「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚が描かれる新ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:Game of Thrones: House of the Dragon)」の新映像満載の新たなティザートレイラーが公開されました。
「ゲーム・オブ・スローンズ:ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、ジョージ・R・Rマーティンの2018年の原作小説「Fire & Blood」をベースにしています。
「ゲーム・オブ・スローンズ」の時代から約200年前、エミリア・クラークが演じたデナーリス・ターガリエンの数世代前の王の時代に遡り、ターガリエン家の終わりの始まりで「ドラゴンのダンス(Dance of the Dragons)」と呼ばれる、ターガリエン家の内戦に至るまでの出来事、そしてその内戦そのものにも焦点を当てたストーリーとなっています。
新たに公開されたティザートレイラーでは、前回のチラ見せトレイラーとは違い、かなり作品のディテールが分かる内容で、ファンならトリハダものな場面が多く見られ、ドラゴンの姿も見れます。
今回は、謎だったターガリエン一族の多くの登場人物が詳細に描かれそうです。更に、セリフからは、ターガリエン家の統治下にあるウェスタロスが舞台でスターク家、バラシオン家がターガリエンに忠誠を誓う儀式?のようなシーンもあります。
そのほかにも、オリビア・クック演じるアリセント・ハイタワー妃、エマ・ダーシー演じる、レイニラ・ターガリエン王女(ヴィセーリス王の長女。ドラゴンライダーで、七王国初の在位女王となることを期待されている)など、興味深い登場人物が続々。。
トレイラーのラストでは、マット・スミス(Doctor Who, Last Night in Soho)演じるデイモン・ターガリエンが、炎を吐いて威嚇するドラゴンと対峙するところで終わっています。
本作では、前述の通りターガリエン家が衰退した要因と言われているターガリエン王朝の内乱を描くと言われているので、本作でも前作同様に非常な裏切り、骨肉の争いが描かれ、激しい作品となりそうです。
映像の雰囲気、豪華セット、存在感のある役者陣といい、今回もまたストーリーに没入してしまいそうな出来映えを期待してしまいます。
トレイラー公開と同時に、公式ツイッターで『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』に登場する主要キャラクター9人のポスターも公開されています。個人的に気になるキャラクターはやはり、デイモン・ターガリエン、レイニラ・ターガリエン、アリセント・ハイタワー、ヴィセーリス・ターガリエンでしょうかね、、
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、2020年7月にキャスティング、2021年4月に英国で主な撮影が開始されました。本作は、2022年8月21日に初放送される予定で、シーズン1は全10話構成で、前作を超える250億円を超える製作費がかけられており、期待が膨らみます。
ジョージ・R・R・マーティンとライアン・コンダル(「コロニー」「ヘラクレス」)が共同クリエーターを務めます。
ミゲル・サポチニクとライアン・コンダルがショーランナーを務め、マーティン・コンダル、サラ・ヘス、ジョスリン・ディアズ、ヴィンス・ゲラルディス、ロン・シュミットとともに、エグゼクティブプロデューサーも務めています。
ショーランナーを務めるミゲル・サポチニクは、「ゲーム・オブ・スローンズ」の6つのエピソードの監督を務め、ジョン・スノウとラムジー・ボルトンとの決戦を描いたシーズン6 第9話「バトル・オブ・ザ・バスターズ」でエミー賞とDGAの栄誉を獲得、2019年のシーズン8(ファイナル) 第3話では、ナイト・キング軍団とジョン・スノウら北部軍の壮絶な死闘を描いた「長い夜」の監督で、再びエミー賞にノミネート、製作総指揮としてもエミー賞のドラマシリーズ部門を受賞しています。
ちなみに、前述のシーズン8の第3話「長い夜」は、長編映画、TV映画史上、最長のノンストップ・バトルシーンということでギネス認定されています。
「ゲーム・オブ・スローンズ」で重要なエピソードを数多く監督、製作にも関わり、「ゲーム・オブ・スローンズ」を知り尽くしているミゲル・サポチニクが、今回の「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」でも製作の中心にいるのは安心出来るかもしれませんね。
そして、「ゲーム・オブ・スローンズ」でお馴染みの名テーマ曲を生み出した作曲家ラミン・ジャワディが引き続き、本作の音楽を担当しています。
日本ではまだ放送、配信は未定となっていますが、HBOと独占契約を締結しているU-NEXTが配信する可能性が高いと思います。
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via HBO.com
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