PS5デュアルセンス・ワイヤレスコントローラーの新色モデルである、スターライト・ブルー、ノヴァ・ピンク、ギャラクティック・パープルの3色のデュアルセンスコントローラーですが、どうやら内部が改良されているようです。
YOUTUBEユーザーのTronicsFixが配信した新しいティアダウンビデオでは、新色のDualSenseワイヤレス・コントローラーが、ソニーから公式には発表されていない、いくつかの内部アップグレードを受けていることを明らかにしています。
コズミック・レッドとミッドナイト・ブラックには、まだこの新しい内部構造は採用されていないようです。
最も大きな改良点は、デュアルセンスのアダプティブ・トリガー?に採用された新しいスプリングのようです。
TronicsFixのビデオでの検証では、新しいスプリングは線径が標準の0.25mmから0.3mmに太くなり、より大きく、より長くなり、より頑丈に作られているようです。PS5発売時の同梱コントローラーや別売りのコントローラーでは、弱いスプリングが原因でアダプティブ・トリガー故障のポイントの一つでもあったようです。
コントローラのメイン基板は、中央のチップ構成が1つのチップになっているなど、異なっているようですが、TronicsFixはこれらの変更がPS5発売以来、DualSenseコントローラーの既知の問題でもある、「スティックドリフト」(スティックが入力状態のままになってしまう)の改善という結論には至らなかったようです。
他にも細かい部品の変更点はあるものの、「スティックドリフト」は、長時間の使用で発症する傾向があるようなので、実際にそれらが改善されるかどうかはまだ分からないようです。もしかすると、対策されたのかもしれません。
昨年、DualSenseや他のコントローラーでジョイスティックのドリフトが発生する原因が機器を分解して調査するテック系アナリストのiFixltの動画検証で、PS5のアナログスティックの動作寿命が約417時間程度であることが判明しています。
iFixitの動画によると、DualSenseは、PS4、Xbox One、Nintendo Switchなど、他の多くのプラットフォームのコントローラーと同じ既製品のジョイスティックハードウェアを使用しているとのこと。
プレイステーション 5 だけでなく、他のプラットフォームでも、一部のユーザーで「スティックドリフト」の問題が発生し、Switchのジョイコン、Xboxのコントローラー、そして今回のDualSenseでも、米国で集団訴訟を起こされています。
ちなみに、デュアルセンスの新色のコントローラーは、全く同じ容量の電池パックを使用しているとの事で、バッテリー持続性の向上は期待出来ないかもしれません。
ネットを見ると、数々の報告がある「スティックドリフト」の問題ですが、私の使っているPS5、Xbox Series X、Swicthのジョイコンのコントローラーではまだ起きた事がないので、なんとも言えません。
しかし、アダプテイブ・トリガーのスプリング部品が明らかに強化されているのは間違いなさそうなので、その点では朗報と言えます。🔚
via Youtube User TronicsFix , iFixit
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