マイクロソフトが次に購入する大きなゲームは、より広く、よりカジュアルなユーザー向けのものになるかも。。XBOXボスのフィル・スペンサー氏は「カジュアル」なコンテンツにもっと投資したいと考えているようです。
Paley International Council Summitで「ブルームバーグ」のインタビューでフィル・スペンサー氏は、
「Xboxで多くのカジュアルゲームやソーシャルゲームを望んでいます。よりソーシャルでカジュアルなコンテンツに投資していきたいと考えています。」
と述べています。マイクロソフトは2018年以降、数多くのスタジオを買収、または設立し、Xboxのファースト・パーティスタジオ「Xbox Game Studios」と「Bethesda Softworks」合わせてなんと23ものスタジオ連合に成長させました。
これら23のチームは現在、Bethesda Game Studiosの大作『Starfield』や、Arkane Austinの『Redfall』、TURN10の「Forza Motorsport」など、今後発売されるXboxの独占タイトルの開発に取り組んでいます。
スペンサー氏は「Xboxの一員になることを選択してくれたクリエイター達をとても誇りに思います。」と述べています。
スペンサー氏は、「ゲーム業界における強固な買収環境は、適切なコンテンツを求める我々のような会社にとって重要であるだけでなく、革新的な才能あるクリエイターをサポートするためにも重要です。」
「これまでに買収した企業や提携した企業を見てみると、長期的な関係を築いてきた企業がXboxの中に入ってきており、プラットフォームやサービスに関する当社のロードマップを理解していただいています。このチームの一員として、彼らが最も素晴らしいクリエイティブな仕事ができる環境にしたいのです。」と述べています。
そして、マイクロソフトは半導体不足の影響などもあってXbox Series X|Sコンソールの需要を満たせない状態が続いています。スペンサー氏は、「今後この問題を回避するために、ハードウェアの製造場所を分散させる方法を模索している。お客様に製品をお届けし続けなければなりません。それが私の責任です。長い目で見れば、サプライチェーンを言い訳にすることはできません。」と述べています。
ここ数年をみていると、コアゲーマーに響くスタジオ買収が続いていたので、次は「カジュアル」コンテンツを強化してより幅広い客層をゲームパスメンバーに獲得したい狙いがあるようですね。。先週、マイクロソフトがクリスタル・ダイナミクス、IOインタラクティブ、アバランシェスタジオを買収するという噂が出ていましたが、今回のフィルさんの言葉からすると、それはなさそうな気もしますが、さてどうなるか。。
via ブルームバーグ
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