インサイドXBOXで突如公開されたSCORNですが、実は既に数年前から紆余曲折ながら開発は進行していたようですが、一体どんなゲームなのか?パッと見はエイリアンゲームの新作?にも見え、実に奇妙で興味を惹かれる作品です。
このゲームは2014年11月12日にプレアルファ映像を公開したトレーラーが最初にアナウンスされ、その後2014年12月にはKickstarterでのキャンペーンが失敗に終わったものの、それにも関わらず2部作のリリースが予定されており、開発は継続されていました。
2015年1月、SCORNは投資家からプライベートな資金調達を受け、2015年2月から本格的な制作が開始されました。ゲームは2部構成でのリリースが予定されていましたが、1つ目はDasein(ドイツ語のヴァナキュラー語で「そこにいること」(ドイツ語ではda「そこにいること」、sein「いること」)を意味し、マルティン・ハイデガーの哲学では「世界にいること」を意味しているそうです。
その後、発売日はまだ発表されていませんでしたが、開発チームはパーツではなく、ゲームを発売することを発表しました。2017年にEbb Softwareは2回目のKickstarterを立ち上げ、同年9月に目標の150,000ユーロに到達しました。
SCORNはゲーム機ではXbox Series Xのみ。Xbox One、One Xは対応せず。
そして数年後の2020年5月7日に、 PCとXboxSeriesXの独占タイトルとして発表されました。開発チームは4K 60fpsでのプレイ動作を強く望み、現行世代のXboxOne、XboxOneXでは60fps動作が厳しい事、開発をXbox SeriesXとPCに集中したいという事から、 Xbox One、Xbox One Xでは動作しないXbox SeriesXのみとなりました。
プレイヤーは、皮膚のない奇妙なヒューマノイドを操作し、奇妙な生き物と不気味なタペストリーに満ちた悪夢のような世界で迷子になり、鉄、肉、骨で構成された生きたテクノ・オーガニック構造体のようになります。
プレイヤーは、霧?の漂うエイリアンの宇宙船内部の様な不気味なエリアを多数探索し、ゲームの世界の詳細を理解する為に答えを探していきます。
現時点で判明しているのは、このゲームでは主にピストルとショットガンという2つの武器が登場します。ピストルは6発のショットガンで、ゲーム内の敵に軽度のダメージを与えます。武器のベースとなる口のような部分(どうやらプレイヤーの腕でグロテスクな形状をしている)を開けると、ピストルを取り外してショットガンと交換することができます。ショットガンは3連射式の武器で、近距離の敵にはかなりのダメージを与えるが、遠距離ではダメージが落ちてしまう。ピストルと同じ素材で構成されており、一見すると有機物でできているように見える。
開発者は、「世界に放り込まれる」というアイデアを中心にゲームをデザインしたと主張していますが、ゲームの設定についてはほとんど説明されていません。開発者は、この不穏な環境をキャラクターそのものにしたいと説明しています。
via Scorn Wikipedia
※
という感じで、英語のWikipediaではこんな解説が掲載されています。
2年前に公開されたIGNの8分間のゲームプレイ映像を見る限り、FPS視点の不気味なSciFiホラーシューターという感じですね。有機体の様なグロテスクなデザインの武器をプレイヤーの腕を脱着して武器を変えて時々出現する不気味なクリーチャーを倒して進んで行くようです。(漫画コブラのサイコガンか?と思いましたw)ボス戦も当然あるんでしょう。どのようなクリーチャーが出て来るのか?本当に楽しみです。
個人的にはエイリアン1、2、プロメテウス、コヴェナントが大好きなので、HRギーガーワールド全開のステージデザイン、そしてクリーチャーや武器など世界観がたまりません。
SCORNはSteam、 Windows Store、XBOXストアで発売されます。
今後、ゲームパスは更に美味しくなる
マイクロソフト独占タイトルとなったので、ゲーム版NETFLIXと言われているGame Pass対象タイトル入りは確定なので、Game Pass Ultimateメンバー(月額1100円)であれば、発売初日からXboxSeriesXとPC版を料金を払わずに即時にプレイ出来るので、その点でも非常に美味しいですね。
マイクロソフトが、傘下スタジオを多数買収しマイクロソフト独占(PCとXbox SeriesX)タイトルが増加するという事は、発売時にGame Pass入りする新作大作タイトルも増加するという事です。
こうなると、ますますGame Passの超お得感が増す一方なので、新規でXbox Series Xから購入検討している方などは、Game Passは入らないと損と言えるくらいお得だと思います。
つまり、本体とGame Passさえ入れば、マイクロソフト独占タイトルに関しては、他に追加費用は一切払わないで遊び放題なのです。更にサードパーティーのタイトルも新作ではないですが、豊富にあります。ここまでお得だと、逆に加入しない方が損かもしれませんw
今年年末からGame Passのメンバーが更に急増することは間違いないと思います。マイクロソフトが多数のスタジオを買収したのも、次世代機のXboxSeriesXの為のソフト囲い込みだけでなく、Game Passの購入者の拡大こそが最大の狙いだと思います。
サービス開始3年で1000万人加入者を突破と好調なので、マイクロソフトもより一層力を入れてくるでしょう。 🔚
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