米ハリウッド脚本家組合が選ぶ「米国TVドラマ100年」で堂々の1位に君臨する傑作マフィアドラマ「ソプラノズ:哀愁のマフィア」(原題:The Sopranos)ですが、主人公のトニー・ソプラノの若者時代を描く前日譚「The Many Saints of Newark」副題:ソプラノズ・ストーリー」のトレイラーが遂に公開されました。
主人公である、トニー・ソプラノを好演し数々のエミー賞を総ナメにしたジェームズ・ガンドルフィーニは、残念ながら2013年6月に休暇滞在先のイタリア・ローマで心臓発作で亡くなっています。当時は、惜しまれつつ終了したTVドラマの映画化の企画も出ていた中での急死に、誰もが驚き、ソプラノズ・ファンにとってもショックでした。。それから8年、、待ちに待った新作です。
「The Many Saints of Newark」(サブタイトルは「A Sopranos Story」)は、HBOの犯罪TVドラマシリーズ「The Sopranos」の前日譚として、アラン・テイラーが監督、オリジナルシリーズを手がけたデビッド・チェイスとローレンス・コナーが脚本を担当します。
主演はアレッサンドロ・ニヴォラ、レスリー・オドム・ジュニア、ジョン・バーンサル、コリー・ストール、マイケル・ガンドルフィーニ、レイ・リオッタ、ヴェラ・ファーミガです。
ストーリーは、1960年代から1970年代のニュージャージー州ニューアークを舞台に、1967年に起きた暴動を背景に、イタリア系アメリカ人とアフリカ系アメリカ人コミュニティ間の緊張関係を描いた作品で、主人公のトニー・ソプラノが10代の頃に、家族が巻き込まれた激しいギャング抗争の中で成長していく姿を描いています。
ニュー・ライン・シネマがHBOフィルムとともに『The Many Saints of Newark』の製作権を獲得しています。ワーナー・ブラザース・ピクチャーズは当初、本作を2020年9月25日に公開する予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、公開日が2021年10月1日に変更され、さらにストリーミングサービス「HBO Max」で1カ月間同時公開されます。
ワーナーブラザーズの公式作品紹介の日本語訳は以下のとおりです。
若き日のアンソニー・ソプラノは、ニューアークの歴史の中でも最も混乱した時代の中で成長していた。一人前の男になった彼は、人種対立が激化するニューアークで、全権を握るディメオ一家に対抗するため、ライバルのギャングたちが台頭し始めた頃だった。彼が尊敬する叔父のディッキー・モルティサンティは、仕事とプライベートの両方の責任を果たそうと奮闘しており、彼の甥に対する影響力によって、多感なティーンエイジャー(トニー・ソプラノ)は後に、私たちが知ることになる強大なマフィアのボスへと成長していく。
製作当初、主人公トニー・ソプラノを演じる俳優のオーディションが行われたようですが、オリジナル製作を手がけ本作でも製作、脚本を手がけるデビッド・チェイスは、主人公トニー・ソプラノを好演、2013年に亡くなったジェームズ・ガンドルフィーニの息子であるマイケル・ガンドルフィーニのオーディションを見て「彼しかいない」と即決したようです。本日公開されたトレイラーを見ると、その意味がよく分かる気がします。父親そっくりの顔だちで、正にトニーソプラノの若い頃そのものと言えます。これなら作品にもすんなりと入り込めそうで、本当に楽しみな作品と言えます。
日本では、U-NEXTがHBOと独占配信契約しているので、U-NEXTで観れると思います。
「ソプラノズ:哀愁のマフィア」をまだ観られていない方は、是非とも観て頂きたい傑作マフィア・ドラマです。全6シーズン構成です。ちょっと前までは、amazonプライムビデオでプライムメンバー特典で無料視聴出来ていたのですが、現在は有料となっており、無料で観ることは出来ませんが、U-NEXTで全話観る事ができます。
海外では全話収録ブルーレイコンプリートBOXも発売されていますが、日本では何故か未発売となっています。
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