当HPで以前、CES2020での21:9カーブモニターや4Kテレビに関して記事を書きましたが、LGエレクトロニクスのブースはPCモニターだけでなく、主力のTVまでがゲーミングを強く意識した展開が印象的でした。
LGは、nVIDIAと提携を発表し今年2020年に発売する有機EL 4K TV新製品のほとんどに、nVIDIAのG-Sync Compatibleに対応、主力の有機EL TVやPCモニターなどでゲーミング色を強く押し出した内容でした。
PCモニターでゲーミング展開を強くプッシュするのは見慣れた光景ですが、主力の有機EL TVにまでG-Syncに対応させ、大画面TVでPCゲーミングをプッシュしていたのは新しい動きだなと感じました。
今までの4K TVなどは、PS4ProやXboxOneXなどの4K HDR10出力対応に加えて、通常のPC入力での4K 60fps入力までがスタンダード。東芝レグザが一部モデルにHDMI 1080p 120Hz、HDMI 2560×1440 60Hz入力対応がありますが、FreeSyncやG-Sync対応などPCモニターで馴染みのある機能は、4Kテレビなどの製品ではほぼない状況でした。
ところが今年の1月に開催されたCES2020では、LGの他にソニーもブラビアの新製品で次世代ゲーム機PS5でのHDMI入力(4K 120Hz)に対応させてきたので、今年は年末の次世代ゲーム機リリースに向けて、4K TVも入力面で大きな進化をしそうな予感です。欲を言えば、日本のメーカーも海外勢に負けずにいち早くFreeSyncやG-Sync Compatibleなどに対応させて欲しいですね。
マイクロソフトは、XboxOneXでFreeSync2に対応(他に自動遅延ALLM機能にも対応)した事で、マイクロソフトがTVメーカーにもFreeSync対応などを呼びかけていくという話がXboxOneXの発売当時ありましたが、ようやくそういう状況になりつつあるのかな?と感じます。
次世代ゲーム機PS5、XboxSeriesXの発売をキッカケに、4K、8Kテレビの新製品にこの動きが加速する可能性はあるかもしれませんね。 🔚
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