【いよいよ明日スタート!】「 ゲーム・オブ・スローンズ 」前日譚「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のインタビュー動画日本語訳

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いよいよ、明日月曜日にU-NEXTで独占配信される「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚となる「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」。

「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、「ゲーム・オブ・スローンズ」から約172年前、ターガリエン王朝の全盛時代、双竜の舞踏 ( The Dance of the Dragons) =ドラゴンのダンスと呼ばれる、ターガリエン家衰退のきっかけとなった内戦を描く内容となっています。

スタートを前に、HBOのゲーム・オブ・スローンズ公式YOUTUBEチャンネルで、原作者のジョージ・R・R・マーティン氏、ショーランナーでエグゼクティブ・プロデューサーのミゲル・サポチュニク氏、ライアン・J・コンダル氏、そして各キャストが簡潔に語る解説動画が公開されていますので、日本語訳でご紹介したいと思います。

ジョージ・R・R・マーティン (原作者、エグゼクティブ・プロデューサー)

ウェスタロスは基本的に封建社会です。多くの貴族が支配しており、中には何百年、何千年と続いている家もあります。2大巨頭となる名家は、ヴェラリオン家とハイタワー家です。

ハイタワー家の権力の座は南海岸のオールドタウンで、そこは何千年もの間、ウェスタロス最大の都市でした。教団は長年、そこに本部を置き「ハイセプトン」に相当する人物がいました。

*ハイセプトン(High Septon)は、ゲーム・オブ・スローンズ時代の7王国の支配的な宗教である「Faith of the Seven」(SEVEN)のトップが持つ称号で、教団内では最高権威の地位ではあるもの、教団外ではほとんど公式な力を持たない。非公式には社会的に大きな影響力を持つが、ハイセプトンの力が弱いと世俗的な政治指導者に操られやすくなる。

リス・エヴァンス( オットー・ハイタワー )

ハイタワー家は、古くから裕福で有力者の家系です。何百年もの間、政治の中心であり続けています。

“王が食えば、ハンド(王の手)が糞を取る” という「諺」(ことわざ)があります。

ヴィセーリス・ターガリエン の右腕「王の手」であるオットー・ハイタワーは、必要な時に王に代わって評議会を運営し、そして王の意思を確実に実行します。

エミリー・カーリー (少女時代の アリセント・ハイタワー )

ハイタワー 家の紋章には「たいまつ」が描かれており、”We light the way.”(道を照らすのは我々)がモットーです。それは、ハイタワー家のキャラクターにも表れています。シリーズ当初は、オットー・ハイタワー が「王の手」として活躍しています。そこには、ハイタワーの火(道を照らす明かり)があるんだと思います。

エマ・ダーシー ( レイニラ・ターガリエン )

シリーズ内では、古い神と新しい神がいて、「Seven」は新宗教です。
そしてハイタワー家は「ハイセプトン」と強い結びつきがあります。

パディ・コンシダイン ( ヴィセーリス・ターガリエン )

ヴィセーリス・ターガリエン王の右腕となる「王の手」オットー・ハイタワーは良き助言者ですが、ヴィセーリス・ターガリエン王は、オットー・ハイタワーにかなりの不審感を持っています。

ミゲル・サポチュニク (ショーランナー、エグゼクティブ・プロデューサー)

オットー・ハイタワーは、どんな事にでも危険を察知します。そして、彼の意図はその行動の裏は善意以外の何物でもないと、自分自身を説得、言い聞かせているのです。

ライアン・J・コンダル (ショーランナー、脚本、エグゼクティブ・プロデューサー)

The Sea Snake:海ヘビ(コアリーズ・ヴェラリオンの呼称)はコレクターであり、トロフィーハンターで自分の航海を非常に誇りに思っています。そして、ナローシー(海峡)を横断する9つの航海で勝ち得たすべての品々を飾っています。The Sea Snake:海ヘビは、ウェスタロスで最も裕福な男ですが、それだけでは全く足りないのです。彼は自分の血統が玉座を欲しているのです。

スティーブ・トゥーサント ( コアリーズ・ヴェラリオン )

彼は、船のマスターです。ウェスタロス一番の船乗りで、この世界の有名な9つの海を航海をした人物です。ヴェラリオン家は最も偉大で、最強の艦隊を支配しています。「High Tide」(ハイタイド)はコアリーズ卿が所有する独立した城です。

イブ・ベスト ( レイニス・ヴェラリオン )

レイニス・ヴェラリオン(旧姓ターガリエン)は存在しない女王で、夫(コアリーズ・ヴェラリオン)は「君であるべきだったんだ、君であるべきだったんだ」と言い続け、「彼女であるべきだ。」と言ってくれる夫がいるのは、素晴らしいことです。これこそ、健全で強い夫婦(絆の強い)の典型的な例です。

ジョージ・R・R・マーティン(原作者、エグゼクティブ・プロデューサー)

ヴェラリオン人はヴァリリアの血を引き、西方で最も強大な帝国であるヴァリリアのフリーホールドの出身です。ヴァリリアには破壊が迫っていました。後に「破滅」と呼ばれることになります。そして実際に、彼らはターガリエン家より先にウェスタロスにいました。

レイニス・ヴェラリオン の状況は、ヴェラリオン家にとって好ましくない状況です。しかし、20対1で不利な状況なのに、それを押し通すために武装するのはかなり愚かなことです。ジェイヘーリス・ターガリエン は流血を望まず、彼は後継者への円滑な移行を望んでいたのです。


解説を読むに、まずはヴェラリオン家との衝突がまず描かれそうな感じ?でしょうか。。そしてハイタワー家も絡んで、色々とドロドロしていきそうな予感。。楽しみですね。

第1話では、ターガリエン家の歴史と、まだ幼少のレイニラ・ターガリエンがヴィセーリス・ターガリエン王の後継者として戴冠するまでの経緯が描かれるようです。

海外のレビューも解禁されていて、その評価は1話目(パイロット)は「ゲーム・オブ・スローンズ」へのラブレターという声が多いようです。

つまりは、今回のショーランナーでもある、ミゲル・サポチュニクさん(前作GOTでも名作と言われているラムジーとジョン・スノウの戦いなどのエピソードを監督している)も述べているように、前作へのリスペクトもあるようです。ゲーム・オブ・スローンズのファンであれば、既視感を感じられるようなシーンもあるようです。

「パイロット」とは、本格的な製作開始の前に、まず1話(パイロット)を製作し、HBOなどのスタジオ重役がパイロットを視聴し完成度を評価、その後続けて1シーズンを製作するかを決めるためのエピソードとも言えます・

ですので、本当の意味での「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のスタートは、2話目以降の内容と完成度に注目。という事で良いかなと思っています。キャラクターの定着など過去のドラマもそうでしたしね。

しかし、この「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、「ゲーム・オブ・スローンズ」でラムジー・ボルトンとジョン・スノウ軍の死闘を描いた「バトル・オブ・バスタード」など、名作エピソードを手がけた、ミゲル・サポチュニクが監督、ショーランナーとして参加した事で、HBOは手応えという自信を深めたのか、いきなりまとめて10話の製作にGOサインを出すという異例の作品でもあるようです。

海外レビューでは「1つのエピソードにこれでもかというほど、ギッシリと詰め込まれている。失望する事はないだろう。」との事で、パイロットの1話とは言え、出来は素晴らしいようです。

更に、レビューでは「ゲーム・オブ・スローンズのシーズン8を見ずして ハウス・オブ・ザ・ドラゴン を見ることはできない。」というレビューも。

なぜかというと、「数え切れないほどのコールバックがあり、この世界観をよく理解していなけれならないだろう。」との事です。

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、8月22日月曜日よりU-NEXTで独占配信が開始されます。4Kでの高解像度での配信もあるようです。

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