【Forbs報道】HDMI2.1端子搭載のAVレシーバー(AVアンプ)で、次世代機やRTX30シリーズの次世代グラフィックカードで4K 120Hz表示出来ない、音が出ないなどの不具合が発生している模様。

次世代コンソールPlayStation 5やXbox Series Xや、nVIDIAの次世代グラフィックスカードRTX30シリーズは、HDMI2.1端子を備え、4K /120Hz、可変リフレッシュレート(VRR)、自動低遅延モード(ALLM)などの新機能を搭載しています。

しかし、HDMI2.1など次世代機能への対応で頭を悩ませているのはLGやnVIDIAだけではないようです。LGは先日、RTX30グラフィックスカード接続時の問題をファーウェアアップデートで解決したばかり(現在は、有機EL TV「Xシリーズ」での問題に取り組み中。)ですが、今度は、マランツ、デノン、ヤマハの最新のAVレシーバーにも次世代ゲーム機で問題が出ているようです。

XboxシリーズX、PlayStation5と新しいnVIDIAのRTX30グラフィックスカードのすべての新機能に対応できるHDMI 2.1端子を搭載したAVレシーバーの新製品を3社は発表しました。

しかし残念なことに、ドイツのウェブサイトHeisse Onlineでコンピュータ雑誌c’tの元のレポートによると、これらの新しいAVレシーバーでHDMIのバグにより、4K 120Hzまたは8K 60Hz映像をXbox Series XとnVIDIA RTX30シリーズのPCカードからスルー出力することが出来ず、画面がブラックアウトして表示出来ない不具合が出ているようです。

PS5は実際には異なるHDMI実装を使用している(ここの詳細が不明?)ため、今回の問題の影響を受けていない可能性が示唆されています。

Forbsによると、「より多くのPS5ユニットがAVレシーバーを持っている人の手に届くまでは、明確な事は言えない」としています。

影響を受けた各社のAVレシーバー機種リストは、以下でご覧になれます。

マランツデノンヤマハ

Forbsでは、この問題の原因は各社AVレシーバーが使用している、Panasonic Solutions社のHDMIチップの既知のバグだと言われているようです。(Panasonic Solutions社は現在Nuvoton Technology社の所有下にある模様)。

このバグは、HDMI 2.1のFixed Rate Link (FRL)機能の動作に影響を与えるようですが、残念ながら初期の調査では、この問題は単なるファームウェアのアップデートでは修正できないことが示唆されています。

厄介なのは、オンキョー、ソニー、パイオニアなどのブランドがこの欠陥のあるHDMIチップを購入したとされ、更に多くのAVレシーバーに問題が広がる可能性があるようです。

Forbsは、ヤマハとサウンドユナイテッドにコメントを求めたようですが、ヤマハはこれまでのところ「調査中」としか答えていないようです。

サウンドユナイテッドはForbsが記事を最初に掲載して以来、このHDMIの問題について2つの確認済みの「回避策」を詳細に回答しています。以下にその回答の全文を掲載します。

4K/120Hz出力をサポートする一部の新しいゲームデバイス(PS5、Xbox Series X、RTX30シリーズグラフィックスカード)は、デノン(またはマランツ)の8K AVレシーバーで完全に動作しない場合があります。

この非互換性の問題は、デバイス間のHDMIチップセットの不一致が原因であることが分かっています。

システムが8K HDMI入力を介してAVレシーバーに接続、4K/120Hzで出力するように設定され、AVレシーバーの4K信号が「8K Enhanced」に設定されている場合、システムの信号がディスプレイに表示されず、AVレシーバーで処理されたシステムのオーディオが聞こえないことがあります。この問題は4K/120Hz入力をサポートするディスプレイが使用されている場合にのみ発生します。

現在、この問題をさらに調査しており、後日解決策を提供する予定です。その間に、問題を防ぐためのいくつかの回避策を提供したいと考えています。

  • システムをHDMI経由でディスプレイに直接接続し、ディスプレイのARC/eARC機能を使用してAVレシーバーとディスプレイの間に接続されたHDMIケーブルを使用してネイティブオーディオをAVレシーバーに送り返すことができます。これにより、ユーザーはソースから送られたネイティブオーディオフォーマットをデコードすることができます。この方法では、ディスプレイのCEC/ARCオプションはAVレシーバーのHDMI制御、および/またはAVレシーバーのARCオプションと同様に有効にしなければなりません。AVレシーバーでは、このオプションはGUI内の “Video – HDMI Setup “にあります。
  • もう一つの回避策は、解決策が利用可能になるまで、ソースのビデオ出力を4K/120Hzではなく、4K/60Hzに変更することです。これにより、ソース、AVレシーバー、ディスプレイ間の信頼性の高い通信が保証されます。ソースのデフォルトは4K/60Hzで出力するように設定されていますので、コンソールをBOXから出して変更が開始されなかった場合は、それ以上何もする必要はありません。

Forbsでは「新しい情報が入り次第伝えていく」との事なので、当ブログでも日本語訳でフォローしていきたいと思います。

しかし、この問題がHDMIチップのハードウェアに起因するかもしれないということで、初期調査の段階とは言え、ファームウェア・アップデートで解決しない可能性もあるというのは、非常に厄介です。しかも他のメーカーまでもこの問題となっているチップを購入してしまっている可能性もあるようで、更には既に生産もされているとなると、これまた大変なことになりそうです。。

なんとかファームウェアのアップデートで改善されるよう祈るばかりです。

via Forbs

4 件のコメント

    • この問題どうなるんでしょうね。。
      記事読む限り、かなり洒落になっていない気が。。
      なんとかファームウェアのアップデートで改善出来れば良いですが、、

      気になったのはPS5がこの問題をもしかしたら回避しているかもしれないという部分です。
      これって、HDMI2.1端子ではないという事なのか、意味がよく分からなかったんですよね。。
      気になります。。

      • 多分AVアンプ関連でチップを購入した時点でバグを把握して、PS5には回避施策を講じたのかもですね。後考えられるのはネイティブ出力ではないということです。Proでの実績があるので、考えられます汗。ただ受け手側のアンプ側のチップバグっぽいので関連AV商品への波及は避けられないのでは。モニター関連に波及していないことを祈るばかりです。逆にLGのチップは大丈夫ということです映像関連は全て静観ですね。
        まだまだ次世代関連は五里霧中です。

        • もしソニーがチップのバグを把握し、PS5で回避したのなら、その回避策が非常に興味深いです。

          私もHDMI2.1端子を装備したAVレシーバーをそろそろかなと
          現在使用中のYAMAHAのAventage A3080なので、HDMI2.1端子を装備した後継を
          待っているんですが、これを見る限りしばらくは様子見したほうがよさそうですね。。

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