NewsNationの報道によると、テネシー州選出ティム・バーチェット議員は木曜日、来週開催される下院監視委員会のUAP公聴会で証言する、3人の証人を公式に確認したようです。
それは元海兵隊戦闘機パイロットでUAP目撃を現役海軍パイロットとして初めて公に証言し、現在はUAPを目撃した民間、軍のパイロットを支援する団体Americans for Safe Aerospaceのエグゼクティブ・ディレクターでもあるライアン・グレイブス氏、そして同じく元海軍パイロットでブラック・えーす飛行隊司令官で、当時UAPを目の前で目撃し、追跡まで行ったデイビッド・フレイバー氏、そして先月衝撃の内部告発をした元国防総省未確認異常現象タスクフォース代表、国家偵察局(NRO)将校でもあったデイビッド・グラシュ氏の3名。
今までのUAP公聴会のお茶を濁すような内容を考えれば、今回の証人3名、特にデイビッド・フレイバー氏はUAPと遭遇時、地球の物理法則を無視するかのように目の前で急加速して消えたのを目撃、証言しており、フレイバー氏が遭遇時の経験を公聴会で証言すれば、今までのUAP公聴会でAAROのショーン・カークパトリック氏が述べた「今のところ、物理法則を無視するかのような物体などの証言、証拠はない。」としてきた事が、覆ります。グレーブス氏も以前に、60Minutesなどの番組で数年間毎日のようにUAPが出現していた事や、複数の鮮明なUAP映像の存在を証言しています。
この事からも、下院委員会が開催する1回目の公聴会としては、これ以上にない理想の人選と言え、この3名が揃った事からも委員会の本気度が伝わってきます。
グラシュ氏はNewsNationの独占インタビューで、ペンタゴンは人間ではない起源の物体や乗組員の証拠を隠蔽している、と語っています。グレイブス氏は、複数のUAPの形や飛行形態など詳細に報告し、訓練をしていた数年間、毎日UAPが出現し、これらのUAP遭遇が我々を危険にさらしているとペンタゴンに警告しました。
元英国防省でUFO公式調査員でもあったニック・ポープ氏は今回の証人について「グラシュ氏は誰もが望んだ証人であり、非常に興味深い。」と述べています。
バーシェット議員は、
“今年の公聴会は、証言した全員が求めている情報が機密情報であると主張した昨年とは異なるものになるだろうと語っています。
内部告発者がそれぞれの実体験を語ることで、アメリカ国民はようやく答えに似たものを受け取ることになるだろう。”
下院監視委員会は他の議員や、情報機関、国防総省から多大な反発を受けているそうで、NASAでさえもこの問題に関してやや後退しているそうです。 ここまでして避けようとするほどの秘密とは一体何なのでしょうか。。
“存在するか、存在しないかのどちらかです。彼らは存在しないと言い続けているが、存在するかどうかを証明する情報を入手する機会には、彼らはことごとく我々の情報入手を妨害しているのです。真実がどうであれ、私たちは真相を究明するつもりだ。隠蔽工作はもう終わりです。”
ジャレッド・モスコウィッツ議員(民主党、フロリダ州選出)は、UAPデータを明らかにするための超党派の努力は、まさにアメリカ政府の透明性のためだと述べています。
“我々がこのような質問をし、その答えが未確認航空現象は存在しない。と言うのであれば、そう言えばいいのです。しかし、それは答えではありません。答えは “言えない “です。だから憶測につながるのです。
政府が何をいつ知ったのか、その疑問に答える時が来たのです。納税者は自分たちがどのような研究に資金を提供しているのかも知る権利があるのです。”
と、実に頼もしい発言をされています。
バーチェット議員は、
“アメリカ国民は知る権利がある。”
と述べています。
モスコウィッツ議員は、
“不必要に物事を検閲したり、過剰に分類(機密化)し隠蔽することで、世に出回っているこれらの説を引き起こすのです。”
と述べ、過剰な秘密主義が余計な憶測を呼んでいると、国防総省内の隠蔽する勢力を批判しています。
今回の委員会のメンバーでもあるアンナ・パウリナ・ルナ下院議員も、
“我々下院監視委員会の調査を妨害しようとする政府機関は、アメリカ国民のために何もしていません。”
と批判。
バーチェット氏は、“すべては権力と支配権の維持のためだ。”と語っています。
このUAP問題への追求を主導しているルナ議員とバーシェット議員は、
“今回の内部告発者の証言によって、国民が失望することはないでしょう。”
と述べています。
UAP/UFOに関する下院監視委員会のUAP公聴会は、米国東部時間7月26日午前10時から開催されます。
否定派でよく難グセをつけるミック・ウェスト氏は、今回の3名の証人に「失望した」と述べています。理由は、過去にこの3人はメディアで体験したことを話しているので、なんの新鮮味もないと語っています。
相変わらずのミック・ウェスト氏ですが、公聴会という場でこの3名が驚くべき体験、内容を喋ることの意味合いが大きいと思いますね。まだ始まりに過ぎず、まずはこの3名ということなのでしょう。他に複数いるという内部告発者らは、今回の公聴会後の行方を見守っていそうです。それ次第では今後の公聴会に出てくるかもしれません。
前述のように、かなり国防総省内で反発受けながらも公聴会実現に結びつけた委員会の議員の方々にはリスペクトですね。
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via NewsNation
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