先日1月26日、日本時間の早朝に開催されたマイクロソフトの独自イベント「開発者ダイレクト」で2023年ラインナップの一部、直近発売のタイトル、将来的なタイトルの発表が行われました。
その中で個人的に気になったのは、やはり『Forza Motorsport』。
開発スタジオであるMicrosoftのXBOX Game Studio傘下のTurn10スタジオによると、「最も技術的に進んだレースゲーム」になるとのこと。
『Forza Motorsport』は、2021年に発売されたPlayGround Gamesスタジオ開発(TURN10スタジオも協力)の『Forza Horizon 5』に続き、現行機であるXbox SeriesX|S世代では、初の『Forza Motorsport』となります。
TURN10クリエイティブ・ディレクターのクリス・エサキ氏は、
「発売時には最初から500台以上の実車が収録され、これまでで最もモダンなレーシングカーも登場させています。そして、800以上のユニークなアップグレードとカスタムモディファイが含まれます。」
と述べています。
『Forza Motorsport』では、新たに登場する車種も100台を超えています。更に合計20のロケーションでそれぞれのコースに複数のコースレイアウトがある予定です。 ファンの間で人気の高いコースに加えて、初公開となる南アフリカのKyalamiを含む、オリジナルの5つのコースがゲームに登場します。各コースは細部までこだわり。細密な写真測量、レーザースキャンなどを導入し、3TB分ものデータをコースから取得しました。これにより、Xbox Seriesコンソールであれば、前世代機より10倍も細かくコースを描写出来ます。更に有機的に進化するクラウド生成システムなどコースは、見た目もサウンドも感覚をより生き生きとしています。
素材やシェーダーはより高い解像度で作られ、最先端のレイトレーシングに最適化されています。塗装の表現には分光測色法を使用し、車体表面の明るさを複数のポイントで捉えて色やメタルフレーク、光沢などがよりリアルに反射したり輝いたりする塗装モデルになっています。
車体へのダメージ、汚れなどの車体への影響、反映も車によって変わり、更に車の位置の関係、塗装の厚さ、チッピング(車の走行中に跳ねた石などが車体に当たり、塗膜が欠け落ちること)方向性、凹凸などによって変わる事までリアルになっています。物理モデルの向上は、『Forza Motorsport』 5〜7を全て合わせた以上の進化を遂げています。
コースには非常に詳細な植生や生い茂った植物など、10倍もリアルなディテールが描かれ、何万人ものフルアニメーション3D観客を含む、全てが最先端ビジュアルで、プレイヤーはレースに没頭することができます。
サウンドも史上最高です。Winodws SonicやDolby Atmosなどのイマーシブ音声形式を初採用しています。このシステム導入のために、各システムを1から作り直し、新しいレベルに向上し、リアルさを実現しています。排気口やターボのタービンを変えれば、実車世界と同様に車のサウンドも変わります。そして環境に応じた精密な音を実現しています。エンジン音、タイヤの音はこれまでにない音質のレベルになっています。」
そして、Forza Motorsportとしては初めて天候変化と日中の時間変化も実現しているようです。
Microsoftは以前、「Forza Motorsport」を2023年春に発売すると発表していましたが、最新アナウンスでは「2023年」としているので、おそらく今年後半10〜11月ごろかもしれませんね。
ワクワクするような言葉がズラリと並んだアナウンスでしたが、早くプレイしてみたいですね。GT7より大きく遅れての後発でもあるので、当然技術的にも進んでいるでしょうし、どれほど進化しているのか、完成度も気になるところです。🔚
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