『トレマーズ』『レモ・第一の挑戦』などの映画でカルト的な人気を博し、『ライトスタッフ』などでも有名な俳優のフレッド・ウォード氏がお亡くなりになったようです。享年79歳。R.I.P..
本名:フレディ・ジョー・ウォードさんは、1942年米サンディエゴ生まれ。空軍に3年間所属した後、演技に興味を持ち、ニューヨークのハーバート・バーグホフ・スタジオで学び、テレビ初出演は1973年のミニ・シリーズ「The Age Of The Medici」でニッコロ・デ・コンティを演じたのが初だそうで、その後『ER』『レバレッジ』『インベイジョン・アース』など、数多くのシリーズに出演。
映画では、1990年のクリーチャー映画『トレマーズ』でケビン・ベーコンと共演。しかし、興行的にはいまいち奮いませんでしたが、ビデオやケーブルテレビ放送で人気を博しいまやカルト的人気作でもあります。
『レモ:第一の挑戦』(こちらもカルト的人気作品)などで評価を確立、『ライトスタッフ』『シルクウッド』『ザ・プレイヤー』『ショート・カッツ』『ヘンリー&ジューン』など、多彩なキャラクター演技で知られていました。
フレッド・ウォードさんには、27年間連れ添った妻のマリー=フランス・ウォードと、息子のジャンゴ・ウォードがいます。
フレッド・ウォードと言えば、『トレマーズ』も代表的ですが、個人的にはやはり大好きな作品である「レモ:第一の挑戦」(原題:Remo Williams: The Adventure Begins)が筆頭に挙がります。
数年前にHDリマスターでブルーレイ化、VHS風フリーブケース付で発売されたので、今も大切に所有しています。
レモは、フレッド・ウォード演じる警官サムがある政府内の秘密機関から死を偽装され、勝手に顔を変えられ別人(レモ・ウィリアムズ)にされてしまいます。そして謎の武術「シナンジュ」の達人チュンに預けられ、強制的に修行させられてしまいます。
このあたりの経緯が非常に面白く、達人チュンの武術も素手で銃を持つ相手に戦えるのです。そして、見事修行を終えて政府内の渦巻く陰謀にチュンと共に立ち向かって解決していくというストーリー。
非常に面白い作品なので、未見の方は是非ご覧になってみてください。🔚
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