キット・ハリントンの復帰が決定!
ハリウッド・レポーターが報じた内容によると、HBOがジョン・スノウのキャラクターに焦点を当てた「ゲーム・オブ・スローンズ」の正式な続編シリーズを「初期段階の製作中」との事。
キット・ハリントンが再び、ジョン・スノウを演じるのです。
この先、一部に『ゲーム・オブ・スローンズ』のネタバレになる要素が書かれているので、まだゲームオブスローンズを最後まで見ていない方は、読まない事をオススメします。念の為に、行間を空けておきます。
このシリーズは「ゲーム・オブ・スローンズ」の後を描くもので、HBOが製作中の「ゲーム・オブ・スローンズ」のスピンオフ作品8本のうち、最初の続編となるようです。
鉄の玉座の正統な後継者だった英雄ジョン・スノウは、デナリースの暴挙ぶりに危惧し、デナーリスを刺殺。結果的に王になったブラン・スタークやサンサ・スタークの配慮で、ナイツウォッチに追放され、残った自由民に加わり、壁の北側の自由な土地に再定住するところで物語は終わっています。
ジョン・スノウの物語を続けることは、重要ですが非常にリスクの高い動きとも言えます。特に「ゲーム・オブ・スローンズ」の終盤の展開、結末に対するファンの反応は、控えめに言っても複雑でしたし、批判も多く出ましたし、賛否両論でした。
そういった流れを踏まえた上で、ジョン・スノウのその後を描くという事は、ドロゴンによって持ち去られたデナリースの亡骸の行方、そしてウエスタロスの未知の領域と言われる西部に旅立ったアリア・スターク、北部の女王になったサンサ・スターク、キングス・ランディングで王となっているブラン・スターク、ティリオン、ブロン、サーダボスなど、気になる事が山ほどあります。
そういったキャラクターを描くまでには至らないのか、それとも絡んで来るのか、、そういった面でも非常に気になるところ。
HBOは、『ゲーム・オブ・スローンズ』から200年前を舞台にした『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』(8月22日初放送予定)以外に、ウェスタロスを舞台にした3つの実写版前日譚シリーズを製作中だと言われています。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』に登場する偉大な航海士コーリス・ヴェラリオンを描く『The Sea Snake』、1000年前を舞台にドーンを築いたナイメリア姫を描く『Ten Thousand Ships』、『Game of Thrones』のわずか90年前を舞台に、ジョージ R. R. マーティンの小説「Tales of Dunk and Egg」を脚色したシリーズがあるそうです。
また、Hollywood Reporterは、Yi Tiの国を舞台にした「The Golden Empire」など、3つの前日譚アニメ・シリーズが開発中であると伝えています。
しかし、2019年HBOはナオミ・ワッツ主演の前日譚シリーズのパイロット版を撮影まで進行しましたが、その後キャンセルされていますので、前述の計画全てが軌道に乗るかどうかは不明です。
その点で、ジョン・スノウのその後を描くシリーズは、『ゲーム・オブ・スローンズ』ファンにとっても1番受け入れやすく、分かりやすい続編シリーズと言えるかもしれません。
via ハリウッドレポーター
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