2020.4.15 Fri Update / この記事の後に早速Xbox One Xに修正パッチが配信され、Xbox One X版は大幅にフレームレートが高くなり安定するようになりました。ただし、解像度は3840×2160から2880×1620とPS4Proと同じになりましたが、ジャギーはPS4Pro版より少ないのでおそらく余力で勝るXboxOneXにはAA(アンチエイリアス)がかかっている可能性があります。
4月3日に発売するバイオハザード3リメイクの海外レビューが出始めています。色々と読んでみましたが、レビュアーが一様に指摘したのが短いとの事。元のオリジナルも短めではあったものの、バイオ2リメイクより残念な部分もあるようです。他には、ラクーンシティのディテールこそ素晴らしいものの、こじんまりとしていて、期待ハズレという意見も。
ユーロゲーマーのレビューは
「バイオハザード3(以下バイオ3)リメイクは少し頑張りすぎたような気もする。バイオ2リメイクの出来が本当に素晴らしかったので、その期待に満ちた気分でバイオハザード3リメイクをプレイすると、ちょっと失望するかもしれない。ジルは意気揚々としたキャラクターで、本当に輝く瞬間がある。バイオハザード2の警察署の思い出を再び思い出すほど、病院は密度の濃い素晴らしい出来なのに、ラクーンシティの街は想像していたような広大で多層的なものではなく、あっさりとしていた。別の結末やストーリーを変える選択肢、新しいゲームプラスモードもないのが残念」
との事で、バイオ2のリメイクよりは落ちるという感じのようです。他にも、バイオ2リメイクでは他のキャラでストーリーを楽しめましたが、今回の3リメイクではジルとカルロスが交互にプレイ出来るものの、ストーリークリア後にカルロスなど別キャラでストーリーを楽しむ用意はされてないらしいです。とは言え、作品のグラフィック・ディテールや作り込み、素晴らしい魅力に満ちた充実の部分も多々あると賞賛されており、決して悪い作品ではないとして多くのメディアはそれなりの高評価をしています。
デジタルファウンドリーも製品版の全機種レビューと解像度、フレームレート検証をYOUTUBEに上げています。
デモ版での検証では、全機種が負荷に応じて解像度を変えるダイナミック解像度採用で、以下の数値はピーク時の解像度ですが、ターゲット解像度としていて、多くの場面で安定してこの解像度で動作しています。
PS4版 1920x1080P
XboxOneS版 1920x1080P
PS4Pro版 2880x1620P
XboxOneX版 3840x2160P 4K
解像度ではXboxOneX版が1番ジャギーも少なく綺麗な反面、フレームレートは不安定。フレームレートでは解像度こそXboxOneXより低くジャギーも散見されるものの、PS4Proはフレームレートが60fpsを下回る事はあるものの、安定して高く推移しており、4K解像度のXboxOneX、フレームレートが高く安定のPS4Proという結論でした。
デジタルファウンドリーは、カプコンが製品版でXboxOneX版のフレームレート安定の修正をする事に期待していたようでしたが、結果的に製品版の仕様はデモ版と変わらずだったようです。
ただし、カプコンは過去のバイオ作品で、アップデートでフレームレートなどが安定する修正パッチを配信してパフォーマンスがかなり改善した例もあるので、明日3日の発売後のいつになるか分かりませんが、修正パッチで各機種がどれくらい改善されるかも気になるところです。
一応、デモ版リリース時にPC、PS4Pro、XboxOneXの3機種比較動画を作ったので、ご参考までにご覧ください。
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