パラマウント・ピクチャーズは、「トップガン:マーベリック」( TOPGUN : Marverick )を、シネマコンで初めて公にお披露目上映したようです。本作を観たジャーナリストたちは、待望の「トップガン:マーベリック」を「完璧な超大作」「考えうるすべての面で素晴らしい」と大絶賛しているようです。
製作、主演のトム・クルーズは「ミッション・インポッシブル」最新作の撮影が忙しく、残念ながら出席しなかったようですが、事前に撮影されたメッセージ・ビデオが上映され、観客に 「どうぞ楽しんでください、そして素晴らしい夏を過ごせるように頑張りましょう!映画館で会いましょう!」と伝えたとの事。
上映中には、観客が大歓声を上げる場面が何度かあったようで、パラマウントスタジオの幹部は、映画館オーナーの反応に感激していたとの事。
本作でトム・クルーズが演じる、ピート・”マーベリック”・ミッチェル大尉は、一線を退いて、現在はマイルズ・テラー、グレン・パウエルなどが演じるトップガン卒業生の若手グループの教官を任されています。
マイルズ・テラーは、マーベリックの亡き親友ニック・”グース”・ブラッドショーの息子でパイロット訓練生のブラッドリー・”ルースター”・ブラッドショー役で出演しています。
また、ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、ルイス・プルマン(俳優ビル・プルマンの息子)、エド・ハリスが出演、そしてヴァル・キルマーは、前作のトム・”アイスマン”・カザンスキー役(本作では海軍提督に出世!)を再び演じています。やはりトップガン続編なので、“アイスマン“が出ないとダメですよね。
そして、シネマコンに先立ち、レディー・ガガが本作のために、オリジナルソングを書き下ろしたことを、発表しています。曲名は「Hold My Hand」で、5月3日に発売される予定との事。
本作の監督であるジョセフ・コシンスキー監督は、「この映画のために約800時間もの映像を撮影した。これは、『ロード・オブ・ザ・リング』3作を合わせたのと同じ量です。」とEmpireMagazineに語っています。
コシンスキー監督とトム・クルーズは2013年のSF映画「オブリビオン」以来、2度目のタッグとなります。
そして、狭いコックピット内のシーンを撮影するために、コシンスキー監督をはじめとする撮影チームは、俳優たちに自ら機材の使い方を教えなければならなかったようです。
コシンスキー監督は、
“照明、撮影、カメラのオン・オフ、カメラアングル、レンズの使い方も役者に教えなければなりませんでした。
戦闘機に乗っている時間は無限ではありません。限られた時間(20~30分)で、必要なことを確実に教えなければならなかったのです。”
と述べています。パイロット役の役者たちは実際に戦闘機訓練のプログラムで過酷な訓練も受けており、撮影の舞台裏も相当に過酷だったようです。その過酷な舞台裏映像も公開されています。
気になる、前作でチャーリー役を演じたケリー・マクギリスですが、本人の話では「出演オファーは来なかったと」の事。
近年のケリーは激太りしてしまい、面影ゼロだったのでさすがに無理だったのかもしれませんね。。
そして、グースの妻役を演じたメグ・ライアン、当時は本当にショートヘアの似合う超可愛い女優さんだったのに、近年は整形手術のしすぎ?で顔がまるで別人のようになってしまい、ケリーと同様に当時の面影がゼロに、、
当時、幹部クラスの役を演じた、“ヴァイパー“役のトム・スケリット(88歳)、“スティンガー”役のジェームズ・トールカン(90歳)、“ジェスター”役のマイケル・アイアンサイド(72歳)は、年齢的にも厳しかったのかもしれません。
結果的に、前作から起用された主要キャストはヴァル・キルマーのみとなっています。
「トップガン:マーヴェリック」は、5月のカンヌ映画祭で上映された後、米国メモリアルデーの週末である5月27日金曜日に、日米同時公開されます。🔚
via HollywoodReporter, Variety
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