ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、「プレイステーション 3」のゲームをインターネット経由でストリーミングすることなく「プレイステーション 5」で楽しめるよう取り組んでいる可能性があるようです。
これは、Venturebeatのジャーナリストでリーク情報でも定評のある、Jeff Grubb氏のリーク情報で、ソニーは水面下でPS3ゲームをPS5上でのエミュレーション実現に取り組んでいる可能性があるとの事。
今週初め、ソニーは新しい定額制サービス「PS Plus」で、最新のゲーム機にクラシック・ゲームを導入することを発表し、PS2、PS3、PSP世代340本のゲームにアクセスできるなどの特典を得ることができるようになります。
これらのゲームの大半はエミュレーションによりPS5でダウンロードおよびプレイ可能ですが、PS3のゲームはクラウド・ストリーミング経由でのみプレイ可能であることが確認されています。
しかし、前述のVenturebeatのJeff Grubb氏によると、このサービスはいずれ、他のクラシックゲーム・システムと同様に、時間はかかるかもしれないがPS3のエミュレーションをサポートするようになるかもしれないとのことです。
YouTuberでNight Dive Studiosの開発者であるModernVintageGamerは、先週のソニーの発表を受けて、
「PS3のエミュレーションは、PS5のハードウェアで絶対に可能です。しかし、ソニーはそれを実現するために何百万ドルも投資することに興味を示していないようだ。」と述べています。
これは、後方互換専門チーム、互換対応のアンケートサイトまで用意しているマイクロソフトとは全く対照的です。
Jeff Grubb氏のリーク情報が本当であれば、レトロゲーマーにとっては朗報と言えるかもしれません。
しかし、現在プレイステーションのボスでSIEのCEOであるジム・ライアン氏は、過去にクラシックゲームについて「PS1やPS2のゲームはまるで化石のようで、一体誰がこれを遊ぶのか?」と、まるでレトロゲーマーを愚弄するかのような発言したこともあります。
そういった過去を持つジム・ライアンさんがプレイステーションのボスなので、大丈夫なのか?とは思いますが、、 Grubb氏の情報が本当であって欲しいなと願います。
以前から、PS3のゲームを、PS4、PS5でネイティブに動作させるのは技術的にも難しいという意見がありますが、現在はプレイステーション5が登場し、PS5よりはるかに低いPCハードウェアで動作するエミュレーターが多く出現している状況であり、そのような意見はもう説得力がないという意見も出ています。
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