マイクロソフトが昨晩、公式のXBOXニュースサイト「Xbox Wire」にてCALL OF DUTY(以下、COD)の最新作である『CALL OF DUTY:Black Ops 6』(COD BO6)を発売初日からゲームパスで配信する事を発表しました。
合わせて、「真実は時に嘘をつく」というライブ・アクショントレイラーが公開されました。
噂通り湾岸戦争時代が舞台のようですので、「砂漠の嵐作戦=Operation Desert Storm」も描かれるのかもしれません。
トレイラーでは冒頭から
ビル・クリントン「真実を話そう。人生は嘘で塗り固められている。」
と言い、そして当時の米陸軍トップだったコリン・パウエル陸軍大将
「人々が平和を望むから戦争は隠蔽した。今やそれが闇でうごめいている。」
マーガレット・サッチャー
「閉ざされた扉の背後に、世の中の秘密を隠しました。」
ジョージ・H・W・ブッシュ(パパ・ブッシュ)
「人々と信頼を築く一方で、我々を取り巻く世界が崩壊する。盲信し過ぎなければ、気づくはずだ。」
そして最後に
イラクのサダム・フセイン元大統領
「何事も見かけによらないものだ。だが、真実を求めても、、暗闇を覗き込むといい。」
という意味深なセリフで終わります。
余談ですが、パパ・ブッシュは大統領なる以前、CIA長官を務めていたこともあり、有名な話として当時カーター大統領就任時、カーター大統領からUFO関連情報の提出を求められ、「ならば必要なクリアランス(秘密接近許可証)を取得してください。」と回答、拒否したそう。UFOジャーナリストの間ではジョージ・H・W・ブッシュは「UFO情報を全てを知っていた男」とも言われていました。
しかし、この『COD BO6』が発売初日からゲームパスで配信というのは、少し前から海外メディアでも推測として言われてはいたものの、個人的に結構衝撃でした。
マイクロソフトがアクティビジョン・ブリザードの買収が完了して以降、『COD』の過去作は将来的にゲームパスで配信されるとは思っていましたが、過去作の配信より先に一番ホットな最新作である『BO6』が配信されるとは、、
しかも『COD』シリーズの中でもTreyarchスタジオの開発するBlack Ops(BO)シリーズは、ゾンビモードの元祖(ナチゾンビとしてCOD World at Warに初登場)でもあり、特にCODファンの間でも人気のあるシリーズです。
更に『COD BO6』は、開発期間が4年と言われており、歴代COD作品の中でもかなり時間をかけて開発しているそうで、完成度に関してもCODファンが大いに期待をしていて、非常に大きな注目となっています。
しかし、CODシリーズは莫大な収益を上げるドル箱タイトルでもあり、今ではマイクロソフトのゲーム部門の重要な収益の柱でもあります。
前述のようにCODファンに人気のBOシリーズ最新作ですから、ゲームパスで初日から配信しなくても今まで通りファンは喜んで1万円近い金額を払って購入するでしょう。
それを発売初日からゲームパス配信するというのは、マイクロソフトがフルプライス販売での収益より、ゲームパス契約者の伸び悩みを、なんとしてでも改善させて契約者数を増やしたいという意向なのでしょうね。
しかし、そうする事によって大きな稼ぎ頭の収益源を削ってしまう事にならないのだろうか?と懸念する声もあります。私もそれを心配していますが、、マイクロソフトはCOD最新作のパワーでゲームパスの契約者を大きく拡大させる事が優先のようです。
ま、プレイヤーからすれば、1万円近い金額を負担せずにゲームパスの月額料金だけで遊べるので、非常にありがたい事ではありますが、、果たしてゲームパスの収益モデルがこのまま続いていくのかは『BO6』効果の結果次第かもしれませんね。間違いなく、契約者数の増加にプラスになるでしょう。問題はそれをいかに継続させるかでしょう。この方針は一歩間違えれば、「諸刃の剣」になりかねないとも言えるかもしれません。
日本時間 6 月 10 日 (月) 午前 2 時から配信される「Xbox Games Showcase」の後『Call of Duty: Black Ops 6 Direct』が配信され、世界初公開となる『BO6』のゲームプレイ映像も披露される予定です。
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