最近の多くのUFO報道を受けて、多くのアメリカ人がUFOを真剣に受け止め始めているようです。
UFOの目撃情報を説明する2つの説(地球外説、見間違い&軍の極秘航空機説)のうち、どちらかを尋ねたところ、41%の成人は現在UFO (軍や政府関係者は“UAP=未確認空中現象“と呼称) の一部に他の惑星からの地球外知的生命体の高度な宇宙船が関与していると考えており、2019年の33%から8ポイントも上昇しているようです。
2019年の60%から大きく減少した半数のアメリカの人々は、すべてのUFOの目撃情報が人間の活動(軍などの極秘航空機)や自然現象で説明できるとし、懐疑的な姿勢を崩していません。そして残りの9%は、あえて推測したくないと回答しています。
ここ数年の大きな変化は、UFOが主流のニュースなどが新聞やTV、ネット・メディアで大きく取り上げられた事も影響していそうです。2019年に海軍のパイロットが戦闘機に搭載されている赤外線監視システムで撮影した謎の飛行物体のリーク映像やレーダー技師、パイロットの証言を取り上げた記事が相次いでいます。
国防総省は、これらのいかなるUFO(UAP)にも宇宙人の訪問者が関与しているとは示唆していませんが、海軍は流出した映像が本物であることを認め、2020年にはUFO(UAP)を研究する専門組織「UAPタスクフォース」を設置しています。
今回のGALLUP社の調査結果は、7月6日から21日にかけて実施された電話調査に基づくもの。この結果は、米国家情報長官室がUAPに関する予備報告を発表してから1ヶ月も経たないうちに出たもので、調査されたさまざまなタイプの事件は、いくつかのカテゴリーのいずれかに分類される可能性が高いとしています。
空中クラッタ、自然大気現象、[米国政府]または米国産業界の開発プログラム、外国の敵対的システムなどです。 2019年の調査は、海軍のUFO映像が初めて流出してから数ヶ月後の8月1日から14日にかけて行われました。
一部のUFOが宇宙人の宇宙船と信じる大卒者の割合は、2019年の27%から現在37%へと、10ポイントも上昇しています。特に、大学教育を受けた層がこのような考え方を持つようになったのは、大学教育を受けていない大人に比べて、ニュースへの関心が高いことを反映していると考えられます。
ある程度の大学教育を受けた大人は、40%から49%へと、同様に9ポイントの増加を示しています。大学を卒業していない人では、4ポイント上昇しただけで39%でした。
これらの“UFO=地球外宇宙船“説に関する調査結果は、2019年にはこの説を信じる可能性が最も低い教育グループであったのが、今日では大学教育を受けていない成人グループと同等になったということです。ある程度の大学経験を持つ(しかし学位はない)グループは、依然として説得される可能性が最も高いかもしれません。
今回の調査では、UFOの中には宇宙人が地球を訪れたものがあるだろう。と考える人は、男性が女性を上回っています。現在、男性の44%がこのような考えの立場をとっており、2019年の34%から大きく増加しています。
一方、女性は現在38%がこの見解を持っており、33%から+5%程度に止まっています。
中年層は、「宇宙人の来訪」を信じる割合が最も高く、13ポイント上昇して45%となりました。
近年、UFOに関するニュースが主流となり、政府も目撃情報をより真剣に受け止めているため、UFOがエイリアンの宇宙船であるという考えは、2年前に比べてアメリカ人にとってそれほど突飛な考えとは言えなくなってきているようです。
一方、政府は、脅威が他の惑星ではなく、外国、敵国から来ているかどうかの安全保障の観点で判断することに重点を置いているようで、アメリカ人の半数は、そのような目撃情報のすべてに地球上の物で説明がつくと考え続けています。
今までは、UFO(UAP)というと見間違い、酷いものでは幻覚だ、などと嘲笑の対象にすら見られていましたが、今や国防総省、海軍が紛れもなく“実際に空中に存在する物体“とまで認め、海軍に至っては海軍内で目撃した場合は、報告する専門部署まで設けている事もあり、知識層までがUFO=地球外宇宙船説と考えている人が増えつつある事は、良い兆候かもしれません。
私個人の考えとしては、この地球上の地底か海のどこかに潜んでいる、もしくは地球外からも訪れているのかもしれません。どこから来ようと、我々地球人類とは違う高度な知的生命体は存在していると思っています。少なくとも私が生きている間に明らかになってくれれば、、と切に願います。。🔚
via GALLUP
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