セガが、3D格闘ゲーム『バーチャファイター』シリーズの最新作『Virtua Fighter R.E.V.O. 』を発表しました。Steamにて今冬配信だそうです。
『バーチャファイター esports』をベースに、様々な要素がアップグレードされているようで、特にゲームバランスの大幅な調整、4K/60fpsへの対応とさまざまな点が進化しているとの事。
「アーケード」「ランクマッチ」「トレーニング」「オフラインバーサス」などの従来のモードを収録。さらに最大16人が参加可能な「トーナメント」、総当たり戦の「リーグ」なども新たに追加され、オンライン対戦には「ロールバックネットコード(対戦ゲームの遅延を低減する技術)」が採用、世界中のユーザーとスムーズな対戦が可能との事。
完全新作かと思ったら、『バーチャファイター esports』をベースにしたリメイク作品なんですね。
『バーチャファイター esports』の開発は『龍が如くスタジオ』で、今回発表された『VIRTUA FIGHTER 5 R.E.V.O.』も『龍が如くスタジオ』が開発を担当しているそうです。このスタジオの名越さんが元々AM2研でデイトナを開発したディレクターでしたからね。懐かしのAM2研のロゴがあるくらいなので、バーチャファイター2、3などの開発スタッフは残っているんですかね?
噂のバーチャファイター新作がコレなのでしょうか?コレとは別に完全新作が開発されていると思いたいですね。
ちなみに、PS4、アーケード向けの『バーチャファイター esports』についても、「Ver.2.0」としてゲームのバランス調整がおこなわれるとの事です。
私は、今はもう格闘ゲームはほとんどプレイしませんが、バーチャファイター1は当時、六本木のGIGOなどでよくプレイしていました。そこで知り合った方とまたGIGOで会うと、1戦やろうかとなって対戦したのが懐かしいですね。
その後、テクスチャーマッピング技術(平坦なポリゴンに絵を貼り付ける技術)を導入した『バーチャファイター2』が出た時のリアルなグラフィックの衝撃は今でも鮮明に覚えています。
当時はテクスチャのないカクカクポリゴンしか見てなかったので、テクスチャマッピングでリアルになったバーチャファイター2の衝撃は本当に凄かった。ゲーセンに人だかりが出来ていましたからね。スト2以来の盛り上がりでしたね。バーチャファイター2で新たに追加された新キャラクターで酔拳のシュンディーのみた事もない動きも話題になりました。
当時、米軍事企業のマーティン・マリエッタ(現ロッキードマーティン)とセガが共同開発したという「MODEL 2」CG基板で名作デイトナなども生まれました。当時、バーチャ2にハマりすぎて、アストロ筐体ごと購入して、夜な夜な友人と遊んでいたのを思い出します。
当時のモデル2基板は、かなりデカい金属製のシールドケースに収められていて、それとは別に電源も費用でしたからね。当時、確か60万円くらいだったような、、筐体込みの価格と記憶違いかな。
この頃のアーケードは、家庭用ゲーム機は相手にならないくらいグラフィック品質に差のあった時代で、ゲーセンが時代の最先端CGグラフィックが見れる場所でもありました。今やコンソールの方が超えてしまっていますけどね。
そんなゴツい基板と電源がないと遊べなかった『バーチャファイター2』も今や、2世代前のコンソールで当時のアーケード版と全く同じクオリティで遊べてしまうのですから、時代の進化は凄いなとバーチャファイター2当時の事を思い出して、改めて進化を再認識しています。🔚
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