新しいApple TV 4Kでは、テレビ番組や映画が「4K」表示されず、「HD」と表示されることに一部のユーザーから指摘されています。
この現象は、4Kソースを再生しリモコンでスライドダウンすると、上から降りてくるUIを観る事が出来ますが、そこに表示される解像度ソースが4KソースであってもHDとしか表示されないのです。
これは、Netflix、HBO Max、Disney+などのサードパーティ製アプリケーションや、スタンドアロンの「iTunes Movies and TV Shows」アプリケーションを通じて提供されるiTunesコンテンツも該当するようです。
メインのアプリである、Apple TVアプリは影響を受けておらず、すべての4Kコンテンツが正しく4Kと表示されます。
当初、この問題はHDMIケーブルの問題ではないかと考えられていましたが、ユーザーからは第1世代のApple TV 4Kと、発売されたばかりのモデルを同じケーブルで試しても同じ問題が発生するという声が寄せられています。
実際に画面に表示されている映像が、新しいApple TV 4K上でHDなのか4Kなのか、はっきりとした真偽は不明です。それは、実際に表示されている映像が4Kであっても、インターフェースがHD品質を表示するという、UIのバグなのではないか?という推測もあります。
しかし、Apple TVは、4Kモードでは常に4K信号をテレビに送信し、必要に応じてUIをアップスケールするため、これを確認することは正直なところ困難です。また、アプリケーションによっても動作が異なる可能性があります。
私もTV OS 14.6の状態で、NETFLIXやMovies iTunesで4K解像度ソースを再生し、上からUI画面をスライドダウンして確認してみましたが、4K対応タイトルのはずが、UIでは「4K」ではなく「HD」と表示されている事を確認出来ました。自分は、印象として前述のとおり、UIのバグではないか?と感じます。
Redditのユーザーによると、このバグはTV OS 14.6のパブリックリリースとTV OS 14.7のベータシードの両方に存在するそうです。
おそらく、アップルはこの問題を認識していると思われますが、修正のスケジュールはまだ不明ですが、そう遅れる事なく修正アップデートが来る事に期待したいと思います。
🔚
コメントを残す