ようやくRTX3090が降臨したので、装着前に簡単なレビューを行いたいと思います。現状、私のPC環境では、EVGAのAIO(All in One)水冷のRTX2080Ti Hybrid Gaming XCを使っています。
120mmのラジエーターでAIO水冷としてはコンパクトな方だと思います。これは日本では未発売モデルなので、amazon.comで入手しました。当時で1200ドルくらいでした。
このモデルは、同じEVGAのトップモデルであるAIO水冷(240mm)KINGPINのような極端なOCモデルではないですが、アフターバーナーを使えば、軽く2000MHzを超えて安定して動作します。
EVGA 2080Tiラインナップのトップモデル「KINGPIN」
オーバークロッかーの[KINGPIN]とEVGAが共同開発したモデルからそう呼ばれています。
しかもAIO水冷なので、フル回転で2000MHz超える状況下でも、温度は上がっても56度程度ですので、RTX2080Tiカードとしては空冷のどのモデルより冷えて安定して能力を発揮してくれたので、大満足でした。
ですので、RTX3090でも出来るならAIO水冷のモデル、出来れば「KINGPIN」にしたかったのですが、発売日もアナウンスはまだで、入手する目処も立たずでいつに入手できるかも全く分からないので、断念しました。
現時点で最強RTX3090カードEVGA KINGPIN。なんと360mmラジエーターを装備!
現時点(2020.10.20)ではまだ未発売です。
それもあってRTX3090ならASUSのROG STRIXかMSIのGamingX Trioのどちらかにしようと思っていましたが、ASUSはROG STRIXを中々発売せず、MSIは中々抽選も当たらずでズルズルと来てしましました。
結果的にJoshin Webで確保する事が出来ました。MSiのグラフィックカードは久々なのでワクワクします。
パッケージは良く言えば見慣れたいつものデザインという感じです。悪く言えば、毎度ながらちょっとチープなBOX。ま、パッケージにやたらコストかけて価格上げても仕方ないですからねw中身で勝負ということです。
開封すると、このような形で収納されています。見慣れたパッケージに包まれています。下に見えているのは、重いRTX3090カードを支えるサポートステーが付属しています。これはありがたい親切な配慮です。
作りは質実剛健、ヘビー級のRTX3090カードを支えるだけあってがっしりした作りになっています。太さも大きさも規格外ですね。。
私はRTX3090に備えて長尾製作所のVGAステー用意しておいたんですけどね、、これでダブってしまうかと思いましたが、MSiのは根本から全体を支える構造なので、長尾製作所は最も垂れ下が理想な後部でつっかえ棒のように支えるので、ダブルでサポートすればより万全で良いかもしれません。
同梱物は以下の通りで保証書、製品紹介、取説、そしてセットアップガイドを漫画で分かりやすく解説したコミック冊子が入ってました。特に自作初心者の方には分かりやすくて良いかなと思いました。自作歴Win98から数十年の私もついつい読んでしまう、充実の内容です。最近のMSiってこんな物まで同梱しているんですね。
カード本体は既に各メディアやYOUTUBERの方のレポートで、大きさは覚悟していたこともあって、こんな物かなという印象であまり驚きはないです。過去にもMSiの1080Ti Lightningとか使っていたこともあるので、分厚いハイエンドカードは見慣れているせいかもしれません。とは言えど、やはりデカイですw
Xbox One X、PS4Proより背は高いです。厚みも負けていませんね。おそらく、グラフィックカード史上最大級のサイズなのではないでしょうか?w
グラフィックカードだけで、コンソールとほぼ同等の大きさ。。それだけ発する熱も膨大で、冷却にそれだけの大きさを取るという事でもありますね。
カードサイズの寸法は、全長32.3cm、幅が14cm、厚みが5.6cmとなっています。これは入れるケースを選ぶカードだと思います。
入力端子はメーカーによって異なっています。MSiのRTX3090 GamingX Trioは、Display Port Ver 1.4a x 3、 HDMI 2.1端子x1の合計4端子です。メーカーによってはHDMI 2.1端子x2のモデルもあるようです。
RTX3090のスペックですが、36テラフロップス、現時点で最速のGDDR6Xメモリを24GB搭載しています。AIのTensorコアやレイトレーシングコアは2080Tiより倍に性能UPしています。レイトレーシング対応タイトルでは、これが非常に大きいですね。。2080Tiでも重かった処理がかなり動くようになります。
電源ピンは「8pin x3」!知っていたものの、やはり実際に見ると驚きます。一応、私のケースはフルタワーなので、ケーブルの取り回しは面倒ですが、問題なく出来そうですが、改めて24pinはスゴイ。。消費電力は370Wとなっています。
MSiの推奨電源ワット数は750Wとなっています。ですが、ハイパワーな多コアの強力なCPUを搭載し、CPUもGPUもOCするなら、最低でも850W、余裕を見て1000Wはあった方が良いでしょう。OCの度合いによっては1200Wでも良いかもしれません。私はSeasonicのPRIME Platinum 1000W電源を使っています。
カードを見て真っ先に目に飛び込んできたのは、大きさもさることながら冷却ファンの形状でした。フィンが先端で一体化しています。
MSiによると、一対のファンブレードをリンクされた外輪で結合させることで、最新のTRI FROZR2冷却システムにエアフローを集中して大量に当てることが出来るとしています。
上のシミュレーション映像を見ると、ベーシックファンとの比較で取り込む風量、ヒートシンクにあたる風量も大幅に増していることが分かります。ファンの軸受はダブルボールペアリングで高耐久性です。
そして、心臓部のGPUチップに接するコアパイプは、GPUとの接地面を最大化するために、精密な加工が施され、最大限冷却効果を発揮させるため、ヒートシンクの全長に沿って熱を効果的に分散させるように精密に作られているようです。
更にヒートシンクにも工夫がされており、MSiによると「デフレクタ(整流装置)は、より多くの表面積を作り出し、エアフローを的確に一番冷却が必要とする場所に流すことで最大の冷却効率をもたらすようです。波状に湾曲した”Wave-curved 2.0”のフィンが効果的にエアフローの気流を分割し、ノイズを最小限に抑える」とのことです。
よく見ると、ヒートシンクが波状に湾曲しています。非常に凝った構造に。
上手くヒートシンクに熱が伝わってもヒートシンクで効率的に熱が放散されないと、効率が悪くなってしまいますからね。
上の図の様にヒートシンク側面にあるデフレクター(整流装置)も大きな効果がありそうです。
そして、バックプレートもメタル製プレートになっており、背面メモリチップなどのPCB自体の放熱効果があるようです。
この様に、さすがMSiという感じの出来栄えで、早く稼働したいところです。現在、RTX2080Tiでいくつかのゲームをキャプチャしており、RTX3080でのキャプチャを横並びでフレームレートがどれくらい変わるか、比較動画も合間を見て作ってみようかと思っています。
後はプレミアプロでの4K動画エンコードがどれくらい早くなるのか、この辺りも期待したいところです。🔚
到着、おめでとうございます。Youtubeでは海外モデルのnano90が48Gbpsになっているとの情報もあり、お持ちのnano91でももしかしたら4K120Hz4:4:4 12bit表示ができるかもしれません。その辺も含めて、対応状況などレビューしていただけると助かります。
ありがとうございます。
NANO90の48Gbpsの件、初めて知りました。
いつの間にそんなことになったのでしょうか、、驚きです。
NANO91で検証したいのですが、4K 120Hz 4:4:4 12bit表示を確認する術が
分かりません。。NANO91でレグザのような細いソース内容を表示するモードがないので、、
検証する術をご教授頂ければ、トライしたいと思います。
表示できなくてもディスプレイ設定では12bitにはできるんでしたっけ。それだとちゃんと対応してるかどうかはわからないですよね。てっきり48Gbpsに対応してないと、設定で12bitに出来ないもんだと思ってました。
ディスプレイ設定でも12bit設定はないですね。。
しかもNANO91にもそういったパラメータ表示機能も設定機能もないので
どう確認するのか困っていますw確認したいんですけどね。。
そもそも48Gbpsのソースというか、メディアはありますかね?
LG Nano90 (2020) NanoCell TV Review: Half The Price of OLED, Half as Good?
https://www.youtube.com/watch?v=lf09EfXgSxY
HDTVTestの動画ですね。
CXで発見された、リモコンの緑ボタン連打によるFreeSync状態の表示も試してみてください。
ツイッターに書きましたけど、緑色ボタン連打したら出てきますね!
これは素晴らしい。まだRTX2080Tiでキャプチャを撮り溜めていて、
まだRTX3090は接続してませんが明日中には接続してレポート記事書きますね。
しかし、CXではなくNANO91が本当に48Gbps対応だとしたら、意外な結果ですよね。。
CXとNANO91ではポジション的にはCXの方が上位なのに、、不思議です。
レポート楽しみにしてます。緑ボタン連打の隠しコマンドは、ゲーム機でもfpsの変化が確認できそうでいい機能ですよね。ただ出しっぱなしにはできないようで、2、3分で消えちゃうみたいですが。
RTX3090でテストして見ました。nVIDIAのコントロールパネルで12bitに変更し、
「RGB 12b 4L12」を確認しました。ということは、48Gbpsという事ですかね?
6月のLGの声明では2020年モデルの4K TVは全て40Gbpsと言っていたのはなんだったんでしょうかね。。
記事に書きたいのですが、48Gbpsという事で確定でいいんですかね?
2019年モデルはフル帯域に対応していたみたいですけどね。。
C9が対応しているから同じチップのNANO91も対応という事なのかな。。
12bitっぽいですかね。自分も新しいRTX3080を購入したので、来週中には問題が出なければCXとの接続で違いを報告できそうです。また、GeForce Hotfix Driver Version 456.98でG-Sync関係の不具合が解消されたとの報告もあるようです。
昨日色々とPCタイトルプレイしてみましたが、MSiのドラゴンセンターでエクストリーム設定にして
プレイしたところ、フレームレートが2080Ti比で大体15〜最大25fps向上してもう別世界ですw
特に重くて2080Tiでもfpsが低かったタイトルは全く違いますね。。
23万円ですが、コスパは別として今後のWatchdogs:Legion、Cyberpunk2077など重くなりそうな
タイトルでの動作が楽しみです。
あと、なんか気持ち画質が綺麗になった様な印象さえ感じます。。
12bitにしたせいか、気のせいなのか、、^^;明らかに綺麗に感じるんですよね、、
G-syncのウィンドウモードが酷かったので、GeForce Hotfix Driver Version 456.98で
解消したのなら、嬉しいニュースですね!情報ありがとうございます。
CXでどういう結果になるのか楽しみです。
確かに、数分で消えてしまいますねw 後は押す度に、表示位置が変わるというw
この機能は優れものなのでアップデートで常時表示してくれるようにしてくれるとありがたい機能ですね。
後は、フレームレートだけ大きく表示する機能を青ボタンに連打とかにあると便利だなと。
本当に素晴らしい情報提供して頂き、ありがとうございます。
RTX3090は明日にでもトライしてみます。
LG CX Has A Secret G-SYNC/ Freesync/ HDMI 2.1 VRR Information Bar
https://www.youtube.com/watch?v=H4CCcvtnjj8
CXだとPC画面でRGB10b 4L10nと出ていて、40Gbpsであるように思えます。nano90だとRGB 12b 4L12と出ているので、48Gbpsではないかということですね。
は?MSIのRTX 3090届いている!?
私はJoshinからメーカー側の部材の調達
が遅れているので10月下旬に延期する
との連絡が10月17日に来てたのに(T . T)
たまたま私の分の所で在庫が尽きたん
でしょうね。まぁ、Ryzen 9 5950X入手後
にしか組まないし、注文する予定の
Trydent Z Neo 3600 CL16 32GB×4枚の
入荷が1〜2ヵ月先なので年末にしか
組めない(T . T)
※GeForce RTX 3080 20GBはキャンセル
のようですね(T . T)そっちが本命だった
のに(T . T)悲しい限りです(T . T)
自分のオーダー分は10月19日に届きました。
なんと、メーカーの部材調達で10月下旬に延期ですか、、
自分はラッキーだったのかな、、^^; お先にすみません、、
Ryzen9 5950X、いいですよね〜
20数年インテル信者の自分も今回の5950Xはグラつきますね。。
3950Xでも素晴らしかったですけどねwしかも16コアが10万程度で買えそうですもんね。
キャッシュも凄い容量で驚きましたし。
5950Xに替えれば、一気にPCIe4.0システムに移行出来るので、魅力的です。
PCIe4.0のNVMe M.2 SSDにも出来ますしね。
メモリの入荷が1〜2ヶ月先wお預け食らいましたねwでもその分、満を持して組めるわけで
お楽しみという事でw 5950Xは11月上旬発売ですよね?明らかに良いのは分かっているので、
悩みます。。インテルにも逆襲して欲しいんですけどね。。AMDがイケイケ過ぎて後手後手な印象というか
後手後手にすらなっていないというw インテル信者としては苦々しい思いです。。(^_^;)
RTX3080 20GB、魅力的だったんですけどね。。3090の存在意義を脅かすのでキャンセルされたのかな?w
Ryzen 9 5950Xはまたもや争奪戦でしょう。。。
発売日に手に入るとは思っていないので年末に
組むのは丁度良いかも知れません(^^;;;;;
あ、今は
Ryzen 9 3950XでSSDはGen4 M.2 SSDなので爆速です(笑)
ただ、メモリがRyzen用ではない3600MHzの64GBだし、
マザーはASRockのX570 STELL LEGENDだし、
グラボはRTX 2080 SUPERなので早く買い換えたいですね!!
簡易水冷は同じNZXTのKRAKEN Z73 RL-KRZ73-01です(笑)
そのためにマザーと電源も新たに調達予定で
ThermaltakeのRGB 1200W電源とMSI MEG X570 Aceマザーボードを
11月5日前までに手に入れる予定です。
(年末にしか組めないので直ぐに買う必要が無いのですが、
Ryzen 9 5950Xが11月5日発売なので一緒に買っておこうというだけです(笑))
やはり5950Xも争奪戦なるでしょうねw
私はX299なので未だにPCIe3です (;_;)
でもサムスンの960Proで2200MB/sは一応出ているので
十分ですが、7000MB/sの980Proの2TB出たら買おうかと思っています。
その時がPCIe4移行のタイミングかなと。
RTX3090もPCIe4ですからね。。
5950Xにすべきか、インテルを待つかで揺れています。。
インテル信者だけに、、^^;
またしても・・・10/29にjoshinから11/中旬へ納期延期の通知が来ました。。。
そしたら偶然(かなりシビアなタイミング)ですけど、今日の朝、Amazonで
ASUS ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMINGを見たら完売で、
お昼に見たら在庫あり!!になってて速攻注文したら買えました!!
直後に再度Amazonを表示したら在庫なしに変わったので、私が最後???の
1本を買ったのでしょう( ´艸`)
よって、MSI RTX 3090はキャンセルしました!!
ラッキー!!11/3到着予定となっています!!こっちの方がOC1890MHzと
高機能なので嬉しい限りです!!値段も254800円(税込)ととんでもない
高額ですけど、逆にここまでMSIの納期が遅れてくれた事に感謝してます(笑)
不幸中の幸いですねw
ASUSのSTRIXは数あるRTX3090の中で1番OC率が高いモデルですからねw
良かったですねw
MSIのGAMING X TRIOも2050MHzまで上げても安定でOC出来ています。
そこまで上げても温度は59度でした。MSIのユーティリティDragon Centerはイマイチでしたね。
温度も自分が設定したより上がりましたし、なんだかんだでAfterburnerが1番ですね。
空冷モデルは久々ですけど、GAMINGX TRIOよく冷えるなと実感しました。
一応、Low Temperature BIOSを入れてます。後は、ファン設定も自分のカスタム設定です。