新型iPad mini、CPUはクロックダウン版だが、GPUはiPhone 13 Proシリーズと同様に5コアGPUを搭載、グラフィックス性能は同じ。

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先日発表された第6世代となる、新型iPad miniにはクロックダウンされたA15 Bionicが搭載され、いくつかのシングルコア・テストとマルチコア・テストで先代のA14 Bionicに負けている事が明らかになっていましたが、GPU(グラフィック・プロセッサー)ではその様な事もなく、iPhone13ファミリーのハイエンドiPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxと同じ5コアのGPUを搭載しています。

新型のiPad miniとiPhone 13シリーズの上位機種ProとProMaxだけが、A15 Bionicの5コアGPUを搭載しています。

それもあってか、Geekbench 5でiPad mini 6がMetalで13759のスコアをマークしており、この事からもAppleは新型iPad miniのA15 BionicチップのGPUコア数には妥協していなかったことが明らかになったわけです。

グラフィックテストでは、iPhone 13 Proと同じ5コアGPU構成にもかかわらず、iPhone 13 Proの方が若干遅くなっています。iPhone 13 Proは、A15 Bionicの5コアGPUによって、昨年のA14 Bionic GPU(iPhone 12 Pro、Pro Max)より55%もの大幅なグラフィックス性能の向上を実現しています。

もしアップルが、新型iPad miniで先日明らかになったクロックダウンCPUのように妥協し。iPhone 13やiPhone 13 miniと同様の4コアのGPUを搭載していたら、このようなテスト結果にはならなかったでしょう。

この結果からも、新型iPad miniでは、iPhone13Pro、Pro Maxと同じ5コアGPUの恩恵で、LumaFusionでのビデオ編集やゲームや、グラフィックに負荷のかかるアプリケーションでは、先代モデルより大きくパフォーマンスが向上するでしょう。

そして、新型iPad miniでは「4GBのRAMを搭載」している事が判明しています。iOS15でどれだけ最適化されているかも気になります。

何はともあれ、新型iPad miniの良さはこのコンパクトなボディにあります。8.3インチのコンパクトなタブレットにも関わらず、最新のハイエンド・スマートフォンのiPhone 13 Pro、Pro Maxと同様のグラフィック処理パワーを持ち、モバイルデバイス最速に近い処理パワーを持っているわけです。しかも、アップルペンシル2、5Gにも対応し、コレだけでも買いと言えるでしょう。持ち歩けるコンパクトなボディの利点を活かすためにも、セルラーモデルをチョイスが1番オススメです。

新型iPad miniは、iPadファミリーで1番売れるでしょうね。🔚

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