夏本番の暑い気候になりつつある今日7月3日は、夏の風物詩と言える心霊番組「真夏の絶恐映像 日本一コワい夜」がなんと3時間半もの長時間枠でテレビ東京で放送されます。
最近はコンプライアンス云々で、TV番組もつまらなくなりつつある昨今、心霊番組も全盛期の70〜90年代頃に比べると、本当に減ったなと。心霊関連好きな私も寂しいと思っていましたが、テレビ東京さんだけはコンスタントに放送して頂けていて、本当にありがたいですね。
一時は心霊商法など新興宗教団体問題などで、心霊系番組はスポンサーに敬遠されたり、TBSで年1で定期的に放送されていた「世界の怖い夜」などは、心霊写真の捏造、更に捏造心霊写真のベース写真の無断借用がSNSで発覚して以降、放送されなりしばらく心霊番組はない状態が続いていました。
本日放送されるテレビ東京の「真夏の絶恐映像 日本で一番コワい夜」は、以前は中山さんなどの芸能人がバスで心霊スポットを巡りながら、恐怖体験をされた方が乗車して再現ドラマという展開の構成でしたが、数年前から構成が、前述したTBSで放送されていた「世界の怖い夜」に近い構成となったので、もしかすると製作会社が同じ系統なのかな?と。(違っているかもしれませんが。)
世界の怖い夜の中で秀逸だったコーナーが「怪奇現象に悩む家」ですね。スタッフがハイテク機器(動体感知赤外線カメラ、音の場所をリアルタイムで分かるカメラなど)を持ち込んで、怪奇現象に悩む家に泊まり込み、複数箇所にハイテク機器を定点設置し夜通し検証するコーナーで、かなりの確率でヤバい映像も捉えられたりしており、芸能人の肝試しツアーより遥かに緊張感もあって見応えのあるコーナーでした。
このコーナーをみていると、動体検知赤外線カメラ(動きを検知して赤外線写真を撮る)で多くの写真が撮れている事から、霊現象は赤外線カメラと相性が良いような気がしますね。
今夜放送される「真夏の絶恐映像 日本で一番コワい夜」でも、今後は「怪奇現象に悩む家」のようなコーナーを増やして欲しいところです。
最近は、三軒茶屋にあるヨコザワ・プロダクションが話題になっていて、「三茶のポルターガイスト」その続編である「新・三茶のポルターガイスト」も公開中です。ヨコザワプロダクションではポルターガイスト現象特有の天井から吊るされたフレームが尋常ではなく激しく揺れたり、ホワイトボードが揺れたり、掛け時計がものすごい勢いで飛んできたり、究極は物質化した白い手が天井から床、壁など様々な箇所から出現するなど、世界でも稀な場所と言えますね。
ヤラセだとか、特撮だとか、CGだとかいう意見もありますが、映画を見たり、芸人さんの侵入レポートをYOUTUBEで見ると、到底人が隠れるような場所もなく、仕掛けもなく、ヤラセとは思えません。自分もどちらかというと、半信半疑のスタンスでしたが、ヨコザワプロダクションだけはガチだと今は思っています。
批判的な人は映画を見たことのない人が多い気がしますね。ヨコザワさんの人柄、ヨコザワプロダクションの成り立ち、ここに至るまでの裏話を知ると、ヤラセだとは思えないでしょう。
現在、精力的にヨコザワプロダクションで取材をしている角由紀子さんも、協力している横澤社長も、物質化した白い手や他の現象も、どういう仕組み、理論で出現するのか、純粋に解明したいという好奇心と探究心に駆り立てられているんだなと感じます。
昨年亡くなってしまったという企画・プロデュースの叶井俊太郎さんは、「TV番組ではガチで幽霊を映している、扱っているから使えないと言われた。」と述べており、どうやらTV番組ではあまりにもハッキリ映っている場合は使えないようです。逆にガチでも何か分からない、なんとなくという有耶無耶に出来そうな映像であれば使えるそうです。
コンプライアンス云々、こういう風潮だからTV番組自体がつまらなくなり、YOUTUBEなどに食われて衰退しているんだなと思いますね。
TV業界も危機を感じているのならば、そろそろ原点回帰も必要なのではないでしょうかね。昔のTV番組は本当に面白かったので。良くも悪くも緩かったからこそ面白かったですし、個性的な監督、俳優がいたからこそ骨太な映画作品も多く生み出されて来たんでしょうね。
関根勤さんのYOUTUBEチャンネルにゲスト出演した中村雅俊さんも関根さんも当時を振り返り、今と比較した上でそのような意見を述べています。
とりあえず、貴重な年に1、2回あるかないかとの地上波での心霊系番組ですので、お見逃しなく。
「真夏の絶恐映像 日本で一番コワい夜」は、本日7月3日のよる18時25分から3時間半放送です。
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「真夏の絶恐映像 日本一コワい夜」番組公式ホームページ
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