米軍(特に海軍)は近年「未確認飛行物体(UFO)、未確認空中現象(UAP)」の報告を真剣に受け止めるようになり、米軍内の軍人による奇妙なUFO、UAP目撃情報を調査する 「未確認空中現象(UAP)タスクフォース」を設置しています。
その中には、米海軍の戦闘機パイロットが目撃した、物理法則を無視したような驚異的なスピードで急加速、急降下、急停止、そして水中を変わらぬ猛スピードで航行出来る謎の物体が多く含まれています。
政府は、これらの未確認物体が軍事的な脅威となるかどうかを知りたがっています。しかし、これらの未確認物体は、科学技術を発展させるチャンスでもあります。
実際に未確認飛行物体と遭遇し、戦闘機のカメラで撮影した米海軍のパイロットは、ポスト紙に “あの動きはどう見ても地球上のものではない“と語っています。
政府がUFOに真剣に取り組むのは良いことですが、政府の仕事はUFOが米国にとって軍事的脅威であるかどうかを判断することです。これらの未確認物体は、私たちの地球の科学技術を大幅に進歩させるチャンスでもあるのです。
しかし、残念ながら科学者はUFOについて質問されると、たいてい笑い飛ばしてしまいます。有名な宇宙物理学者であるニール・デグラス・タイソン氏は、「宇宙人からディナーの招待状が来たときにだけ、この考えを真剣に受け止める。」とくだらないジョークで返しています。
ところが、名門MITを卒業し、MITでインキュベーターPlay Labsを設立したRizwan Virk氏は、「これらの報告を真剣に受け止めないのは大きな間違いだ。」述べています。
Virk氏は、NBCニュースに寄稿した意見書の中で、UFOに対する「深い好奇心の欠如」が、学界のタブーや偏見を生む結果になったと主張しています。
学界や産業界では「宇宙人、地球外生命体」という言葉を添え、苦笑しながらこの話題を切り捨てることがいまだに多い中、MITのVirk氏は、「UFOを研究することは、”すべての科学 “を再定義する可能性があり、宇宙における我々の立場を新たに理解し、最先端素材科学、生物学、量子物理学、宇宙論、社会科学を新たに発展させることにつながる。」と述べています。
科学に革命をもたらす
Virk氏がUFO研究を科学面からも真剣に研究するべきという考えを受け入れたことで、MITをはじめとする伝統的にお堅い閉鎖的な教育機関にも、この分野の研究が徐々に浸透しつつあることを示しています。
Virk氏は、UFOが実際に存在することを人々に納得させるのではなく、「優秀な学者や産業界のリーダーたちが、偏見を超えて、誰がどのようにしてUFOを作ったのか、その背後にあるテクノロジーを解明するために、オープンマインドな調査をするようになる。」ことを望んでいるようです。
「UFOの背後にあるテクノロジーの研究を続ける人には、いずれ大きな報酬が得られる可能性がある。長い目で見れば、一時的に嘲笑を浴びるリスクを冒してでも研究に飛び込む人には、新しい物理学の法則はもちろん、複数のノーベル賞が与えられるかもしれません。」
と述べています。
名門MITの名のある科学者がUFOとそのテクノロジーについて「真剣に研究すべき」と発言してる事は驚きと言えるでしょう。
米国防総省が極秘のUFO調査組織、AATIP(先端航空宇宙脅威特定計画)の存在を認め、現在も国防総省内に未確認空中現象タスクフォースとして、UFO、UAPを真剣に調査し、米海軍も軍内部での目撃報告をする専門部署の設置など、UFOに対して嘲笑、黙認、隠蔽という姿勢から、徐々に「真剣に研究すべき」という姿勢に変化している事で、ようやく科学界でもタブー視から徐々に声をあげる研究者が出て来ていることは、良い兆候なのではないでしょうか。
この様な動きは過去のUFO史70年を見てもなかったことで、今後更なる前進や真相の公開機運が高まる事に期待したいところです。🔚
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