XBOXゲームパス契約者数は現在3400万人。昨日配信されたXBOX公式ポッドキャストで明らかに。

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昨日、配信されたXBOX公式ポッドキャストで様々な内容が発表されましたが、個人的に気になった点がいくつかあったので、個人的な感想などを書きたいと思います。

XBOXゲームパスの公式契約者数が発表

まず、XBOXゲームパスの最新の契約者数が明らかにされた事。ゲームパスの契約者数は当初、かなりの勢いで増加していたこともあったのか定期的に公式発表されていましたが、その後は契約者数が伸び悩んだのかいつの間にか発表されることはなくなってしまいました。

そんな状況下で久々に公式で契約者数が発表されました。公式のXBOXニュースサイトXbox Wireでも紹介されていますが、その数3400万人。

数年前で2100万人超えと発表されていたことを踏まえると、契約者数は伸び悩んでいるようですね。自分はてっきり5000万人くらいには到達しているのではないかなと思っていただけに、3400万人という数字には悪い意味で少々面食らいました。

マイクロソフトがアクティビジョン・ブリザードを9兆円を超える金額で買収したのも、将来的にゲームパス契約者数を更に多く獲得したい狙いの一つでもあると思っているので、今後どう推移していくのか気になるところ。

「ディアブロⅣ 」がゲームパスに

そして、アクティビジョン・ブリザード買収後、初となる同社のタイトルである「ディアブロ Ⅳ」がゲームパスにラインナップされることが発表。

個人的には既に購入済みで、そこそこやり込んだタイトルなので、正直今更感もあってそれほど嬉しいニュースでもありませんが、まだプレイしていない方にとっては、プレイする絶好の機会ではありますよね。より多くのプレイヤーに遊んでもらうという点では良いのかなと思います。「ディアブロ4」は3月28日木曜日よりゲームパスでプレイ可能になります。

「我々のゲームは全て初日にゲームパスで遊べます。」と改めて強調したのが印象的で、そうなると今年10月に発売予定とされているコール・オブ・デューティー(CALL OF DUTY=COD)の新作(ガルフ・ウォー=湾岸戦争との噂も)も発売初日にゲームパス入りするのか気になるところです。

もし、CODの新作が発売初日にゲームパス入りするとなると、そのインパクトは大きいですね、、しかし、買収承認裁判では新作CODの発売初日ゲームパス入りに関しては、当局に懸念を指摘され、否定していたやり取りがあったように思います。

2024年末に新たなハードウェアが発売の予定

そして、XBOXハードウェアに関して、今年2024年末に新しい製品が発表されるようです。現在のXBOXボスであるサラ・ボンド氏がポッドキャストの中で述べています。その話では史上最大の技術的躍進にフォーカスしたハードウェアになるようですね。公式XBOX Wireでは「強力かつ革新的な、複数年に渡って計画されているハードウェアのロードマップがあります。」との事。

具体的な事には言及されませんでしたが、各方面の推測を見るに、次世代機ではなく、既に噂も出ているPS5 Proに対抗した「ミッドジェネレーション機」になるのではないかと思っています。要はPS4 ProやXbox One Xのような現行機の性能強化版のコンソールになりそうです。

Xbox One Xでは6テラフロップス、そしてXbox Series Xで更に2倍の12テラフロップスにまで向上したので、もしPSやXBOXの性能強化版機が出るなら、20〜24テラフロップスくらいの性能はありそうですね。

ただし、正直なところ現行機のXbox Series Xでも今のところなんの不満もない(おそらく多くの一般ユーザーはそう)ので、果たしてこのタイミングで出して売れるのかとは思いますが、、ま、出たら買ってしまうんでしょうね。

あと一つ考えらるのは、Xboxゲームパスのクラウド対応タイトルをクラウド経由で遊ぶのに特化したXBOX携帯機のような物が出ても不思議ではないかなと。

XBOXはXbox Any Whereというキーワードも使っていますし、いつでもどこでも友人とプレイするという、そのコンセプトが中心にあるので、XBOXのクラウド・ゲーミングに特化した携帯機が出るのも自然な流れかもしれませんね。

携帯機の噂はソニーにも出ています。いずれにしろ、年末の新ハードはどのような物が出てくるのかは楽しみではあります。

他のプラットフォームにXBOX専用の4タイトルがリリース

どうやら、Xboxで1年以上プレイされてきたXBOX専用タイトルが、他のプラットフォームで発売するようです。コミュニティ主導のタイトルとの事で、ゲーム専門ニュース「Game File」のスティーヴン・トティロ氏によると、その4タイトルというのは「Sea of Thieves」「Hi-Fi RUSH」「Pentiment」「Grounded」と推測しています。

選ばれたタイトルの詳細についてな近日中に公式発表されるようです。

Xbox Wireでは、さらに多くのプレイヤーに向けてゲームタイトルを提供することは、それらの作品のリーチやインパクトを拡大するだけでなく、次回作やXboxのファーストパーティータイトルへの投資にもつながるとの事。

あるメディアは、今回の公式ポッドキャスト前に、XBOXは2世代連続でPS5に2倍以上の差をつけられ、フィル・スペンサー氏もゲーム機戦争でライバルに敗北した事を認め、マイクロソフトがサードパーティーというポジションに移行するのではないか?と報道されていました。

フィル・スペンサー氏が敗北を認めたというのは、アクティビジョン・ブリザードの買収承認の過程で、XBOXがいかにライバルに対して苦戦しているかを説明する中で言及された事です。

そんなXBOXが背水の陣の状況下、CODなど有力タイトルを傘下に収めた事で、マイクロソフトが巨大なサードパーティーへと方針転換するのではないかと推測されたわけです。

しかし、噂されていた『Starfield』『INDIANA JONES』や『Gears of War』が他のプラットフォームで発売はない事が確定しています。そして「Xbox専用ゲームタイトル(独占タイトル)への根本的なアプローチに変化はない。」と強調していました。

つまり、前述のように懸念されていた「XBOXの象徴的な独占タイトルが他のプラットフォームにリリースされるという事ではない。」事も強調していました。

XBOXの4タイトルを他プラットフォームへの発売は、あくまでもXBOXコミュニティ主導のゲームの紹介を他プラットフォームのユーザーに拡大する事で、ゲームとコミュニティの活性化、XBOXの宣伝、今後の続編やファースト・パーティーへの投資継続のきっかけにもなるからです。とフィル・スペンサー氏は述べていました。

とは言え、2世代連続でプレイステーションに2倍の差をつけられシェアを縮める事が出来なかったのは、ネガティブな要素と言えるかもしれませんね。ゲームパス、後方互換という強力な武器があるにも関わらず、XBOXのシェアが伸び悩んだという事でもあります。あと、現在の3400万人のゲームパスユーザーの中には、おそらくPCユーザーも意外と多いのかもしれませんね。

しかし、現状を見る限り天変地異でも起きない限り、XBOXがプレイステーションを上回るという事はないでしょうね。。特に日本ではw それが現実だとは思います。

今回、対話形式で公式に発表された内容は、XBOXユーザーとしてはとりあえず安心出来る内容ではありました。しかし、マイクロソフトもこのままXBOXハードウェアでライバルに対しシェア低下が続くと、XBOXハードウェア開発を続けるという方針が揺らぐ可能性もありますよね。

一応複数年のハードウェア計画がある事を明かしてはいましたし、今のところはハードウェアによるゲームプレイ体験がベストであるとサラ・ボンドさんも言ってはいましたが、過去のマイクロソフトの先例を見るに、やや心配ではあります。

しかし、アクティビジョン・ブリザードを吸収したことで、マイクロソフトのゲーム部門の売り上げは最新の決算を見ると、Windows部門を超えるまでに拡大していて、今やマイクロソフトの重要な部門にまでなっています。

それだけに、今年末に登場予定の新しいハードウェアが飛躍的な技術躍進にフォーカスというのは、一体何が登場するのか非常に期待したいですね。そして、ソニーは噂のPS5 Proなのか、それともVITAの後継のような携帯機再びなのか、、久々に今年末の3プラットフォームでの新ハードウェアは楽しみと言えます。🔚

via Xbox Wire

2 件のコメント

  • Game Passの会員数
    これは以前Live Goldだった現在はCoreの会員数も含まれてるみたいですね
    そして以前公開されてたGamePassとLiveGoldの会員数を足すと今回の発表は300万人ほど減ってるみたいです

    • 情報ありがとうございます。

      >>以前Live Goldだった現在はCoreの会員数も含まれてるみたいですね
      >>そして以前公開されてたGamePassとLiveGoldの会員数を足すと今回の発表は300万人ほど減ってる

      実質は増加どころか、減少でしかも300万人とは驚きです。
      リストのテコ入れも含め、新作の追加もないと厳しいですね。
      ま、このようなサブスクサービスは会員の増減の繰り返しなんでしょうけど、、

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