モニター、テレビの詳細なテックレビューで有名なRTINGS.comが「2022年春版」のベスト有機ELテレビを選出しています。
RTINGS.comが、2022年春の時点でチョイスしたベスト有機ELテレビは、「LG C1 OLED」でした。
私も現在、LG C1 OLEDを使用していますが、とにかくゲーマー向けの機能が充実している事です。(2022年05月時点では最強?)
ビデオ・ゲームをすることが多いユーザーにとってありがたいのは、HDMI 入力4端子の全てがHDMI 2.1対応で、VRR(可変リフレッシュレート)、4K 120Hz対応なので、素晴らしいゲーム体験を楽しめます。
特にゲーム専用のUIである「ゲーム・オプティマイザー」は非常に便利です。Xbox Series Xが唯一対応しているDolby Visionゲーミングにも対応しています。
C1モデルは、48インチから83インチまで、さまざまな画面サイズが用意されていますが、どのサイズもRTINGS.comがテストした55インチモデルと同様の性能との事なので、安心して好きな画面サイズを選べます。
また、造りががっしりと剛性感ある上に、洗練されたモダン・デザインなので、どのような設置場所でも無難にマッチします。しかもセンタースタンドなので、狭いTV台でも設置出来るのもポイント高いです。
有機ELは、液晶のバックライトがない代わりに、画素自体が個別に発光したり消えたりするのが特徴なので、コントラスト比は液晶と比べると遥かに高いです。黒はしっかり沈み、明るい部分の白飛びもありません。
各画素は全方向に発光しているので視野角が広く、視聴エリアも広いのでリビングで様々な角度で視聴するにも最適と言えます。
私もPS5とXbox Series Xを接続していますが、残りの2端子もHDMI 2.1端子なので、将来的にHDMI2.1対応機器が更に2台接続出来る余裕があるのも良いです。
国内メーカーですと、2端子だけHDMI2.1で、残りの2端子はHDMI2.0という機種が、いまだに結構あるので、この点でLGは良いなと感じます。
RTUINGS.comは、「LG C1 OLEDは、今回テストした有機ELの中では、オールラウンドに使える最高の製品」と現在でも高評価のようです。
これは、ユーザーでも私も同感ではあります。不満があるとすれば、番組表の起動速度や操作レスポンスが遅いという事くらいでしょうか?
C1の後継モデル(2022年モデル)である C2は、HDTVtestの C1と C2の起動速度比較レビューによると、Web OSなど起動速度が結構向上しているようなので、そのあたりで C1に不満のある方は、 C2への買い替えを検討しても良いかもしれませんね。 C2は、G1で採用されていたEVOパネルを採用しているので、C1より若干明るくなり、黒の表現力も向上しているようです。
RTINGS.comは、
“全ての人にとっての完璧なソリューションは存在しないため、全てが最高のテレビを見つけることは不可能かもしれないが、購入者それぞれの使用用途に基づいて最適な選択肢を探すことで、簡単に絞り込むことは出来ます。正しいテレビ選びは、どのように使うか、どのような環境の部屋に置くかによって決まるのです。”
と述べていますので、有機ELが全てにおいて「最高」というわけではないと思います。液晶にもピークの明るさは有機ELより明るいなど利点もあります。黒の出方やコントラスト比に関しては、圧倒的に有機ELが上だと思います。
よく言われる、有機ELの欠点として、同じ静止画を長時間、もしくは繰り返し表示していると、画面に跡がつくように焼き付く危険性があるのは事実ですが、様々なコンテンツを視聴するのであれば、問題ではないのは確かです。
私も焼き付きには気をつけようと、同じゲームを延々と数時間プレイした後は、極力全画面表示されるソース、BS4KやNETFLIX、アップルTVなどでドキュメンタリー、映画などの映像を数分程度見たりしてから消すようにしています。
作業的に面倒に感じる人もいるかもしれませんが、私は念には念を入れてそうしています。この使い方で全く問題なく使えています。
ですので、有機ELは良いけど、焼き付きがね、、という方も、ここ数年のモデルは焼き付き防止対策機能(自動)も備わっていますし、特に2021年〜最新世代モデルであれば、尚更に安心して購入しても大丈夫だと思います。
明るい、明るくないの感じ方は、個人差があると思いますが、LG C1 OLEDでのビデオゲームのHDR、映画のHDRなどでも、私の感覚では問題ないレベルで十分に明るいと感じています。もちろん横並びで C1、 C2を比べれば、差は顕著ですが、単体で見ている分にはそれほど気にならないと思います。ま、これも個人差あるとは思いますけどね。
2022年モデルの有機EL( C2、G2)発売があと数ヶ月に迫る中、型落ちになった2021年モデルの C1は、コスパという点ではベストと言えるかもしれません。
RTINGS.comでは他に、2022年春 映画用ベスト有機EL TVにソニーA90Jを推奨しています。
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via RTINGS.com
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