新型コロナウィルス危機に陥る前は、XboxSeriesXとPlayStation5がこの年末に販売を開始するので、ゲーム業界にとっては大きな盛り上がりが期待出来る1年になる予定でした。
ところが、コロナウィルスの発端となっている武漢地域は、中国の電子機器製造地帯の中心にあるため、感染拡大によって様々なガジェットや前述の次世代ゲーム機の製造計画が遅延、延期となる懸念が出ています。
マイクロソフトとソニーの両社は、2020年末までに発売することを約束するとしていますが、コロナウィルス危機がXbox Series XとPS5の製造、供給面にどの程度の影響を与える可能性があるかについては、まだ未知数です。
しかし、CNBCのインタビュー記事は希望の光を提供するかもしれません。
マイクロソフトが今年発売する予定の新しいSurfaceとXbox Series Xなどの製品提供できるかどうか尋ねられ、ナデラCEOは楽観的な見方を示し「供給面では、軌道に乗っています」と述べました。
ナデラCEOは、マイクロソフトはこの集団感染危機とそれに伴う景気後退を乗り切れるだけのものはあるとし、同社で最も急速に成長しているクラウド事業が順調に伸び続けているとの事。
ナデラCEO
「私たちは素晴らしいバランスシートを持っており、非常に多様なビジネスです。 率直に言ってこれは非常に強力であると確信しています。前世代のデータセンターアーキテクチャまたは、ソフトウェアアーキテクチャであった場合、私たちはこの危機に効果的に対処できなかったと思います。新製品に関しては、マイクロソフトが市場に予定通りにハードウェア製品を発売出来たとしても、コロナウイルス危機が拡大し、世界中の多くの人々により緊張を強いる可能性もあるため、製品の需要があるとは限りません。また、中国は今のところこの問題に対処しているようですが、再びウイルス危機の波にぶつかる可能性があります。ですので、この時点では全てがまだ中に浮いたままです。」
とりあえず、製造面は復旧し始めている様でひと安心ですが、ナデラCEOも言っている様に、中国で今は落ち着いていてもまた再び猛威を奮うかもしれないという心配をしていますね。。とは言え、Surface、XboxSeriesXなどの製造遅延などの懸念は今の所はなく、予定通りとの事で大丈夫そうですが、予断は許せませんね。。🔚
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