VenturebeatのJeff Grubb氏によると、ベセスダのトッド・ハワード氏入魂のSF RPG「スターフィールド」が、XboxとPCの独占販売となるため、PlayStation 5向けには発売されないとのことです。
これは、GamesBeatのジャーナリストであるJeff Grubb氏が、「StarfieldはXboxとPCの独占タイトルです。これは私が確認したものです。」と明言しました。
ゲーム業界では著名な記者でもあるJeff氏は、ライブストリームのビデオの中でも、このタイトルが「来月6月に開催されるE3に登場し、2022年に発売される可能性が高いと信じている。」と述べています。
Jeff Grubb氏がここまでハッキリと言い切る背景には、確実なインサイダーからの情報があったのかもしれません。
「スターフィールド」は、2018年6月にティザートレーラーで発表され、「The Elder Scrolls V: Skyrim」のクリエイターであるトッド・ハワード氏は2019年IGNのインタビューで「自分たちが今までのエルダースクロールズ、フォールアウト、エルダースクロールズ、フォールアウトの開発サイクルを「スターフィールド」が壊したんです。スターフィールドが常に私の頭の中にあるんです。私たちはクリエイターなので、この「スターフィールド」を作らなければならない。ですので、エルダースクロールズ6はしばらくお待たせする事になります。」と語り、従来の開発サイクルを変えてでも「スターフィールド」を作りたい、と本作に対する熱き想いを語っていました。
その後、「スターフィールド」の情報は一切出ておらず、2019年のE3ショーでは、ディレクターでもあるトッド・ハワード氏が「スターフィールド」の次のお披露目に関して、ファンに「しばらく辛抱強くお待ちください。」と述べています。
プレイステーションのCEOであるジム・ライアンも、「プレイステーションのファンが、将来のベセスダのゲームをプレイできるのかどうか、誰よりも知りたがっています。」と述べていました。
「スターフィールド」は、マイクロソフトがゼニマックス・メディア・グループを買収する直前に、ソニーが「スターフィールド」の時限独占をオファーし交渉を行っていた。とゲームインフォーマーの記者が昨年9月に報じています。
当ブログ参考記事:【GameInformerジャーナリスト】「ソニーはXboxのゼニマックス・メディア買収前に、スターフィールドとの契約交渉をしていた。」らしい。
ソニーの独占交渉中にマイクロソフトが買収を発表したので、おそらく「スターフィールド」のプレイステーションによる時限独占交渉は無くなった事は、ほぼ間違いないと思われるので、もし今回の情報である「スターフィールド」がXBOXとPCの独占タイトルになるという事は、事実上のマイクロソフトの独占という事でもあり、独占交渉をしていたソニーに対するしっぺ返しの様にも見えてしまいます。
ただし、時限独占になるのか、恒久的な独占なのかは不明です。しかし、ゼニマックスメディアグループが既にマイクロソフトの傘下に収まっていることを考えると、恒久的な独占の可能性が高いかもしれません。とは言え、現在のマイクロソフトは多方面展開もしているので、時限独占になる可能性もゼロとは言えないかもしれません。
マイクロソフトやベセスダから公式発表がされたわけではないので、確定情報とはいえませんが「火のない所に煙は立たず」あと1ヶ月後に迫ったE3で明らかになるでしょう。
もしかすると、E3前にも何か情報が出てくるかもしれません。いずれにせよ、E3が近づくにつれて様々な情報が出てくるでしょう。
しかし、次世代機が発売されて半年経過、もうE3の時期なんだなと。。つくづく時間の経過の早さを感じます。。🔚
via VGC, JeffGrubb Twitter
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