購入から3年経過したXbox Series Xの内部の埃を念入りに掃除したら、驚くべき結果に。

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私のXbox Series Xは、購入から早3年が経過しました。その間、エアダスターで隙間にノズルを差し込んで内部の埃飛ばしなどはしていたものの、当然エアノズルが届かない場所もあり、隅々まで中々綺麗にする事は出来ませんでした。

自作PCなどされている方ならば、定期的なPC内部の掃除を行う習慣がありますが、コンソールは内部掃除するという認識をしている人は少ないと思います。

そこで、今回はとりあえず誰でも簡単に出来る、簡易掃除を行う事にしました。

なお、これらの作業は簡単とは言えど、扱いを間違えれば故障の恐れもあるので、「あくまでも自己責任で」行ってください。作業によって、Xboxが故障したり、保証が失効しても私は一切責任を持てません。

掃除するにあたり、Xbox Series Xの背面を開けるためのネジが星型の特殊な形状なので、調べてみたところ、「星型のT8サイズ」と判明したので、amazonで「Xbox 修理」で検索して、T 8トルクスドライバーや背面プレートを外すために必要なプラスチック製のヘラ、ブラシなどもあればと思い探したところ、今回の掃除にピッタリな以下の製品が見つかりました。

静電防止ブラシやヘラも付いているのは良いですね。他にも背面のプラスチックパネルをこじ開ける際に必要なプラ製のヘラなどもありますので、傷つけたりせずに作業が出来ます。価格もお安くて870円ですので、手元にあると何かと便利な道具なので、買っておいて損はないでしょう。

Xbox Series Xの内部を掃除するには、事前にいくつかの注意点があります。まずは、掃除を始める前に必ずコンソールの電源を切り、電源ケーブルからすべてのケーブルを取り外します。

そして作業のしやすいように、デスクに置いて、デスクライトなどの照明器具もあったほうが良いと思います。

手順としては主に以下の通り。

T8トルクスドライバー(星型)を使用して、背面パネルのネジを外します。

ファンにたまったほこりを取り除くために、ファンユニットも取り外します。ファンは3箇所同じT8トルクスドライバーを使って外します。取り外す際には、電源ケーブルの取り外しも忘れずに。

電源ケーブル外しは手で行うと、無理な力がケーブルに加わり断線の恐れもあるので、ペンチなどを使いカプラー部を挟んで抜くのがオススメです。

エアダスターやマイクロファイバークロスを使って内部に侵入した埃を取り除きます。ファンの羽根に汚れが付着している場合は、湿らせたティッシュや布で拭いて綺麗します。

3年も経過すると、結構な埃と汚れで驚きます。部屋の環境によってはもっと酷い場合もあるでしょうね。特に抜け毛の多いワンちゃんなどいると、そういった物も吸い込んでいる可能性があります。湿気が多い部屋ですと、付着というより、こびりついている可能性もあります。

写真ではそこそこ綺麗になっていますが、実際はもっと埃と汚れが酷い状態でした。天板のグリーンの内部パネルにも埃が結構付着してましたね。構造的に底から吸い込んだエアーをファンで吸い出してトップから吐き出すので、どうしても付着しますね。

そして、掃除で一番重要な箇所でもあるヒートシンク部。まずは大きな埃はブラシで取り除いてから、エアダスターのノズルを差し込んで満遍なく吹き、ヒートシンク内部に残っている埃を全て取り除きます。

底から吸い込んだエアーがヒートシンク通過してトップに吐き出すので、ヒートシンクに埃が溜まっていると、エアーフローがスムーズに通らなくなり、その結果、熱が効率良く逃せなくなり、性能低下を引き起こすので、ヒートシンクの掃除は特に念入りに行った方が良いです。

私のXBOXもヒートシンク表面や内部にも埃が結構引っかかっていて、明らかにエアフローを邪魔していたことが確認出来ました。以前よりXBOXの発熱を感じていたので、おそらくエアフローのスムーズさがなくなっていた事も要因だと感じます。

さらにメインチップが入っているアルミ製ケースにも通気孔があるので、エアダスターノズルを差し込んで念入りに吹き飛ばして付着した埃を除去しておいた方が良いです。この部分は性能に直結する部分ですからね。

他にもあらゆる隙間などにエアダスターノズルを差し込んで念入りに埃を飛ばしておきます。特に電源ユニットも念入りに。仕上げにマイクロファイバークロスなどを使用して、外側のパネルと通気孔の汚れを落としたら、元に戻して完了です。

今回の掃除後、Xbox Series Xの動作レスポンスが明らかに良くなりました。コレ、本当です。

他にも掃除前はコントローラーと本体の同期が、やや遅くなっていたのですが、それも解消して全ての動作が向上したと思います。無線部分やUSB端子にも埃がかなり付着していたので、接点不良や弊害は少なからずあったと思います。

これらの作業は、扱いを間違えれば故障の原因となるので、あくまでも自己責任となりますが、今回のような最低限の掃除メンテナンスは必要だなと感じました。

埃の蓄積、詰まりによるエアフローの劣化を改善させるだけで、内部の温度は確実に下がるので、熱による電子部品の故障率が下がるのは間違いないですからね。PCケースとは違い、狭い場所にギッシリと詰め込まれているので、ちょっとした排熱効率の低下は避けたいものです。

今回の作業を行うにあたり、以下の海外YOUTUBERの方の動画を参考にしましたので、トライしてみようと思う方は、動画をよくご覧になって、あくまでも自己責任の上で作業を行ってください。

これらの作業によって故障したとしても、当方では一切責任は持てないので、クドイ様ですが「あくまでも自己責任」で行ってください。

また近日中に、ディスクドライブも外して、メインユニット+電源部まで取り出して徹底した大掃除をするつもりですので、その際はまた当ブログでレポートする予定です。🔚

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