Ubisoftのビッグタイトルの1つであり伝説的なタイトルでもある『Prince of Persia: The Sands of Time』のリメイクは発表以降、延期に次ぐ延期で開発難航が懸念されていましたが、今度はスタジオ変更というアナウンスがされました。
アナウンスでは、Ubisoft PuneとUbisoft Mumbaiの開発から、UBIの中心的な存在のUbisoftモントリオールのスタジオに移行するとの事。
これの意味する所は、開発が難航した結果、事実上プロジェクトが立ち行かなくなり、UBIモントリオールが引き受けたという事です。
Axiosの問い合わせに対して、ユービーアイソフトはコメントに応じなかったとの事です。
『Prince of Persia: The Sands of Time』のリメイクは、2020年9月11日にUBIソフトが2021年1月21日に発売する予定でした。
ところが、2020年の12月8日に2021年3月18日と3ヶ月の延期を発表しました。延期の理由は、「よりゲームに磨きをかけるため」との事でした。
しかし、2021年2月6日に再び延期のアナウンスがされます。「延期により、オリジナルに忠実でありながら、新鮮さを感じるリメイク版を届ける。」としていました。
ところが、今度は2021年6月8日に三度、延期のアナウンスがされます。今度は延期理由も言及されず、「まだ追加情報を伝える状況ではありません。準備が整い次第、最新情報をお伝えします。」との事でした。
そして2021年10月09日には、「開発は現在も進行中で、モチベーションも高く、プレイヤーからのフィードバックに刺激を受けている。」とアナウンスされます。
そして今回の開発スタジオの交代です。アナウンスでは、
“『プリンス・オブ・ペルシャ:サンズ・オブ・タイム リメイク』の開発は、『サンズ・オブ・タイム』3部作の誕生の地であるユービーアイソフト・モントリオールが主導することになりました。
この決定は重要なステップであり、チームは、Ubisoft PuneとUbisoft Mumbaiで達成した成果をもとに、これから必要な時間をかけてゲームの範囲を再調整し、このオールタイムクラシックのリメイク版の準備ができたときに、皆様に最高の体験をお届けする予定です。
開発期間中、皆様からの変わらぬご支援と忍耐に感謝いたします。今後のアップデートで進捗をお知らせしますので、ご安心ください。”
ここまで状況が一転二転すると、もう苦笑いしか出ない状況ですが、結果的にはこうなった以上、是非とも素晴らしい作品に仕上げて頂きたいと思います。🔚
via Axios
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