込んでしまいました。QAは、既存のプレイヤーに影響を与えないようにするために、これらのシナリオや設定のすべてについて、さらに数日間のテストを行う予定です。
『Diablo II: Resurrected』は様々な問題が依然として残っており、キャラクターのロックアウトを訴える人もいれば、Blizzardのバグレポートフォーラムには新たな苦情が絶え間なく寄せられており、正に混乱しています。
MetacriticページのPC版ユーザーレビュー欄では、0点〜10点の低評価がポジティブ評価を大きく上回り、ユーザー平均スコアは4.7と低迷しています。厳しい評価を下したファンたちが激しいバトルを繰り広げています。
非常にファンの多い2作目のリメイクでもあり、期待の大きなタイトルだった反面、その失望も大きかったようで、怒りが収まらないファンも多くいるようです。🔚
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