【正直、微妙か、、】プレイステーションがPlayStation PlusとPlayStation NOWを統合、全く新しいPlayStation Plusを発表。その詳細など

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事前の噂通り、プレイステーションが公式ブログPlayStation Blogの英語版で、PlayStation PlusとPlayStation NOWを統合、全く新しいPlayStation Plusサービスを発表しました。

取り急ぎで英語版ブログのサービス紹介部分の一部を参考までに日本語訳でご紹介します。


本日は、サブスクリプションサービスにもたらされる変化について、公式ニュースをお伝えします。本年6月、PlayStationプラスとPlayStation Nowを統合し、全世界で3つのメンバーシップからお選びいただける、全く新しい定額制サービス「PlayStation®Plus」を開始いたします。

私たちは、多様なゲームを取り揃え、高品質でキュレーションされたコンテンツを提供することに重点を置いています。以下は、3つのメンバーシップの概要です。

PlayStation Plusエッセンシャル

特典

  • PlayStation®Plus会員が現在受けている特典と同じものを提供。
  • 毎月2本のダウンロードゲーム
  • 特別割引
  • 保存したゲームのクラウドストレージ
  • オンラインマルチプレイヤーへのアクセス
  • 既存のPlayStation®Plus会員の皆様には、このランクでの変更はございません。

PlayStation Plus Essentialの価格は、現在のPlayStation Plusの価格と同じです。
米国:月額9.99ドル/四半期24.99ドル/年額59.99ドル
ヨーロッパ:月額8.99ユーロ/四半期24.99ユーロ/年額59.99ユーロ
イギリス:月額6.99ポンド / 四半期19.99ポンド / 年間49.99ポンド
日本:月額850円/四半期2,150円/年額5,143円

PlayStation Plus Extra

特典

  • エッセンシャルレベルのすべての特典を提供します。
  • PlayStation®Studioやサードパーティーのヒット作を含む、PS4®およびPS5®のゲームを最大400タイトル追加します。エクストラレベルのゲームは、ダウンロードしてプレイすることができます。

価格
米国:月額14.99ドル/四半期39.99ドル/年間99.99ドル
欧州:月額13.99ユーロ/四半期39.99ユーロ/年額99.99ユーロ
イギリス:月額10.99ポンド / 四半期31.99ポンド / 年間83.99ポンド
日本:月額1,300円/四半期3,600円/年間8,600円

PlayStation Plus プレミアム

特典

  • エッセンシャルとエクストラのすべての特典を提供します。
  • 最大340本※のゲームを追加します。
  • クラウドストリーミングで利用可能なPS3®のゲーム
  • 初代「プレイステーション」、PS2、PSPの各世代で愛された名作ゲームのカタログをストリーミングとダウンロードの両方で提供
  • 現在PlayStation®Nowが提供されている市場において、エクストラおよびプレミアムで提供される初代「プレイステーション」、PS2、PSP、PS4用ゲームのクラウドストリーミングサービスを提供します。PS4™、PS5™、PCでご利用いただけます。
  • また、期間限定のゲームトライアルも提供し、購入前に一部のゲームを試遊していただくことができます。

価格
米国:月額17.99ドル/四半期49.99ドル/年額119.99ドル
欧州:月額16.99ユーロ/四半期49.99ユーロ/年額119.99ユーロ
イギリス:月額13.49ポンド/四半期39.99ポンド/年額99.99ポンド
日本:月額1,550円/四半期4,300円/年額10,250円

  • PlayStation Plus Deluxe (一部市場) クラウドストリーミングのない市場向けに、PlayStation Plus Deluxeをプレミアムより低価格で提供し、初代「プレイステーション」、PS2およびPSP世代から愛されるクラシックゲームのカタログをダウンロードしてプレイできるほか、時間制限付きのゲームトライアルが含まれます。また、EssentialおよびExtraの特典も含まれます。ローカル価格は市場によって異なります。

新しいエクストラおよびプレミアムサービスは、PlayStation®Plusの大きな進化を象徴しています。これらの層では、PlayStation®Plusが提供する数多くのゲームに、PlayStation®Plusとは一線を画す最高品質のコンテンツが含まれるようにすることを主眼に置いています。

発売時には、『デス・ストランディング』、『ゴッド・オブ・ウォー』、『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』、『Mortal Kombat 11』、『リターナル』などのタイトルを収録する予定です。PlayStation®Studioおよびサードパーティソフトウェアの開発者の皆様と密接に連携し、定期的に更新されるライブラリを通じて、最高のゲーム体験をお届けしてまいります。PlayStation®Plusで提供されるゲームの詳細については、後日発表いたします。

PlayStation®Plusの新サービスが開始されると、PlayStation®Nowは新しいPlayStation®Plusのサービスに移行し、単体のサービスとしては提供されなくなる予定です。PlayStation®Nowをご利用のお客様は、PlayStation®Plusプレミアムに移行する際に、現在の利用料金の値上げはありません。

大規模な立ち上げとなるため、新しいPlayStation®Plusの提供は、地域ごとに段階的に展開していきます。6月中に、まずアジアのいくつかの市場で初期サービスを開始し、その後、北米、欧州、そしてPlayStation®Plusが提供されるその他の地域でサービスを開始する予定です。2022年上半期末までには、PlayStation®Networkのほとんどの地域で、新しいゲーム配信サービス「PlayStation®Plus」の提供を開始することを目指します。また、クラウドストリーミングの特典を追加で提供する予定ですが、詳細については後日改めてお知らせいたします。


うーん、、正直なところこの内容はどうなんでしょうかね。。

プレイステーションのボスである、SIEのCEOジム・ライアン氏は、最新の海外メディアのインタビュー(Gameindustrybiz)で以下のようにコメントしています。

「ゲームというメディアは、音楽やリニアなエンターテインメントとは全く異なるので、SpotifyやNetflixのようなレベルにはならないだろうと思います。

ゲーム機に限定しているわけではありませんが、最近大成功を収めているライブサービスの中には、事実上、定額制サービスそのものなのです。そして、何時間も何時間も、毎月毎月、好きなゲームをプレイするゲーマーのニーズに合わせて作られています。

ライブサービス・ゲームという現象は、過去10年間のゲーム業界の大きな成長を促した大きな要因です。この傾向は今後も続くと思いますし、私たちのカテゴリーであるエンタテインメントにおいて、長期間にわたって継続的なエンゲージメントを支えるモデルを探すなら、ライブサービスゲームは間違いなく定額制サービスよりも適していると思います。

更に、ライアン氏は「我々の新作ゲームがPS Plusに直行すれば苦境に陥る可能性がある。」と採算性で厳しい見方をしています。

ライアン氏は、2020年の海外メディアのインタビューで、Xboxゲームパスのような「新作のファーストパーティタイトルを、発売初日にサブスクリプションに入れるのは、持続可能とは思えない。」と暗にXBOXゲームパスのビジネスモデルは、長期的には厳しいのではないかという見方をしているようです。

関連記事:SIE CEOジム・ライアン氏「PS5の発売日には、これまでで最も強力な独占タイトルラインナップ。発売初日に新作をサブスクリプションサービスに入れるというのは、持続可能とは思えない。」

実際、今回の新サービスでは、プレミアムサービスでも、Xboxゲームパスのようなファーストパーティースタジオの新作はゲームカタログには入らず、時間制限のトライアル・デモという形になるようです。

正直、ユーザー目線で見れば、この部分はゲームパスには劣る部分であるかもしれません。他にもクラシックタイトルの部分ではストリーミング形式で、Xboxゲームパスでは全てがデータをダウンロードしてプレイ出来ますし、価格面でもゲームパスより高く、個人的な印象としては、“ゲームパスに対抗した内容とは言い難い”のではないでしょうか、、

🔚

via PlayStationBlog English

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