『デッドスペース』リメイク、飛躍的に向上した高品質なグラフィック、臨場感抜群の3Dサウンドに加えて、オリジナルの良さと修正、改善のバランスも絶妙で、本当に楽しくプレイ出来ています。
本作はダークで残酷表現も多く、殺伐としていますし、悪夢を見てしまいそうな世界観で、普通の感覚でしたら、遠慮したいような世界ですが、私が『デッドスペース』ファンという事もありますが、現代の最新技術で甦ったこのダークな世界観にどっぷりと浸かっています。
1周目は様子見も兼ねて「イージー」で世界観を楽しむ感覚でクリア、全体像を見た後の2周目は「ハード」でクリア、3周目は最高難易度の「インポッシブル」に挑戦、なんとか生還してクリアしました。
「インポッシブル」はライフが一つしかないので、死んでしまった時点で難易度をハードに落としてこのまま続けるか、メイン画面に戻るかの2択というとても非情で厳しいモードです。
この厳しい「インポッシブル」をクリアすると得られる報酬は、赤いスポンジのような素材で、人差し指を突き出したパーティーグッズのような武器で、ジョークとしか思えない外観とは対照的に、無限弾で最強威力を誇る「ハンドキャノン」と、チタン素材で赤いバイザーが印象的な「バーニッシュ・スーツ(Burnished Suit)」を獲得出来ます。
ハンドキャノンは、『デッドスペース』ファンにとっては象徴的な武器で、最高難易度のゲームをクリアした者だけに与えられる、トロフィーみたいな物です。
リメイクで高解像度化されたハンドキャノンは、2のハンドキャノンと比べて赤いスポンジのテクスチャが高精細で質感がリアルになっています。 『デッドスペース』の象徴的な武器なだけに、開発陣のコダワリを感じられますね。
下の写真の左がデッドスペース2、右がデッドスペース・リメイクのハンドキャノンです。微妙に形も色もデザインも微妙に変わっています。
もう一つのクリア報酬である「バーニッシュ・スーツ(Burnished Suit)」はチタン素材なので拡大して見ると、チタンらしい素材感とヘアライン処理まで再現されており、光の当たり方で質感も違って見えます。そしてバーニッシュ・スーツの特徴でもある、赤く光るバイザーもハニカム構造?まで見え、非常にクールです。
ハンドキャノンは、赤いスポンジの人差し指から放たれる威力は相変わらず強力で、敵はほぼ1撃で即死。しかも無限弾です。
インポッシブルで地獄を見たプレイヤーは、このご褒美のハンドキャノンを使い、散々苦しめられたネクロモーフを筆頭にクリーチャーらにハンドキャノン砲を浴びせまくり、無双プレイで蹴散らす事が出来ます。
ゲームバランスは完全に崩壊してしまうチート武器でもありますが、最高難易度のゲームをクリアしたプレイヤーが息抜きプレイするには、最高のご褒美で余興とも言えます。
『デッドスペース2』のハードコア・モードクリア報酬でもある「ハンドキャノン」は、エイム・ドットがなく、少し狙い難い印象がありましたが、今回のリメイクの「ハンドキャノン」はエイムドットが追加され、2のハンドキャノンと比べると非常に狙いやすくなって、赤いスポンジの質感向上だけでなく、使いやすさも向上しています。
リメイクの最高難易度であるインポッシブルは、1回死んだらTHE ENDで、しかもセーブスロットが1つだけですが、セーブ回数に制限はないので、1つのスロットにこまめに上書きセーブしていく事は可能です。
『デッドスペース 2』のハードコアモードでは、セーブ回数が3回に制限されていましたが、リメイクのインポッシブルはセーブスロットは1つしかないものの、セーブ回数に制限はないので、大丈夫かな、、とは思っていました。
しかし、1回死んだら終わりというのは『デッドスペース2』ハードコアモード以上に、失敗(=死)は許されないという緊張感を常に感じながらプレイする事になります。
万が一、ミスで死亡してもアイザックが死亡するアニメーションに変わった瞬間にスタートボタンを押してポーズし、メインメニューに戻り、コンティニューで再開出来るという裏技で回避出来るのはありがたいですね。スタートボタンを押すタイミングは出来るだけ早くがベターで、少しでも遅れるとアウトです。即死の場合は、この方法はダメでした。なぜかというと、私がそれで失敗しているのでw
死の防止策としてはやはり、これは死にそうだなと感じたら、早めにスタートボタンを押してポーズ、メインメニューに戻り、コンティニューで再開することで、直前にセーブした地点からやり直す事が出来ます。
この方がより安心ではあります。これは通常のセーブ・プロセスと同じですので、不測の事態を想定してセーブステーションがあったら、こまめに上書きセーブしていくのがオススメです。
『Dead Space』リメイク、インポッシブルモードで「死」を回避し、セーブ地点からコンティニューする方法がある模様。
この死の回避方法がいつアップデートで修正されてしまうか分からないので、修正されないうちにクリアしてしまうか、早めのポーズでコンティニューで再開が無難ですね。
そして、インポッシブルをプレイし始めると、序盤は弾薬も余裕があって楽勝かな?と思いきや、チャプター3医療施設あたりから常に弾薬不足と残り体力ギリギリで切り抜ける事が多くなり、自分のスキルでは本当にキツイなと感じました。
ニューゲーム+で武器強化などを引き継いでハードをプレイするのとは全く違います。
チャプター5までに1回死にましたが、前述の裏技で1回コンティニューから復活したものの、チャプター6で弾薬がキツくなり、ステイシスゲージもなく、苦し紛れにガーディアンをスルーしようと仕方なく強行突破も、頭をすっ飛ばされて即死でTHE END。
要所で出てくるガーディアンがとにかくウザイですね。ステイシスが使えるのであれば、ステイシスで止めて切り抜けるのがベターですが、その後に同じ場所を通過する事があるので、結果的には倒さないといけないので、とりあえず無理せずにステイシスで止めてスルーし、後で弾薬に余裕を持たせてから倒したほうが良いかもしれません。
気を取り直して2度目の挑戦では、前回はなんとか切り抜けられたチャプター3の死体安置所で弾薬が厳しくなり、死んでは裏技で復活コンティニューしましたが、またも弾薬が少なくなり、やや手詰まり状態になりつつもなんとか切り抜けて、エンジニアリング・デッキでセーブ、その後はチャプター8のビーコン設置ミッションで、いつもは難なくクリアしたところを、酸素が残り少なくなり慌ててパニックになり、信じられないようなミスで即死で絶望の淵に、、w
再度、気を取り直して3回目の挑戦では色々と学習したせいか、危ない場面はあったものの、死ぬ事もなく無事にインポッシブルをクリアする事が出来ました。念の為に、ダラダラとプレイしているとイージーミスをしかねないと思い、慎重を期して集中力を保つために、1日1チャプターでセーブし、少しづつ進め12日間かけてクリアしました。
インポッシブルをクリアして感じたのは、とにかく弾を無駄にせず、敵をスルー出来るところはスルーし、応戦する場合でも大勢の敵が迫ってくると焦ってしまい、思わずプラズマカッターやパルスライフル乱射で応戦してしまいますが、そこは冷静になってまずはステイシスで止めて確実に1体倒して、逃げ回りながらも倒したクリーチャーの爪や、持ち手の先が光る落ちている棒、もしくは天板四隅が光る棚を破壊すると4本の棒になり、武器にもなるので、それをキネシスで掴んで、投げて突き刺して倒すという立ち回りが重要だと感じました。これで弾薬もかなり節約出来ます。
しかし、Dead Space 1作目(リメイクも含めて)は、『Dead Space 2』と比べると、ミスしたら即死という局面が少ないので、この立ち回りさえ慣れてしまえば、クリアは普通に出来る感じます。
要注意としては、オレンジ色の爆弾を持って迫ってくるクリーチャー。スーツを強化していないと1回の爆発被弾で、体力ゲージの半分近い大ダメージを負ってしまいます。
この爆弾クリーチャーは様々な場所で出て来ますが、特にチャプター9の核弾頭を処理するミッションでは、このクリーチャーの持っているオレンジ色の爆弾に当たって爆発させてしまうと、誘爆を起こして即死なので、爆弾をミスショットしないようステイシスで止めて仕留めることが大事です。
後は、極力ストアとベンチが近い場所(前半であればチャプター4のエンジニアリング・デッキ、チャプター7のマイニングデッキ)があれば、そこで早めに入手出来るパルスライフルを使い、弾薬無限増殖技で増やしてストアで売り、クレジットを稼いでパワーノードを買いまくり、武器をその時点で最大にまで強化して進めるというのも手かもしれません。それによってかなり敵を倒しやすくなり弾薬の節約にもなりますし、かなり精神的にも楽に進めることが出来ます。
『Dead Space』リメイク、無限に弾薬を増やしてストアで売り、クレジットを稼ぐ方法。
上の方でも書きましたが、とにかく死にそうになったら、早めにポーズ、メインメニューに戻り、コンティニューで再開が無難と言えます。インポッシブルのスピードランのプレイ動画などをみてその先で起きる事を、再確認しながら臨むのも良いでしょう。
スキルがある方はこのように、難なくクリア出来てしまうんでしょうけどね。。
とにかく、『デッドスペース』リメイクの難易度インポッシブルは、私のようなヘタレプレイヤーでもなんとかクリア出来たので、是非挑戦されてみてください。
クリア報酬の『ハンドキャノン』でプレイしてみると、威力が強過ぎて大味なゲームプレイになってしまいますが、それはそれでまた違った『デッドスペース』ワールドを堪能出来ると思います。🔚
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