当ブログでも昨年2020年5月のブログ記事でご紹介しましたが、「DiabloⅡ」の完全な新規リマスター「DiabloⅡ Resurrected」がBLIZZ CONで正式発表されました。
参考当ブログ記事:【噂】Diablo 2のリマスターが開発中か?
DiabloⅡは2000年に発売された、Blizzardを代表する象徴的なタイトルでもあります。
「DiabloⅡ Resurrected」は、「DiabloⅡ」に加えて2001年に発売された拡張版『Lord of Destruction』も収録され、美麗な16:9のワイドスクリーンでリマスターされたグラフィックで、最大PCの4K解像度(3840x2160P)に生まれ変わります。
- モンスター、ヒーロー、アイテム、呪文、すべてが再誕
- 個性的な5つの章で語られる壮大なストーリー
- 当時そのままの変わらない「Diablo II」のゲームプレイを忠実に再現
- ブリザードのBattle.netへの統合をアップデート
- どのプラットフォームでプレイしてもゲーム状況を保持出来る「クロスプログレッション」に対応予定(ただし、各プラットフォームで本作の購入が必要)となっています
- ボタン一つでオリジナル・グラフィックとリマスターグラフィックへの切り替え可能
嬉しいのは、既に関連メディアでも報じられている通り、Switch、PS4、PS5、XboxOne、XboxSeries X|S、PCの全プラットフォームで発売される事。
「Diablo Ⅲ ROS(Reaper of Souls)」は海外ではXboxOne、PCでも発売されている(後にSwitch版も発売)のに、日本国内だけはプレイステーション・プラットフォーム独占でした。
当然、PC版もSTEAMでは買えず、ブリザードからも購入出来るのは、英語版のみ。XboxOneの場合は海外ストアで買う事は出来ましたが、当然英語版のみ。
しかもPS4ProとXbox One Xの両方をプレイしてみると一目瞭然なのですが、Xbox One X版の方がより高解像度でフレームレートも安定していました。
それもあって両方プレイした上で、Xbox One Xでやり込みたかったなとは思いました。しかし、PS4Proでパラゴンレベル700までプレイを進めていたので、またゼロからやり直す気力も暇もなく、自分はPS4Proでプレイしていました。
「DiabloⅢ ROS」の日本語ローカライズの出来は非常に高く、声優の声質も合っていてキャスティングも良いですし、日本語吹替が好きではない自分でも納得の高い完成度のローカライズだと思っていただけに、日本のみプレイステーション(PS)独占は残念でした。
そういった経緯もあり、Diabloの新作として既に発表されている「Diablo Ⅳ」でも、またPS独占になるのでは、、と懸念と不安もよぎりましたが、嬉しい事に国内販売元だったスクエアエニックスからブリーザードジャパンになり、日本国内でもSwitch版もリリースされました。
そして今回の「DiabloⅡ Resurrected」は全プラットフォームで発売、今回新たに製作された日本語字幕/ボイスが収録されます。そして旧世代の雰囲気を感じたいプレイヤーのために、リマスターグラフィックスとオリジナル・グラフィックを、ボタンひとつでいつでも自由に切り替えてプレイすることが出来るようです。
要はHaloマスターチーフコレクションのHalo Combat Evolved、Halo2アニバーサリーエディションのように、特定のボタンを押せば一瞬にしてオリジナル・グラフィックスへと簡単に切り替えて見比べて楽しめるという事です。
DiabloⅡのリマスターとは言え、ようやく最新作が全プラットフォームで発売され、PCユーザーは別として、コンソールゲーマーはどのハードでプレイするかの選択肢が増えて、素晴らしい事だと思います。
自分は、MSiのRTX 3090 Gaming X Trioグラフィックスカードがあるので、最高品質で安定した60fps、もしくは高フレームレートでプレイしたい事もあるので、PC版をチョイスしようと思っています。
Diablo最新作がこのようにマルチプラットフォーム展開になってくれたことで、他に日本国内のみPS独占だったタイトル、例えばRockSteadyスタジオの最新作「スーサイド・スクワッド:キル・ザ・ジャスティス・リーグ」もPC、PS5、XboxSeriesX|Sで日本版もマルチ展開になりそうで、この点でも今後サードのPS独占は多少減りそうで良い徴候かもしれません。
しかし、これも次世代機発売直後でそうなっている可能性もあります。Xboxがこのまま前世代機のように販売台数が尻すぼみに減って低迷するような事になると(既にその気配も感じられる、、)また同じ事の繰り返しになる可能性はあります。
XboxシリーズX、シリーズSが息長く日本国内でコンスタントに売れ続けることが出来るか、、ゲームパスという本当に素晴らしいサービスがあるにも関わらず低迷してしまうと、ゲームパスというサービスを持ってしてもダメなら、日本では何をしてもXBOXは売れないのではないかという事にもなってしまうかもしれませんので、その辺りは懸念するところでもあります。
ですので、日本でのゲームパスの認知度、浸透、XboxシリーズX、シリーズSの認知度、マーケティングは発売から1〜2年が勝負ではないでしょうか?この1〜2年でダメだと同じ事になりかねないかなと、、
日本はイメージ先行で売れる度合いが強いので、XBOX=売れないというレッテル、イメージを払拭しないと厳しいのではないかと思います。任天堂とプレイステーションという強いブランドが確率されている日本市場で売れるのは中々厳しい状況ではあるXBOXですが、ゲームパスというライバルを凌駕する素晴らしいサービスがあるので、それを土台に頑張って頂きたいものです。。🔚
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