『ダイイングライト』の開発スタジオで有名なテックランドのフランチャイズ・ディレクターであるタイモン・スメクタラ氏は、Gamingboltのインタビューで以下のように述べています。
“PS5 Proの性能をフルに発揮できるようになるのはこれからですが、グラフィックとパフォーマンスの柔軟性が大幅に向上するため、すでにエキサイティングなことです。 GPUが強化されたことで、特に『ダイイングライト』の核となる天候エフェクトのような複雑な環境ディテールのビジュアルの忠実度を高めることができます。このようなパワーは、高解像度でのスムーズなゲームプレイがポピュラーになるので、最高レベルの没入感が最も重要な我々のようなゲームにとっては、非常に重要なことです。
ソニーのPSSRは、現在各社が導入しているスーパーサンプリング技術をより推進するもので、将来的にデベロッパーがクリエイティブな自由度をより高めることができるようになるので、素晴らしい取り組みです。
既存のPS5では、通常FSRイメージアップスケーリング機能が使用されますが、ピクセル再構築プロセス中にピクセル・ゴーストやピクセル・ジッターなどが発生するなどいくつかの欠点があります。PS5 ProのPSSR画像アップスケーリングは、これらの弱点を最小限に抑え、非常に印象的な結果をもたらします。
ソニーが提案しているPSSRが新たな標準になるのであれば、PSSRはゲーム機のGPUパワーの向上以上に重要なものになる可能性があると思います。”
PSSR、まだ初期のバージョンにも関わらず、テック解析メディアのデジタルファウンドリーは、AMDのFSR3.1より優れているとの評価で、6年かけて熟成してきたnVIDIAのDLSSにも特定の場面では優れている部分もあり、PSSRがゲームチェンジャーになる可能性もあると上々の評価を受けています。
PSSRがより熟成を重ねてより良くなると思うと、期待も広がります。
ゲーム機も今後は「AI」が鍵となりそうですね。
プレイステーション5 Proは、11月7日に発売されます。30周年記念アニバーサリーエディションは11月21日に発売されます。
via GamingBolt
コメントを残す