343はHalo Infiniteのボットをどのようにして、人間のようにプレイさせたのか。

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Eurogamerが、「Halo Infinite」を開発する343 Industriesがボットをいかにして人間のプレイヤーに近い動きでプレイさせるようにしたのかについてインタビュー記事が掲載されています。

Haloシリーズ初の試みとして、「Halo Infinite」にはボットが初登場します。343スタジオは、先日行われたHalo Infiniteのテクニカルプレビューにおいて、ボットの挙動やオンライン・パフォーマンスに関するフィードバックを収集したようです。

テクニカルプレビューでは、アリーナマップで4人のプレイヤーと4体のボットが対戦する「ボットアリーナ」というプレイリストが公開されました。

テクニカルプレビューの期間中に343がボットの難易度を上げると、ボットは非常に的確、攻撃的だったようです。シールドを落とした後に、タイミングよく近接攻撃を仕掛け、手榴弾もかわし、そして手榴弾を上手く使いこなし、しかも頻繁に投げ、パワーウェポンも躊躇なく使って来たようです。他にもプレイヤーの裏をかいて来たこともあったようです。

Eurogamerの印象として、「FPSで見たボットの中では、おそらく最もリアルなボットでかなり印象的だった。」との事。

プレイヤーのトレーニング相手となる目的がボットなので、343はボットが実際のプレイヤーの行動を可能な限り真似することを試みたそうで、その結果、開発者はゲームのAIシステムのために、新たな行動と調整パラメータを作成することになったとの事。

しかし、プレイヤーの行動を真似するとは言っても、プレイヤーによって動きは様々で、その行動はあまりにも多様です。

343スタジオは社内のプレイテストで、チーム内の様々なスキルレベルのプレイヤーが、彼らがどのように動き、何に集中し、異なる武器をどれだけ正確に扱えるかをチェックしたそうです。

343シニアリードゲームプレイエンジニアのBrie Chin-Deyerle氏とマルチプレイヤーデザイナーのSara Stern氏は、

「例えば、高度なスキルを持つプレイヤーと、ゲームを始めたばかりのプレイヤーでは、ストレイフの仕方が大きく異なります。我々が目指したのは、様々な難易度のボットが、異なるレベルのHaloプレイヤーの動きや戦闘行動することです。プレイヤーがマッチで成功するための適切なスキルを身につける手助けをしている。と感じられるような、人間味のあるボットにしたかったのです。」

と述べています。

343はボットが手榴弾を投げることは重要だと考えているとの事。なぜなら、それはプレイヤーが皆そうするからです。

Chin-Deyerle氏とStern氏は、

「ボット(グレネードを投げる方法を含む)は、人間のプレイヤーが行うことを真似るように設計されています。手榴弾は、Haloの戦闘で勝つための重要な要素で、それを学ぶための最良の方法の一つは、手榴弾の使い方を知っている人間(またはボット)と対戦することです」。

「プレイヤーを飛び越して背後から忍者のようにボットに襲われショックを受けている配信者を見て、我々も笑いました。これは、“コンバットダンス“の一環として、ボットができることの一つです。

343は今年末のHalo Infiniteのリリースに間に合うように、テクニカルプレビューで収集したデータを確認し、変更を加えているとの事。

しかし、テクニカルプレビューの前に343の開発チームが、全く気づかなかったことがあったようです。それは、ボットの最高難易度である“Spartan“の難易度では、4v4においてプレイヤーがボットをキルしやすいと感じる独特の「癖」があったようです。

結果的に、スパルタンボットはODSTボットよりも簡単だったと、Chin-Deyerle氏とStern氏は確認し、更にスキルデータをもとに、解決すべきバグやチューニングの問題がいくつか見つかったとの事。

「ボットは、プレイヤーがHaloをより上手にプレイ出来るようになるために存在するのであって、ミスをしたからといってあなたを罰することは、私たちが望んでいることとは正反対です。

ミスをするということは、まだ習得していないスキルを向上させるために、自分の居心地の良い場所から出ていくということであり、それが上達する唯一の方法なのです。」

結局のところ、快適にサクサクとキルばかり出来るようでは、トレーニングにはなっていないとも言えるという事です。

なにはともあれ、今回の「Halo Infinite」のボットといい、「バトルフィールド2042」でもマルチプレイの欠員にはAIプレイヤーが補充される事が判明しており、今後ますますプレイヤーAIが進化し、人間らしいプレイをするようになれば、時間帯によってプレイヤーが少ない、いないなどの定員の問題や、過疎化の問題も解決し、いつでも満員のマルチプレイヤーマッチを存分に楽しめるわけで、これは素晴らしい事だと思います。

そしてAIプレイヤーの進化は、シングルキャンペーンなどでもパターン化されなくなるので、何回プレイしても敵キャラが違った行動をしてくるということも可能になるので、シングルもプレイに新鮮さが保たれ、大きなプラスになるのではないでしょうか?ゲーム自体の延命にも繋がるわけです。

AIプレイヤーは、今までのようにプレイヤーのトレーニング相手というだけでなく、今後はシングル、マルチプレイの両方で重要な存在になってくるかもしれません。🔚

via Eurogamer

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