全世界で歴代邦画最高のヒットを記録、オスカーVFX部門賞にノミネートされるなど、正に記録づくめの「ゴジラ マイナスワン」。
監督、脚本に加えてVFX監督でもある山﨑監督が、VFX(ビジュアル・エフェクツ)の技術を詳細に解説した公式動画が東宝の公式ゴジラYUTUBEチャンネルで公開されています。
ハリウッドの大作の予算では今や当たり前の100億円超えから比べると、僅か20億円弱という低予算の制約の中で、いかにして膨大な610もの見事なショットを総勢35名の特殊効果スタジオ「白組」メンバーが作り上げたのかを詳細に解説しています。
特に驚いたのは、海でのゴジラの1シーンでは、水のシミュレーションやゴジラのウルトラ詳細なディテールなどの複数の要素も合わさった事でデータ容量が5TBを超えたという話、ハリウッドでは油圧制御の動くセットが当たり前の中、予算の制約から試行錯誤の結果カメラを揺らし、役者がそれに追従して演技するなど、低予算の中で様々な工夫が凝らされて撮影された舞台裏の映像が盛り沢山に紹介されており、非常に見応えのある必見の動画になっています。
いずれ発売されるであろうブルーレイなどに特典映像として収録しても良いくらいの充実した内容の映像なので、この素晴らしいメイキング動画をYOUTUBEで無料公開しちゃって良いのかな、、と思ったほど。
「ゴジラ マイナイス1」は、3月11日に開催されるオスカー授賞式でVFX部門賞候補作品にもなっているので、全世界の人々やアカデミー会員の多くの方々に広く知ってもらうためにも、このような映像の無料公開は必要なのかもしれませんね。
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