時事通信の報道によると、ソニーは2022年度(2023年3月31日までの1年間)のPlayStation5本体の出荷台数を2,260万台以上とする計画のようです。
もしソニーがこの目標を達成すれば、初代「プレイステーション」が1998年度に2,260万台を出荷した際に記録したゲーム機販売記録を24年ぶりに更新し、過去最高となります。
「プレイステーション」SIEのCEOであるジム・ライアン氏は、5月に行われたソニーの投資家向けにPS5の販売目標を明らかにし、ソニーCEO吉田憲一郎氏は、22日火曜日午前中に東京都内で行われたソニーの株主総会でこの目標を改めて表明したようです。
PS2は2002年度に2,200万台、PS3は10年度に1,440万台、PS4は16年度に2,000万台の年間販売台数のピークを記録しています。
ソニーはサプライチェーンの問題(半導体不足)により、目標達成が困難になる可能性があることを認めています。更にソニーはPS5が2021年中は品薄が続くかもしれないと予想しています。
しかし、SIE CEOのジム・ライアン氏はPS5の供給不足に関して、先月Wiredに「我々はこの状況を改善するために全力で取り組んでいる。」と述べています。更にソニーCFOの十時裕樹は「世界的な半導体不足に対応するため、ハードウェアの設計変更や更なるサプライヤーの確保など、さまざまな解決策を検討している。」と今年4月に語っています。
更にAMDのリサ・スーCEOも今年前半に2021年後半以降は生産強化が整い、需給は少しづつ改善するだろうと述べています。
当ブログ参考記事:PS5とXboxSeriesX|SのSOCサプライヤーAMD、供給問題は「今年の前半までは続く」と予想。
ソニーだけでなく、マイクロソフトも一人でも多くのゲーマーに届けたいとしていますし、SNSを見ても単発的とはいえ定期的に入荷や在庫復活、抽選販売も行っているので、徐々にではあるものの供給は続いているようですので、もうしばらくの辛抱かもしれません。
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