MK-Odysseyのレポートによると、昨年に発売され、日本でも発売中止になって良くも悪くも話題になったSFアクションゲーム『カリスト・プロトコル』。
1億6200万ドル(約206億円!)と言われている、その予算に見合った販売数を達成出来ていないようで、パブリッシャーを失望させていると報じられています。
この内容を受けて、発売元であるクラフトン社の投資家は目標株価を引き下げたとの事。
報道によると、市場関係者の話としてパブリッシャーのクラフトンは『カリスト・プロトコル』が500万本程度売れると予想していたそうですが、“現在の販売ランキングを考慮すると、今年中の累積販売数200万枚は容易ではない “との事。。
なんと、200万本にも到達していないとは、、
ちなみに、大人気フランチャイズである『バイオハザード』シリーズ8作目となる、カプコンの主力タイトルでもある「バイオハザード:ヴィレッジ」は、発売後6ヶ月で600万本となっています。バイオハザード最新作としてはこの数字はどうなのでしょうかね。
『カリストプロトコル』は、Dead Spaceのクリエイターで、現在はStriking DistanceスタジオのCEOであるGlen Schofield(グレン・スコフィールド)氏のアイデアから生まれた作品で、2320年木星の衛星カリストにある厳重警備の刑務所から、謎の感染によって収容者が巨大な生物に変貌した後、プレイヤーが脱出することを目指すというストーリー。
『デッドスペース』のUSG石村が刑務所に置き換わった感じで、随所にデッドスペースを思わせる世界観、ゲームプレイもあり、『デッドスペース』ファンなら既視感を感じなら楽しめるはずです。
関連メディアの評価は完全に分かれており、9点とするメディアもあれば、5点というメディアもありました。確かに、このタイトルは好き嫌いが分かれる内容かもしれませんね。。しかし、戦闘システムはオリジナリティに欠けるものの、戦略的な戦闘を実現しており、堅実だが無難な『Dead Space』後継作という評価もされています。
しかし、ストーリーには「陳腐」だとか、魅力に欠けるなど厳しい評価が多いようです。
私も昨年に米国XBOXストアでデジタル版を購入し既にクリア済みですが、個人的には楽しめましたし、悪い印象はないですけどね。
ただし、クリア後にステータスを引き継いで、そのまま新たに最初からプレイ出来る「New Game+」モードがないのは痛かった。繰り返しプレイしたいユーザーからすれば、このモードがないのは大きなマイナス要素です。
後は、所々で複数に分岐した場所があり、迷いそうになるところもあったので、『デッドスペース』のように右(R)スティック押し込むと、進むべきルートが光り輝くブルーの線で示されるような、それに代わるナビゲートシステムがあったら、良かったかもしれません。
2月に予定されているという、追加コンテンツとアップデートでニューゲーム+が追加されるようですが、せめて最初から「ニューゲーム+」モードあれば、少しは違っていたのではないかと思っていますが、、もしくは打撃武器中心のゲームデザインが受け入れられなかったんですかね、、もしくは価格でしょうか、、
しかし、総開発予算が200億円を超えていたとは驚きですね。。カットシーンのリアルさも含めて、ゲームプレイでもグラフィック品質はかなり素晴らしい品質で、各関連メディアでも2022年のベスト・グラフィック・タイトルに挙げられていた程です。
美麗グラフィックなので、それなりに予算はかかっていたのかな、、とは思いましたが、200億円超は正直驚きました。SIE(ソニーインタラクティブ・エンターテインメント)がモーションキャプチャーで協力したという話もあります。
ストーリーは次回作があるような終わり方でしたが、、この状況では残念ですが、次回作は厳しそうですね。。せめてこの作品をより良くするための改良をして、販売数を少しでも上げるなどして頂ければ、、
『デッドスペース』ファンで本作を購入し、クリアした私個人としても残念なニュースでした。
とりあえず、今は少しでも多くの販売数を達成して欲しいと願うばかりです。🔚
via MK-Odyssey
コメントを残す