ソニーは、昨日3月23日にPlayStation 5およびPlayStation 4のシステムソフトウェアのアップデートを配信開始し、新しいパーティ機能およびUIを一部刷新しました。
そして、プレイステーション・ブログの中で、遂に PS5ユーザー待望の可変リフレッシュレート(VRR)のサポートが発表されました。
ただし、“今後数ヶ月以内に”との事です。
VRR(可変リフレッシュレート)は、HDMI 2.1対応の4K、8KテレビやPCモニターにおいて、ディスプレイのリフレッシュレートをPS5本体のグラフィック出力に合わせてリアルタイムで同期する機能で、これによりフレームペーシングの問題や、画面のちらつき、カクつきなども低減、もしくは排除し、プレイステーション5タイトルのビジュアルパフォーマンスを向上させることができます。
デジタルファウンドリーによれば、60fpsタイトルでフレームレートが多少安定していなくても、45〜60fpsの間の推移であれば、VRRの機能によってまるで60fps安定かのように滑らかにしてくれるとの事。デジタルファウンドリーは、「VRRこそ次世代のゲームチェンジャー」といっています。
また、画面が瞬時にレンダリングされ、グラフィックはより鮮明に、入力遅延も減少し、多くのPS5のタイトルにおいてゲームプレイがよりスムーズに感じられるようになるとの事。
更に、追加オプションとして、VRRに対応していないPS5のタイトルにもVRRを適用することが可能になるようです。この機能により、一部のゲームでは映像品質が向上する場合があるとの事。
しかし、VRRを適用したことで予期しない問題が生じた場合は、いつでもこのオプションを無効にすることが出来るようです。これらの追加オプションは、どちらも任意でON、OFFの切り替えが可能との事。
VRR対応ファームウェアの配信が近くなった時点で、ゲームパッチによってVRRに対応するタイトルの詳細な情報をアナウンスするようです。
Xbox Series Xは発売時からVRRに対応(FreeSync Premium)していたので、PS5も早く対応して欲しいと思っていましたが、ようやくですね。
“数ヶ月以内”が、2ヶ月後なのか、3ヶ月後なのか分かりませんが、待ち侘びていた機能だったので、少しでも早く対応して欲しいところです。🔚
via PlayStationBlog
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