Netflixは、同社初のビデオゲームスタジオを買収したことを受け、投資家に「支出の乱発は計画していない」ことを伝えています。
月定額サブスクリプションサービススト大手のNETFLIXは、7月ビデオゲーム市場への進出を発表し、エレクトロニック・アーツやフェイスブックの元幹部であるマイク・ベルドゥ氏らをその推進役に任命しました。
そして9月下旬に高い評価を得た「Oxenfree」の開発元であるNight School Studioを買収しました。『Oxenfree II: Lost Signals』は、2022年にSwitch、PS4、PS5、PCで発売予定です。
今週の決算説明会で、チーフ・オペレーティング・オフィサーのグレゴリー・ピータース氏は「繰り返しになりますが、これは日和見的なものです。だから、私たちが破れかぶれになって買いまくるようなことは期待しないでほしいと思います。これは我々が使用するツールのひとつであり、素晴らしい機会を見つけたときには日和見的に使用することになるでしょう。」と述べています。
NETFLIXの財務担当副社長であるスペンサー・ワン氏は、「これまでの実績からもわかるように、当社はM&Aに関してはかなり慎重に取り組んでいます。しかし、グレッグが言ったように、我々がその会社と一致していると感じられる機会があれば、それはチャンスだと思います。しかし、繰り返しになりますが、それ以上のことはありません。」
Peters氏はまた、現在『Oxenfree II: Lost Signals』の開発を進めているNight Schoolスタジオの購入決定についてもコメントしています。
「なぜなら、彼らが行ってきたことの核心は、ストーリーや物語を中心的なゲームメカニズムとして探求することだからです。これは、我々がやろうとしていることと非常によくマッチしていると思います。そのため、彼らに参加してもらい、彼らの考えやアイデアを聞くことができたのは素晴らしいことでした。この先も豊かなパートナーシップを築いていけると期待しています。」
と述べています。今後の更なる買収には慎重姿勢を見せたものの、この買収のよる収益次第では、次なる成長の道としてゲームスタジオ買収や定額ゲームサービスに拡大する可能性も少なからずあります。そうなると、XBOXのフィル・スペンサー氏が言っていたように、XBOXにとっても脅威となる可能性もあります。
いずれにしろ、サブスクリプションサービス大手が様子見からのスタートとは言え、ゲームに進出してきた事は大きな変化の兆候なのかもしれません。🔚
via VGC
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