マイクロソフトは、XboxシリーズX|Sの好調な販売により、2四半期連続で次世代機マーケットシェアを獲得したと主張しています。
Microsoftのゲーム事業が、年末商戦を除く四半期で過去最高の売上高を記録しており、順調な事は確かなようです。マイクロソフトの決算発表後、Niko Partnersのシニア・アナリスト、ダニエル・アーマッド氏は、「Xboxにとって、ホリデーシーズン(年末商戦)以外の四半期としては、過去最高です。」と述べています。
マイクロソフトによると、Xboxコンテンツおよびサービスの売上は前年同期比4%増で、Xbox Game Passのサブスクリプションとファーストパーティタイトルの成長が、サードパーティ製ゲームの減少によって一部相殺されたとの事。
マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは、火曜日の決算説明会で、XboxシリーズX|Sの好調な販売により、
“米国、カナダ、英国、西欧の次世代ゲーム機の中で、私たちは今四半期のマーケットリーダーになっています。”
と述べています。
NPDグループの発表では、先月XBOXは本体販売台数、ドル売上ともに過去最高の3月を記録しているようです。また、XboxシリーズX|Sは、ドル建てで第1四半期に最も売れたコンソール・プラットフォームであったと月曜日にレポートしているとの事。
欧州では、今年2月にXboxシリーズの販売台数が初めてPS5を上回り、英国では3月にXboxシリーズX|Sが販売台数トップとなっています。
先週、VGChartzが17ヶ月間で販売したXboxシリーズX|Sのデータ1387万台に対し、Xbox 360が同期間で販売した台数が938万台だった事を発表しています。
成功したと言われているXBOX360を超える勢いでXbox Series X|Sが売れているという事かもしれませんが、VG Chartzの数字は正確ではないという声もあるので、1387万台という数字はあくまで推測値と見ておいた方が良いかもしれません。
一方、PS5は数ヶ月前の時点で1800万台以上販売しているので、少なくともPS5とはおおよそ、4〜500万台近くの差がついているのは確かです。
PS5、XboxシリーズX|Sが発売から既に1年半近く経過していますが、慢性的なチップ不足により、両社とも在庫問題に悩まされています。しかし、最近ではマイクロソフトの方がソニーよりコンソールが入手しやすくなっていると言われているようで、今期のXBOXの好調さは、単純にPS5より供給量が多い事で逆転しているからなのかもしれません。
一つ言えるのは、XBOXは今世代では前世代より遥かに多く売れており、プレイステーションとの差を縮めているという事です。
今後、マイクロソフトが買収した多くのスタジオ群の大作がリリースされ始めると、ゲームパス契約者数や、ハードウェア販売台数がどれほど押し上げる効果になるのか、気になるところです。🔚
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