エンターテインメントソフトウェア協会(ESA)の新しいレポートによると、2022年にビデオゲームをプレイするアメリカ人のプレイヤー数は、新型コロナウィルスのパンデミックによるロックダウンの段階的廃止によって、外に出る機会が増えた事もあり、僅かに減少しているようです。
数日前に発表されたESAの新データによると、米国のゲーム人口は2億1600万人で、2021年は2億2700万人。2020年初頭の2億1400万人からは増加しているようです。
この統計は、週に1時間以上ビデオゲームをプレイする人を対象としているとの事。
2021年7月の最新の米国国勢調査の数字では、人口は3億3200万人とされています。
ESA会長のスタンリー・ピエール=ルイ氏は
「我々は、人々が外に出て、人生を楽しみつつも、人々はまだゲームを楽しんでいるので、実際には良いことだと見ています。」
と述べています。
ピエール・ルイ氏は、このわずかな落ち込みは、大手ゲーム会社の評価と一致すると述べ、これらの企業の多くは、新型コロナウィルスのパンデミック時の最悪の時期に比べれば、売上は減少しているものの、それ以前よりはまだ高い数字を維持しているとのこと。
そして、米国のゲームユーザーの内、48%が女性で前年の45%から上昇したようです。
ゲーマーの平均年齢は31歳から33歳に上昇しています。ESA会長のルイ氏は、45歳以上のゲーマーが18歳未満を再び上回ったと指摘しています。
また、オンラインや他の人と一緒にゲームをプレイする人(回答者の83%、2年前の65%から上昇)、子供と一緒にゲームをプレイする親(アメリカの親の77%、2年前の55%から上昇)などが最も多いカテゴリーとなっています。
そして、米国のゲーマーは、毎週平均13時間プレイしているようです。
驚いたのは、18歳未満のプレイヤー数より、45歳以上のプレイヤー数が多いという結果。それだけ、ビデオゲームが大人の娯楽として認められ、この年齢層がゲームを買い支えているとも言えます。それだけ市場が成熟していると感じる数字と言えそうです。🔚
via ESA
コメントを残す