12月9日月曜日に発売予定のBethesdaの傘下Machine Gamesが開発した映画『インディアナ・ジョーンズ』のゲーム化作品『インディ・ジョーンズ:大いなる円環』のメディア・レビューが解禁され、大手関連メディアを筆頭に満点、もしくはそれに準ずる高評価を多く獲得しているようです。
当初、プレビューではステルスと探索がほとんどで、物足りない、退屈などの評価も多く、インディ映画が大好き私個人も期待していたので、大丈夫かな、、と心配していましたが、どうやらそんな心配もしなくて良いくらいにバリエーションに富んだゲームプレイで楽しめるようです。良くも悪くも王道という事も言えるのかもしれませんが、間違いなく傑作との評価が多いようです。
Xbox Wireでは作品解説記事も公開されています。
【Eurogamer 5 / 5 】”トゥームレイダー “と “アンチャーテッド “の次回作は、Machine Gamesが次にどんなゲームに取り組むことになるにせよ、この後の仕事が大変なのは確かだ。しかし、確かなことがひとつある。 インディの遺産は『グレート・サークル』によってしっかりと、そして真に回復したと感じられる。
【IGN 9 / 10 】魅力的で没入感のある世界規模の宝探しであり、今世紀最高のインディ・ストーリーである『インディ・ジョーンズと大いなる円環』は、博物館にあるべきものではなく、ハードディスクにあるべきものだ。
【GamesRadaer+ 5 / 5 】『インディ・ジョーンズと大いなる円環』は、このキャラクターが30年以上にわたって挑んできた冒険の中でも最高の作品だ。 デベロッパーのMachineGamesは、FPS分野における専門知識を活かして、これまでプレイしたことのないような没入感のある本格的なファーストパーソンアドベンチャーを実現した。
【Windows Central 4.5 / 5 】セリフの言い回しやシーンの撮り方から、パズルを解いているときのインディのにこやかな表情まで、Machine Gamesの全員が『インディ・ジョーンズ』を特別なものにしていることを理解しているのは明らかだ。 これは、オリジナル3部作の隣に胸を張って座れるゲームだ。
【VGC 5 / 5 】『インディ・ジョーンズと大いなる円環』をプレイしている間、私たちは最初から最後まで笑顔を絶やさなかった。 昔ながらのハリウッド大作に限りなく近いゲームであると同時に、見つけるべき秘密がぎっしり詰まった、驚くほどリッチなアドベンチャーゲームでもある。
【Xbox ERA 9 / 10 】インディ・ジョーンズと大いなる円環」は平凡なゲームではない。欠点もあるが、子供時代のヒーローの帽子をかぶり、鞭を打ち、発見のスリルを存分に味わい、真にファンタスティックな冒険に乗り出そうという、抗いがたい誘いなのだ。このフランチャイズの生涯のファンであろうと、『アンチャーテッド』や『トゥームレイダー』といったゲームしかプレイしたことのない初心者であろうと、このゲームは新鮮でありながらノスタルジーに浸れる体験を提供してくれる。MachineGamesはこのフランチャイズにふさわしい、忘れられない旅を作り上げたのだ。 一世一代の冒険に乗り出す準備はできたか? 「大いなる円環」の謎が待っている。
【By The Who? 8 / 10 】『インディ・ジョーンズと大いなる円環』は、このフランチャイズが常に得意としてきたことをやってのけている。一見どうでもいいような美術品の盗難をきっかけに、インディを激動のミステリーに突き落とし、カリスマ的存在であるインディを輝かせる。ナチスを殴り、歴史を祝い、世界を探検し、そして救う。これ以上何を望むんだ?
【Noisy Pixel 7 / 10 】『インディ・ジョーンズと大いなる円環』は、ノスタルジックなパズル、細部まで作り込まれた環境、スリリングなセットピースなど、冒険心をくすぐる要素が満載だ。精彩を欠くAIと不便なアイテム管理でつまずくものの、その魅力と発見感により、象徴的な考古学者のファンにとってはやりがいのある旅となるだろう。
【Pure XBOX 6 / 10】私たちはいつも何か違う新しいことに挑戦することや、ジャンルの常識を打ち破るチームに賛同しているが、結局のところ『インディ・ジョーンズ 大いなる円環』で最も楽しいのは、ほんの一瞬の瞬間だけである。この有名な旧フランチャイズの映画化に費やされた注意深さと慎重さを考えると、これは残念なことだ。
【PC MAG 3.5 / 5 】『インディ・ジョーンズと大いなる輪』には、新参者にも懐古主義者にも魅力的な演出と冒険の手腕があるが、無難で新鮮味のない陳腐なゲームプレイの要素が、この作品を卓越したものから遠ざけている。
いくつかのメディアが低評価もあり、5点満点で3.5のGood評価を下したPC MAGは、マイナス点として「肥大化した探索要素」「時折混乱するAI、ゲームプレイの仕組み」「高いシステム要件」の3つを挙げています。中には、他のメディアの指摘ではAIの不具合、進行不能なバグもあるようです。これらの問題はパッチで迅速に修正されていくでしょう。
そして、テック系メディアのデジタルファウンドリーもレビュー動画を公開しています。
クラシックゲームをこよなく愛するジョンさんがレビューしており、テクニカル的にはリアルでよく再現されたカットシーン(ムービー)で引っかかるシーンがあるようで、それが没入感を削ぐことがあるようです。このカットシーンは全てリアルタイムレンダリングされているようで、鮮明でクリアな素晴らしいグラフィックスで再現されているようです。
グラフィックスは非常に鮮明で高解像度で、Xbox Series Xではほぼ1800Pの解像度で推移し、フレームレートも60fps固定に近いほど安定してプレイ出来ているようです。Xbox Seires Sでは解像度が低く、テクスチャなどのアセットも低いので、鮮明さという点ではかなり厳しいようです。
そしてPC版ではレイトレーシングでプレイ出来るようです。
ゲームの完成度は素晴らしく、映画のライセンスゲームとしては正に自分が待ち望んでいた物だ。と絶賛し、映画のゲーム化作品としてもベスト作品と言っても良い程、素晴らしい出来のようです。
そして、ジョンさんも動画で触れていますが、インディ演じるトロイ・ベイカーの声が当時のハリソン・フォードの声とそっくりなところも興味深いですね。確かにそっくりで本当に似ています。
もちろん、トロイ・ベイカーさんもそれを意識してボイスアクトしたんでしょうけど、ここまで似ていると驚きです、見ていても全く違和感を感じません。
このことからもインディ映画ファンであれば、日本語吹替でプレイするのは勿体無いですね。個人的に映画で日本語吹替はあまり好きではないので、私は英語でプレイしようと思っています。
本作のタイムラインは映画の1作目『レイダース:失われたアーク』〜3作目の『最後の聖戦』までの間を描いているので、映画そのままのカットシーンが多く登場しています。しかも再現度は完璧と言って良いでしょう。カメラアングル、キャラクターのモデリングまで本当に素晴らしい出来栄えです。
そしてその延長線上で映画にはなかったアングルで、見慣れた場所を探索体験出来る場面もあり、その点でもインディ映画ファンには映画を追体験出来るような感覚になるので、相当楽しそうですね。
IGNが本作の映画 vs GAMEの比較動画を公開しており、いかにカットシーンが完璧に再現されているのかが分かります。
ということで、『インディ・ジョーンズ:大いなる円環』は、映画ファンが待ち望んだ、素晴らしい出来栄えのようなので、インディ映画大ファンの私もプレイするのが楽しみです。レビューで指摘されているAIのバグ、進行不能なバグがあるようなので、その辺りが気になりますが、早くゲームの世界に飛び込みたいですね。
『インディ・ジョーンズ:大いなる円環』は、12月9日にPC、Xbox Series X|Sで発売されます。ゲームパスUltimateメンバーは、追加料金なしで発売初日からゲームデータをダウンロードしてフルゲームをプレイすることが可能です。
プレイステーション5版は、来年2025年春に発売予定となっています。
おそらく、PS5Pro Enahcedにも対応するでしょう。個人的に本作がPS5Pro Enhanced対応ならば、PS5Proでもプレイしたいところですが、まずはXbox Series Xで堪能したいと思います。
🔚
コメントを残す