AT&TとDiscoveryは、DiscoveryをWarnerMediaに統合する430億ドル(約5345億円)の取引を終了したことを、内部メモで確認したとAXIOSが報じています。
この統合で、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーとなり、新たに統合された会社として、ディズニーやNetflixと並ぶ巨大なエンターテイメント業界最大手の誕生となります。
ディスカバリー社の社長兼CEOであるDavid Zaslav氏は、新会社を率いることになり、「ワーナー・ブラザース・ディスカバリー」は、ワーナー・ブラザース・スタジオ、TNT、TBS、Discovery、HGTVに加えて、プレミアムネットワークHBOなどのケーブルチャンネル、HBO Max、Discovery+、CNN+の3つのストリーミングサービスもあります。
文字通りかなり強力です。
新会社に残るのは、ワーナー・ブラザース映画グループ会長トビー・エメリッヒ氏、ワーナー・ブラザースTVグループ会長チャニング・ダンジー氏、インターナショナル社長ゲルハルト・ザイラー氏、HBOおよびHBO MAX最高コンテンツ責任者ケーシー・ブロイス氏など。
統合後の企業価値は1300億ドル(約16兆円!)となり、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの2023年の予想売上は約520億ドル(約6400億円)、そのうち150億ドル(約186億円)は消費者直販の売上となる見込みとの事。
AT&Tが850億ドルもの巨額を投じ、当時のTime Warnerの買収を完了したのは、わずか4年前。今回の動きは、AT&Tが事実上ハリウッドから早々に撤退することを意味すると言われています。
Discovery社の幹部は、Discovery+とHBO MaxをCNN+とともに統合して提供する計画との事。これは、DisneyがDisney+、Hulu、ESPN+を販売しているのと同様に、バンドルとしてスタートするようです。
日本でDiscovery+はいつ開始されるんでしょうかね、、一時期アプリで観れるアプリ・サービスはありましたが、終了して以降音沙汰ないので、この再編でどうなるのか気になるところです。
via AXIOS
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