マイクロソフト スミス社長「アクティビジョン・ブリザード買収で、一部のゲームを切り離す事など現実的ではない。」そして、衝撃的なシェア率も明かす。

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マイクロソフトのブラッド・スミス社長は、690億ドル(約8兆円)規模のActivision Blizzard買収提案は、大ヒットタイトルである「Call of Duty」が伴わない限りあり得ないと、明言したようです。

2週間前に、英国の規制当局(CMA)は、マイクロソフトがアクティビジョン・ブリザードの買収がゲーム市場の競争にとって有害であるという意見を懸念を緩和させるのに、世界で最も収益性の高く、影響力もあり、今回の買収の最大の目玉でもあるゲームフランチャイズの1つである『コール・オブ・デューティー』を売却する必要があるかもしれないと示唆していました。

マイクロソフトのブラッド・スミス社長は、昨日ベルギーのブリュッセルで欧州規制当局との非公開の公聴会の後、

“この買収取引で、アクティビジョン・ブリザードのゲームを部分的に切り離すと考えるのは、実現可能でも現実的ではない。

独占禁止法の規制当局には選択肢がある。買収を阻止するか、行動規範と救済措置で未来を前進させ、このタイトルをさらに多くの1億5000万人に届けるかの選択だ。”

と述べたようです。

Activision Blizzardとの買収取引が承認されれば、『CALL OF DUTY』が現在以上に各プラットフォームで共有することで、スミス社長が述べたように1億5000万人もの人々がアクセスできるようになることを意味しています。

この1億5000万という数字は、先日、任天堂とnVIDIAでCODなどのタイトルを10年間供給契約したGeForce NOWと任天堂Switchのユーザー数を合わせた数字のようです。

スミス社長曰く、ソニーはいまだにマイクロソフトのCOD供給オファーを頑なに拒否しているようです。「1億5000万」という数字にソニーは含まれていないようで、マイクロソフトは買収承認には任天堂とnVIDIAの2社と契約すれば、十分と考えていると報道するメディアもあります。

ソニーはマイクロソフトが将来的にCODを独占にするのではないかと懸念し、マイクロソフトのCOD供給オファーを拒否しているようですが、ソニーは過去にCODの追加コンテンツを1年間の時限独占にして、XBOXが不利になるような契約を結んだ事もあります。

そんな過去の経緯もあるので、ソニーとはしては戦々恐々としているという事なのでしょうか?

マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収提案は、マイクロソフト史上最大規模であり、歴代の30大買収のひとつに数えられているそうです。

独禁法規制当局は、『コール・オブ・デューティー』の将来だけでなく、マイクロソフトがクラウド・ゲームで現在市場をリードしつつある立場にあることを懸念しているようです。

クラウド・ゲーミングは、インフラ普及なども含めてまだまだ発展途上ではありますが、マイクロソフトは、XboxやPCでダウンロードしてプレイしたいゲーマー向けに、月額約10ドル(1000円強)で約300タイトル以上のゲーム・ライブラリを提供する定額制ゲーム・サービス「Xbox Game Pass」で先行しています。

最上位プランであるUltimateには、クラウドゲーミングサービスも含まれており、プラン契約者はゲームパスリストにあるゲームの内、クラウドに対応したタイトルをあらゆるデバイス(タブレットやスマートフォンなども含む)にストリーミングしてプレイすることができます。

最近ではスマートTVにXBOXクラウドゲーミングのアプリを組み込み、コントローラーさえあれば、TVからクラウドストリーミングでゲームパスのクラウド対応タイトルをプレイ出来るようにサムスンのTVに搭載されてリリースされました。

マイクロソフトはこれを他社のスマートTVにも広めたい考えのようですが、天地がひっくり返ってもソニーのブラビアには搭載されないでしょうw

昨日の公聴会はEU規制当局の懸念に焦点を当てているそうですが、米国と英国の規制当局はいずれもマイクロソフトがアクティビジョンのゲームラインナップを、自社リストに追加することで、クラウドゲーミング市場で早い段階で主導権を握り、最終的に全て自社のプラットフォーム専用(独占)とすることに懸念しているようで、この取引を阻止する可能性がある手続きを開始しています。

当事者でもあるアクティビジョン・ブリザードは、「ソニーは、20年間守ってきた自らの優位性をただ守ろうとしているだけだ。」と非難しています。

スミス社長は、現時点でソニーはマイクロソフトより全世界、欧州、日本でも圧倒的に優位な立場にある事を強調しています。

世界的なシェア率ではプレイステーション70%、XBOXが30%、欧州ではプレイステーション80%でXBOXが20%、日本に至ってはプレイステーションが96%に対しXBOXは4%という衝撃的な数値も明かしています。

これ、本当の数値ですかね、、本当だとしたら現在もプレイステーションが圧勝状態という事になります。

プレイステーションは、今までにその圧倒的な優位性を武器に、更にXBOXに対して結構な独占攻勢を仕掛けてきたのは事実なので、この巨額買収で今度は自分たちがして来たことを、マイクロソフトにやり返されるのはないかと感じているのでしょうか。。しかし、前述の衝撃的なシェア率が本当なら、そこまで脅威を感じなくても、、というのが、マイクロソフトの言い分でしょうかね。

今のところ、米国や英国規制当局はソニーの主張を認めた形の流れになっていますが、ここ数日でマイクロソフトが任天堂とnVIDIAと契約した事を受け、そしてソニーの圧倒的なシェア率を、規制当局がどう受け止めるのかが気になるところです。🔚

via ブルームバーグ, IGN USA

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