先日ブルームバーグのレポート記事で、PS5の部材コストが上昇している影響でソニーがPS5の価格設定に苦慮しているという記事が出た後、エンターテインメント分析会社Ampere Analysisが発行するレポートで、ベテランゲームアナリストのPiers Harding-Rolls氏が執筆した新しいレポートでは、PS5とXbox Series Xの両機の価格が450ドルから499ドルになるとされています。海外で450〜499ドルとなると、日本では税込54800〜55000円くらいになります。
アナリストは、コロナウィルスの被害拡大による世界的な景気後退が、次世代ゲーム機の売上に影響を与えるだろうとし、レポートでは重要な事としてXbox All Accessのような、購入プランが重要だと指摘しています。
XBOXオールアクセス購入プランとは、初期費用なしで本体とXboxゲームパス、Xbox Liveゴールドが利用できる購入プランで、Xbox One S の場合は月22ドル、Xbox One Xなら月35ドルとなっています。日本で言えば、スマホの本体代金を分割で毎月のサービス料金に載せることで初期費用を抑える割賦販売みたいなものです。
日本ではゲーム機をスマートフォンのような割賦販売で購入するというのは馴染みがないですが、アメリカでは既にサービスがスタートしており、それなりに好調なようです。コロナウィルス感染拡大でアメリカの失業保険申請者数が過去最高の600万人超えという尋常ではない状況下では、この様な購入費用軽減となる販売施策は重要との事。
しかし、日本市場でしかもXBOXのゲーム機の割賦販売は未知数ではありますけどね。。
米国では現在、Xboxオールアクセスプランの申し込みはマイクロソフトストア店頭でのみ購入可能となっています。レンタルではなく、2年後に支払いが終われば自分の物となります。
MicrosoftのXboxオールアクセスでの販売方法は、ゲーム機のコストを分散し月額サービスも含めて販売する方法は、不況時の購入サポートするためにも重要です。
ゲーム機の部品関連のサプライチェーンや、ゲーム開発などで遅れがない場合、ソニーとマイクロソフトのゲーム機が2020年11月に発売されると予想、また価格は、450ドルから499ドルの範囲で発売されるだろうとしています。
実際、MicrosoftのXBOX部門ボスであるフィル・スペンサー氏が最近のIGNのUnlocked番組で、Xbox Series Xの発売に向けてXbox All Accessの大きな計画があると語っています。この点も要注目です。
Ampere Analysisレポートでは、次世代ゲーム機以外に、グラフィックスカードやバーチャルリアリティヘッドセットなどのPCゲームハードウェアも同様に影響を受けるはずだと述べています。
その一方、eSportsやゲームのライブストリーミングは大幅に向上しており、こちらは追い風を利用してもっと早く主流になる可能性があるとしています。
PS5、XboxSeriesXの販売価格は一体いくらくらいになるのか。。先日のブルームバーグの報道でも、ソニーはマイクロソフトの出方を見て値段を決めたいようで、マイクロソフトが先に価格を公表するのを待っているようです。
マイクロソフトがもし、498ドルくらいを設定したらソニーは450ドルくらいで攻めてくるのか、それともマイクロソフトが448ドルとなったらソニーは400ドルで販売するのか、、価格は重要なだけに今後の両社の動きは気になりますね。。
私の予想としては、XboxSeriesXは480~498ドル、PS5は430~450ドルくらいではないかと。。
両社の水面下での駆け引きも面白くなりそうです。 🔚
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