最近、急速に注目ワードとなっている「メタバース」ですが、その世界へ導く為の重要なのが、AR(拡張現実)とVR(仮想現実)端末です。
日本経済新聞が特許調査会社パテント・リザルト(東京都文京区本郷)と共同で調査したところ、AR、MR関連特許スコアポイントランキングで、トップに君臨したのが、なんと米マイクロソフト(6,222ポイント)。
2位には米マジックリープ(5,150ポイント)、3位にソニー(2,627)、4位以降はアップル、クアルコム、メタ: Facebook、グーグルが1000ポイント台で追う形になっています。
このランキングは、日本経済新聞が特許調査会社パテント・リザルト(東京文京区本郷)と、米国で公開されたAR、VR端末の関連特許を共同で調べた結果だそうで、各社が持つ特許を競合他社が類似特許として引用した回数などをスコア化、スコアが高いほど競争力のある特許との事です。
マイクロソフトが首位に立った主な要因は、マイクロソフトが2016年からMRヘッドセット「ホロレンズ」に関連する特許。
実空間と仮想現実コンテンツを融合させたり、的確にマッチさせたり、遅延を極力抑える技術などが高い評価につながったとの事。
2019年発売の「ホロレンズ2」は操作性、視野角の拡大で性能向上していますが、トヨタ自動車が「ホロレンズ2」を実車に車部品の情報を重ねて表示する使い方で整備作業を効率化するのに使っているそうです。マイクロソフトは、医療分野などにも応用を進めているそうで、MR端末をPCレベルで普及、成長させたいそうです。
しかし、マイクロソフトが群を抜いて高いポイントでリードしていたとは驚きですね。。予想外でした。マイクロソフトが「メタバース」を見据えてのアクティビジョン・ブリザード買収というナデラCEOの発言も、この実態を知った上で聞くと、より真実味と説得力を感じます。
記事では2位のマジックリープや3位のソニー、アップルなど各社についても詳しく解説されており、非常に興味深い記事となっています。
via 日本経済新聞
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